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    AnastazBogerov

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    Maid Diluc

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    のくたの諸々倉庫

    PROGRESSいつか、その隣で笑えたなら/ディルガイ
    「猫の王国」パロ。すけべパートは分けたいので短いですがその3。真相が明かされるよ
    「嘘、だろ……? だってお前、俺よりも少し歳取ってるじゃないか」
    「……君が、即死じゃなかったからだよ」
    「え……?」
    「……僕が知る『一度目』の君は、急凍樹の力により氷漬けになってね。聞いたことはないか? 氷漬けになった動物が、長い年月を生きたまま過ごした話を」
     知っている。知っているがゆるく首を振った。それ以上は聞きたくないとばかりに、震えるガイアにしかし──ディルックはどこまでも、平坦に言葉を続けた。
    「僕は必死に、氷を溶かしたさ。だが君の負った傷は、あまりに深すぎたんだろう。君はそのまま5年ほど眠り続けて……ついぞ目覚めることなく、命を落とした」
    「じゃあなんで、お前は」
    「……生きる、つもりだったさ。それでもいつか、君が助けた……赤毛の猫をある日見かけて、無意識のうちに追いかけた。
     そうしたら、その猫はぐったりした青い猫のそばで必死に鳴いていた。だから僕は、その猫を獣医の元まで送り届けて……さて帰ろう、と思ってからの記憶がない」
    「それで、ここにいた……って?」
    「そうだ。聞けば過労だったらしい。猫を抱えて必死に走ったのが決め手だったからと、僕はここに招かれたけれど」
      1453

    のくたの諸々倉庫

    DONE転生ネタディルガイ(ディは不在)「ガイアはさ、いつディルックに記憶があることを話すの?」
     言った途端に隣のガイアが、音もなく片眉を上げる。どうせ昼食時の教室で何を言ったところで、周りに全てかき消されてしまうだろうに──あくまで静かに、彼は俺へと向き直った。
    「……空、なんでそれを」
    「んー、蛍には止められてたんだけどさ。そろそろ俺も限界感じてきたから言っちゃうね。少なくとも俺たち、テイワットでの記憶あるよ」
     ペットボトルの蓋を開け、中身を喉へと流し込む。そうして一息ついた俺が、次に目にしたのはなぜか、やけに悲しそうなガイアの顔だった。
    「そう、か。それであいつにも記憶があるって、お前は踏んでるわけか」
    「うん、だって入学した時に声かけてきたのはディルックの方だったからね。ガイアが留年してるって教えてくれた時の顔、どう見ても全部覚えてる感じだったよ」
    「はー……まあそうだよなあ……せっかく年度離れたくて留年したってのに……」
    「聞こえてる聞こえてる。まあそれでガイアと一緒に学べるのは俺も嬉しいけどさ、色々はっきりさせとかないとダメなんじゃないの?」
    「……分かってる。だがなあ空、思わず初対面のフリしたくなるくらい… 1246

    のくたの諸々倉庫

    PROGRESS黎明よ、どうか断罪を(1)/ディルガイ
    現パロ。捏造まみれ。
     夢を見る。
     お前は嘘つきだな、と。片目の隠れた男が笑い、白い部屋で目を覚ます。そんな、夢だ。
    「……ここはどこだ。そして、君は」
     夢の中であると分かっているはずなのに、背を伝う汗の感触すらリアルだった。いつの間にか座っていた椅子の上、目の前に佇むのは青い髪の男。
    「俺か? 俺はガイア、ガイア・アルベリヒ。この部屋の主を始めて大方300年くらいだ。そしてお前はディルック。俺の、にいさん」
    「僕に弟はいないはずだが」
    「まあまあ、言っただろ? 俺はこの部屋に300年住んでるって」
     言いながら、広げられた両手が白一色の室内を示す。その中央に向かい合う形で、やはり白い椅子がひとつずつ。それらに僕たちは腰掛けていて、僕をにいさんと呼ぶ彼以外には何も、本当に何もない部屋だった。
    「言いたいことはいくつかあるが……窓ひとつない部屋なのに、時間の経過なんて分かるのか」
    「そこらへんはまあ、なんとなくだから間違ってるかもな。いわゆるフィーリングってやつだ」
    「……それ以前に、君は人間なのか? 300年もこんな、何もない部屋に閉じ込められて……退屈だとかそれ以前に、人間としての寿命はどうなっている 8002

    @ay8mk5dg

    PROGRESSフォンテーヌデートディルガイ進捗その2
    ディルックとガイアについて旅人視点でのお話(デートイベバレ少し含みます)

    前の話
    https://poipiku.com/6540438/9402469.html
    フォンテーヌデートディルガイ進捗その2 驚くパイモンに訂正を入れるガイアだが、それは普段親しみやすいキャラクターを演じているからであり、それは騎士団に勤めて長いのだからある程度仕事はできるだろうと踏む。何せ空が初めてモンドを訪れた時に訪問客を歓迎するような仕草でモンドへの刺客ではないのかと他所ものであった空を相当警戒し、暫く監視をしていたくらいなのだ。身内に向ける顔と敵に負ける顔が全く違うものだと気がついたのはつい最近。その大きな溢れんばかりの少女のような瞳が一瞬にして敵を殲滅すると言わんばかりに眼光鋭く対象を睨みつける様は空で身震いするものだ。

    「(でも逆に言えば身内と認識したらとても甘いんだよなぁ……)」

     スメールでは淡々と仕事をしたと思えば、モンドに帰ってきてから速攻で困っているモンドの人間を人助けし、職場に報告をして実家にも気遣いのお土産を送り、さらには傍の義兄の代理まで行うのだ。義兄ことディルックはうちのガイアが何か?という顔をしつつも何か言いたげな表情をしつつも見守っていたし、ウェンティと一緒に困りごとを解決しようとしたら最後の最後で猫のように姿を消そうとするのだからウェンティと一緒になんとか引き留めた記憶がある。
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