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    ボルシチ

    @placeborium

    ハズビンホテルと擬カビ
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    ボルシチ

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    Do not Repost・東龍

    DONE通勤中にちまちま打ってたの、やっと出来たわよ。
    若っっ干のネタバレ注意?

    ※発端は番外の方
    →https://tapnovel.com/stories/24978

    ※画像版
    →https://galleria.emotionflow.com/45784/700193.html
    ギンが嘘ついたせいで部屋の隅の埃に話しかけ続ける哀れな妖精 ──まずい事になったかもしれない。

    ”少し動いただけでキシキシ鳴る安宿の安い椅子”が鳴かないように意識しつつ、そんな椅子に座りながらギンは部屋の隅の異常光景を見やる。

    「ふわふわくん! キミはなにをかんがえているんだい?!」

     肩に乗せられる小鳥くらいの大きさの妖精が、部屋の隅に座りこんで埃の塊に話しかけている。勿論、埃は何も反応しない。パッと見、気が狂った哀れな妖精にしか見えない。

     しかし、そんな哀れな様子を生み出したのは自分なので笑えない。最初はそんな様子を笑って眺めていたが、相手は謎理屈で村1つぶんの文房具を全て盗み出すようなバカだった。そんなバカを舐めていた。もう、笑えない。

     数日前、妖精・ヴァガに「へやの すみの ”ふわふわ”は何?!」と訊かれ「エサあげてみろよ! なつくかもしれないぜ?!」と無責任に言ったが最後、純真無垢なバカは部屋の隅の埃にクッキーの欠片をあげたり、話しかけたりしている。
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