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    MenthoKATOU

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    POIPOI 23

    MenthoKATOU

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    AIのべりすと先生にポンプマンさんとソーラーマンさんが雨宿りする話を書いてもらいました。
    「さて、どうしましょうね。雨が止む気配も見えませんし」以降が先生の手による文章です……が、さっきのシプコマと違って延々と続いていくので途中も途中で終わりにしました。
    泊めてくれないかって云い出して以降のポンプさんが何考えてるのかわからなくてずっと怖いんですけど! 絶対何かを企んでいる……こわい……

    「困りましたね。午後は100%晴れの予報だったのですけど」
    雨雲の立ち込める空を見上げながらソーラーマンは呟いた。休暇中に街歩きを楽しんでいたソーラーマンとポンプマンは、急な雨に足止めを食らい、今は適当な店の軒先で雨をしのいでいる。
    「オレは雨天でも問題なく活動できるから、雨の中を歩こうともいっこうに平気なのだが。お前はそうはいかないからな」
    ポンプマンはそう云ってソーラーマンを見下ろした。ソーラーマンの頭上の疑似太陽生成装置は水気に極端に弱く、雨に濡れようものならたちまち故障してしまうのだ。
    ご迷惑おかけします、と詫びるソーラーマンに、ポンプマンは気にするな、と簡潔に返した。
    「さて、どうしましょうね。雨が止む気配も見えませんし」「この様子では傘を借りようにも期待薄だな。まあ、少し待ってみればいいだろう」
    二人は空模様を観察しつつ雑談を始めた。話題は主に先程立ち寄った雑貨屋での出来事である。
    「ところで、あの店にあった『オタマジャクシ』という商品は何でしょう?」
    「さあな。少なくとも俺は見たことがない。……ただ、店主の説明を聞く限りだと、蛙や魚の形をした玩具らしいぞ」
    「へえ! それは興味深いですね!」
    目を輝かせて身を乗り出すソーラーマン。そんな彼の反応を見て、ポンプマンが苦笑を浮かべる。
    「買うのか? お前のことだから、そういう物には興味がないと思っていたのだが」
    「いえ、私は遠慮しておきますよ。今月は既に予算を使い切ってしまいまして……」
    残念です、と肩を落とすソーラーマン。その姿を見て、ポンプマンはふと思い出したように口を開いた。
    「そういえば、今日は給料日だったか」
    「はい。しかし、財布の中にはあと千円ちょっとしか残っていません」
    ソーラーマンがしょんぼりと項垂れる。彼は現在、給金の大半を食費として浪費している状態であり、懐事情は極めて厳しい状況にあるのだ。
    「……よし。俺が代わりに買ってきてやる」
    ポンプマンはしばらく思案した後、そう口にした。
    「本当ですか!?︎ ありがとうございます、ポンプマン!!」
    途端に顔を明るくさせるソーラーマン。そんな彼に向かってポンプマンは落ち着け、と片手を突き出し制止すると、そのまま言葉を続けた。
    「ただし、一つ条件がある」
    「何でしょうか?」
    「金を貸せとは言わん。その代わり――」
    ポンプマンはそこで一旦言葉を区切り、一呼吸置いてから再び口を開く。
    「明日からしばらくの間、お前の家に泊めてくれないか」

    ***
    翌日の朝、私服姿のポンプマンが家を訪ねてきた。
    「おはようございます。昨夜はよく眠れましたか?」
    玄関に現れたポンプマンを出迎えた私は、彼に笑顔で挨拶をする。
    「ああ。おかげでよく寝られたよ」
    それを聞いて安心しました、と返す私の横を通り過ぎ、ポンプマンは居間へと歩いていく。そしてソファの上に腰掛けると、早速だが、と話を切り出してきた。
    「今日の予定を教えてくれないか」
    「今日はいつも通りパトロールを行うつもりですが」
    「その後は?」
    「特に用事はありませんね」
    「ふむ……」
    それだけ聞くと、ポンプマンはおもむろに立ち上がって部屋の中を歩き回り始めた。一体何をするつもりなのか、と首を傾げる私の前で、彼は窓の前に立つと、カーテンを引き開ける。
    瞬間、室内に差し込んできた陽光を浴びて、思わず目が眩んだ。手で庇を作りながら顔を上げると、そこには澄み渡った青空が広がっている。
    「いい天気だな」
    ポンプマンがぽつりと呟く。確かに、絶好の外出日よりと言えた。
    「せっかくの休みなのに、外に出ないのは勿体無い。どこか出かけようじゃないか」
    「どこか、と言われても困りますね。この街の地理には疎いものですから。どこに行くのが良いのかさっぱりわかりません」
    「ならば案内しよう」
    「良いのですか?」
    「構わない。むしろ、それが目的なのだからな」
    ポンプマンはそう云ってニヤリと笑う。
    「さあ、支度をしてこい。出発はそれからだ」
    「承知致しました」私は返事と共に深く頭を下げた。
    「お待たせいたしました」
    数分後、準備を終えた私が部屋から出てくると、既にポンプマンは家の外で待機していた。
    「では行こうか」
    「はい」
    私たちは連れ立って街へと向かった。
    「……ここが、お前
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    MenthoKATOU

    MOURNINGぱなみさんとネーム交換させてもらった汽車星のおはなしの、そのまた前身のおはなしです。ネームにはここまで描いて放ってあり、それを文字起こししたものになります。
    タイトルはぱなみさんが漫画本文内で素敵な解釈をして下さってたのでお借りした概念です
    星のかけらを食うロボットの話 水で満たされたピッチャーとカラフルな英字に彩られた箱が机の上に乱暴に置かれた。
    ガラガラと箱の中身が白いスープボウルの中に注がれる。いくつもの黒い石の塊がボウルの中で山盛りになる。
    赤い機体はそれをスプーンですくって口に運んだ。ボリボリ、ゴリゴリと、石を食んでいるとしか云えない硬質な咀嚼音が響く。
    ひとさじ、ふたさじ。三さじ目を頬張りながら赤い機体――チャージマンはピッチャーを呷り、中身をぐびりぐびりと半分ほども飲み干した。

     この食事風景を眺めていた者たちがいる。同じくエネルギー補給を行っていたチャージマンの兄弟機、総勢七名である。
    彼らのエネルギー補給はチャージマンとは違い、ロボットに必要なエネルギーが濃縮されたE缶を啜ればそれでおしまいだった。だから彼らにとって、大量の石炭と水を腹の中に詰め込むチャージマンの「食事」は一種異様な光景に……云ってしまえば、動物園のゾウが大量の干し草を食べるところを眺めるのに似ていた。
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