正しさのかたち【ホー炎】　終わりの瞬間に彼がみせる、おどろくほど無防備なその表情に、ホークスは高揚するとともに、いつもどうしていいかわからなくなる。迷子ってこんな気持ちなんだろうかと頭の片隅で考えて、しかし答えは出ず、少しだけ途方に暮れてしまう。だってホークスは、かつて一度も迷子になったことのない子どもだった。
　全力で飛んだ後のように乱れた呼吸を整えながらぼんやりとしていると、もの言いたげな顔でこちらを見上げているエンデヴァーと目が合った。照明を絞ったうす暗い部屋の中でも、月の光を反射しながら揺れる海面のように、彼の青い瞳が小さく輝きを湛えている様子に一瞬みとれた。いつ見ても、何度だってはっとするような気持ちにさせられる。熱で眼球が乾いてしまうのを防ぐためなのか、彼の瞳は他の人間に比べて、水分量が多いような気がしている。

ド修羅の話炎司が気付くと目の前に小学生のホークスの小さい版みたいな子がいて「ホークス」って名前を呼んだらその子が急に喜んで「炎司さん！」と抱きついてきた。
聞けばあの大戦から100年くらい経ってて、二人とも生まれ変わったらしい。でもどっちも顔も個性もにた感じに生まれ変わって（ご都合）て、啓悟は炎司の近くに住んでいて保育園で炎司を見つけて（直感がこれエンデヴァーさんだと思った）記憶が蘇ったけど、炎司は記憶が戻らなかったので見守る事にしたらしい。
でもようやく記憶がよみがってくれたので、今度もラブラブな恋人ライフを過ごしたい云々と言ってきた。炎司にも前世で啓悟と恋人になったけど、最後一人で残してしまったので悲しいと思ってたから思い出せてよかったと、また幸せ恋人ライフをスタートさせる。