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    boyakikaede

    オリジナルや二次創作のラクガキ、ボツ絵を主に投げます。

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    boyakikaede

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    ジークアクスの軍警、アラガとラゴウチサイドから見たジークアクスとの戦いと、クラバに出ていたキャラクター達ともどこかで繋がっているんじゃ無いか?という妄想録です。雑文すみません。

    #ジークアクス
    #アラガ
    #ラゴウチ
    #小説
    novel
    #妄想
    delusion

    アラガとラゴウチ〜MAVが見たジークアクス〜ジークアクスと戦うアラガとラゴウチ。背中をヒートホークでやられ「あぁ〜〜っ!!」機関停止。ラゴウチの叫び声に一瞬死が過ぎる。

    「ラゴウチっっ!!!」気を失ったラゴウチの眼前に揺れる航宙守り。「よくも…俺のマヴを!!」生かしちゃおけねぇっ!ザクマシンガンは狙いを定める。
    「宇宙に散れぇっ!!!!」
    しかしオメガサイコミュが解放された圧倒的な力を前に成す術はなかった。
    ヒートホークの渾身の一撃を浴び、殴り落とされたコロニーの反射板の欠片を浴びながら宇宙に散っていったのはアラガのほうだった。

    粉々になった欠片は太陽の光を反射し、
    煌めきながら砕け散る様はさながら溢れる星屑の中にいるように感じた。
    「死んだな」
    そう思ったがコアは静かなままだ。
    「生き…ちまった?手加減されたのか?」
    ただの鉄塊に成り下がった機体は真っ逆さまに自由落下をしていくだけだった。

    「俺は…殺すつもりだったがな…あの…野郎…
    ラゴウチ…生きてるのか…?
    ヤバいのに…当たっちまったな…俺たちゃ、運が悪かった」
    意識が遠のいていくアラガ。

    〜後日〜
    航宙守りを手に、神社へ向かうアラガとラゴウチ。
    行きの電車の中のニュース、"非合法クランバトルにて死者2名…"
    聞き覚えのあるような、無いような名前だった。
    ニュースに映るカラフルなカラーリングのモビルスーツには見覚えが大ありだったが。
    「あの機体か…?クソが……」

    神社に御守りを返す2人。
    「ま、俺たちゃ、運が良かったな。感謝しとこうぜ」
    「今度あの機体に遭ったら叩きのめしてやりましょ!隊長!」
    「ああ…さーて飯でも食いに行くか。美味いフォーの店見つけたんだ」

    ───

    運び屋マーコとニャアン、仕事前。
    「ニャアン、今日は話がある。…ブツの件じゃねえ。飯奢るから、あとで来い」

    「はぁ…(なんだろうな…?)」

    (終)
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    zeppei27

    DONEなんとなく続いている主福のお話で、単品でも読めます。七夕を楽しむ二人と、夏の風物詩たちを詰め込んだお話です。神頼みができない人にも人事を超えた願いがあるのは良いですね。
    >前作:昔の話
    https://poipiku.com/271957/11735878.html
    まとめ
    https://formicam.ciao.jp/novel/ror.html
    星渡 折からの長雨は梅雨を経て、尚も止まぬようであった。蒸し暑さが冷えて一安心、と思ったが、いよいよ寒いと慌てて質屋に冬布団を取り戻そうと人が押しかけたほどである。さては今年は凶作になりはすまいか、と一部が心配したのも無理からぬことだろう。てるてる坊主をいくつも吊るして、さながら大獄後のようだと背筋が凍るような狂歌が高札に掲げられたのは人心の荒廃を憂えずにはいられない。
     しかし夏至を越え、流石に日が伸びた後はいくらか空も笑顔を見せるようになった。夜が必ず明けるように、悩み苦しみというのはいつしか晴れるものだ。人の心はうつろいやすく、お役御免となったてるてる坊主を片付け、軒先に笹飾りを並べるなどする。揺らめく色とりどりの短冊に目を引かれ、福沢諭吉はついこの前までは同じ場所に菖蒲を飾っていたことを思い出した。つくづく時間が経つ早さは増水時の川の流れとは比べるまでもなく早い。寧ろ、歳を重ねるごとに勢いを増しているかのように感じられる。
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