Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    Gilgame11

    えろいのとかくだらない落書きとかあげます。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 12

    Gilgame11

    ☆quiet follow

    ⚠️キャラ崩壊⚠️
    こんにちは。寝れないので軽く書きました。
    悪オルとは付けましたが緩いです。悪オルというよりどっちかっていうとオルフェウス親子になってしまった…生まれたて悪夢と勝手に親役になってしまうオルフェウス、みたいなお話です。ので悪夢キャラ崩壊です。
    最近私たちの間で雛鳥悪夢が流行ってるんですよね…その影響です。
    終わり方雑です。

    #悪オル
    violentlyOiledOil
    #悪夢
    nightmare
    #小説家
    novelist

    とてもハンターとは思えない※キャプション読んでね



    クルル……キュウ…クルルル…

    切なそうに、少し離れたところからこちらを見て可愛らしい鳥のような鳴き声をあげ続けているのは、ハンター「悪夢」。私の片割れでもある存在。
    そして今は試合中である。
    私はそのハンターの目の前で解読を続けている。
    悪夢はそんな私を見ても殴ることなく、変わらず鳴き続ける。まるで親を呼ぶかのように。

    なぜこんな状況になったのか。
    単刀直入に言うと、この悪夢は生まれたてなのである。まだステージどころか、自分の使える能力すら把握しきれていない。さらにステージはみんなが嫌いであろう「ホワイトサンド精神病院」だ。
    あまりにも長すぎる先の見えない廊下に、独りでに激しく叩かれるドア、勝手に鳴り続けるピアノ…
    雛鳥も同然の悪夢にとって、最初に追いかけ…ようとした空軍の銃なんかよりも、それらの方がずっとずっと怖かったらしい。
    故にこうして怯えきり、何とか探し出した私の近くで突っ立っていることしかできていないというわけだ。

    だが彼は、こんなんでも一応はハンター。
    『ステージが怖くて誰も狩れませんでした』ではいけないのだ。そのためにも悪夢には早く成長してもらわなければ。

    そこまで考えたところで解読していた暗号機が上がった。
    その音にも驚き、跳ね上がってパニックになる悪夢。
    「落ち着け悪夢。ほら、おいで」
    ぴ、ぴ、くる、ぴぃ。
    泣きながら私を抱え込む悪夢。
    ぽんぽんと背中(届いてないかもしれん)を優しく叩いて落ち着かせる。
    「よしよし、怖かったな。他のサバイバーは見つけられたのか?」
    こくこくと必死に頷く。
    「よし。ならもう今日はいいだろう。こんなステージでは勉強にもならんしな…次の暗号機に行こう。1番近いのは…」

    「…っ…」

    「……悪夢、少し離してくれ」

    私たちはどんな仕組みだか知らんが、1番近い暗号機が見える。ので、見回そうと思ったのだが、悪夢が私の体を離さなくなってしまった。
    「分かってる、置いていかないから一旦離してくれ…」
    そう言うと悪夢は「………キュウゥ…」なんて声を出しながらゆっくり私から離れた。
    「ありがとう。えっと…向こうか。行くぞ悪夢」
    私が歩き始めると、悪夢は私の服の裾を掴みながらそろそろと着いてくる。

    最寄りの暗号機は比較的怖いものは何も無いであろう開けた場所だった。まぁ実際、私もここを把握しきれているわけではないのだが…
    「あ、悪夢。そこに座って待ってていいぞ」
    そう言いベンチを指さしながら暗号機に手をつけたが、悪夢はベンチに座ることなく、私にピッタリとくっついていた。

    結局、その暗号機が上がり、ラストも上がり通電して仲間が脱出するまで悪夢は引っ付いて離れなかった。
    『チェイスの練習をしてみてもいいんだぞ』と言ってみたりもしたが、見失ったら怖いと頑なに首を横に振り続けた。
    こいつがハンターとして立派に活躍できる日は来るのだろうか…とかなり心配になった話だ。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💖💖💞
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    Gilgame11

    DOODLE⚠️キャラ崩壊⚠️
    こんにちは。寝れないので軽く書きました。
    悪オルとは付けましたが緩いです。悪オルというよりどっちかっていうとオルフェウス親子になってしまった…生まれたて悪夢と勝手に親役になってしまうオルフェウス、みたいなお話です。ので悪夢キャラ崩壊です。
    最近私たちの間で雛鳥悪夢が流行ってるんですよね…その影響です。
    終わり方雑です。
    とてもハンターとは思えない※キャプション読んでね



    クルル……キュウ…クルルル…

    切なそうに、少し離れたところからこちらを見て可愛らしい鳥のような鳴き声をあげ続けているのは、ハンター「悪夢」。私の片割れでもある存在。
    そして今は試合中である。
    私はそのハンターの目の前で解読を続けている。
    悪夢はそんな私を見ても殴ることなく、変わらず鳴き続ける。まるで親を呼ぶかのように。

    なぜこんな状況になったのか。
    単刀直入に言うと、この悪夢は生まれたてなのである。まだステージどころか、自分の使える能力すら把握しきれていない。さらにステージはみんなが嫌いであろう「ホワイトサンド精神病院」だ。
    あまりにも長すぎる先の見えない廊下に、独りでに激しく叩かれるドア、勝手に鳴り続けるピアノ…
    1235

    related works

    recommended works