タイトル未定♦︎
「美奈子、今日の格好いいじゃん!そういう自然な感じ、オレは単純に好きだな」
「ふふ、希くんありがとう」
名家の若様と言われるリョータ先輩、陸上部のエースことノゾム先輩、その中心にいる彼女、美奈子先輩とよく連んで遊ぶようになった。薄々感じていた悪い予感と言うのはよく当たるものだ。いつも彼女はノゾム先輩が好きそうなファッションでやってくる。
「よっし!やったぜ」
「すごい!希くんストライク!」
今日は4人でボーリング場に遊びに来ていた。ノゾム先輩が華麗にストライクを決めると先輩とハイタッチをする。
「美奈子、サンキュ!」
「お・ま・え!距離が近いんだよ!」
「え?オレのこと?」
「そーーーだ、颯沙お前のことだよ!」
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