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    おまち

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    おまち

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    同棲してるスタファイまこはるの朝のイチャイチャ。
    この妄想で言わせたかったのはタイトルの台詞です。
    (バーっと妄想書きなぐったやつなのでクオリティはお察し)

    【まこはる】夜、楽しみにしてる.
    「おはよ、ハル」

    キッチンで朝食の支度をする俺の元に、起き出してきた真琴がやってくる。
    今日のご飯当番俺なんだし起こしてくれれば良いのにと小言を漏らしながらも、自然と俺の腰を抱くので、朝食の準備をする手を一旦止める。

    「…昨日はお前の方が寝るの遅かっただろ」

    頬に与えられるキスを甘受し、真琴と正面から向かいあう。
    そうして、おはようと返しながら俺からも目の前の唇を啄む。

    「お互い仕事あるんだし、こういうのは出来る方がやれば良い」

    真琴の首裏に腕を回して首もとに懐くようにして身体を預ければ、ハルは俺を甘やかしすぎだと思います!などと宣うので、一体全体どの口がそれを言うんだ馬鹿と再び唇を啄んでやる。

    …だって、昨日一回シただけで寝落ちた俺に代わって、後処理も何もかもをやってくれたのはお前だろ。甘やかされてる自覚はあるぞ、俺。

    「まぁそうだけど…でも半分は俺のせいだしさぁ…。だからそれは甘やかしてるって言わなくない?」
    「…朝ごはんもそれと同じことだろ」
    「うー…そうかなぁ?…あ!それじゃあ、今日の洗濯当番は俺が代わりにやるね」

    異論は認めません!と頑なな真琴の態度にくすりと小さく笑えば、ハルちゃん可愛いと言いながら腰に回った腕が緩く俺を引き寄せる。

    「んー…はるちゃん、ちゅぅ、」
    「ふっ、こら、ちゃんづけっ、ん、…んっ、まこと、ッ、」

    ″ちゃんづけ″と″可愛い″に反駁しようと口を開けば、先程よりも深いキスをおみまいされて、それも封じられてしまう。
    咥内に侵入した真琴の舌がぬるぬると動き回って段々と思考が覚束なくなってしまうのに、キスの合間にスウェットの上から尻のあわいもいたずらに撫でられて、腰が大袈裟に震えてしまう。…昨晩不完全燃焼だった熱もぶりかえしてしまう。

    「んッまこ、…きょう、」
    「…はッ、うん?」

    お互いの咥内を貪って、唇が離れた合間に熱い息のまま問いかける。

    「今日、真琴も、完全オフ…なんだよな?」
    「うん。ハルもだよね?」
    「ん…だから今日、家のこと片付けたら、」
    「…うん」
    「昨日の続き、したい」
    「うん。俺も」

    …ハルのこと、たくさん抱かせて。

    熱で上ずった声音が耳元で囁くから、お返しにチュッとリップ音を立てて唇に吸い付き、同意の意志を伝える。

    そうして破顔した真琴に、俺の口角も自然と持ち上がる。


    さあ。そうと決まればさっさと朝ご飯を食べて家のことを片付けて。
    昼食がてら買い物に出て、帰ってきたら少し早い晩御飯を食べて、そうして…。

    端からみればなんの捻りもない普通の休日だろうが、こんな風に二人の完全オフが重なることは久しぶりなことで。
    今日の終わりに訪れる、どろどろになるまで愛し合える時間のことを思えば、自然と俺のテンションも上がる。

    だから、洗濯機を回すためキッチンを出る真琴の背中に、

    「真琴」
    「ん?」
    「…夜、楽しみにしてる」

    そんな風に声を掛けてしまったのも、仕方のないことなのだ。



    (しかしスタファイの設定全くいかせてないな???!?!?!)
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    Replies from the creator

    おまち

    DONE #5
    FS後編のティザーのハルちゃん、私は何度見てもやっぱり微笑んでるように見えるので、そこにまこはる補正をかけた結果。
    まこちゃんが日本代表チームのトレーナーとして同行してる世界線のお話。FS後編は幸せな大団円だと信じて!

    ※過去公開作再録(加筆修正あり)
    ※閲覧パスワードはWEBオンリー「24/7」当スペース(う3|shk+)のお品書きをご確認下さい。
    #5【まこはる】いつもいつでもマイヒーロー.





    日本代表チームのトレーナーの一員として同行した世界大会。
    フリー100の決勝。


    そこには、俺が今まで見たことの無い輝きがあった。


    水中から上がり、ただの人になったその人が、プールに向かって深々と頭を下げたその姿に、その背中に、ひくりと喉が震える。


    「………ハル、」


    呼び掛けた声は、言葉なんて呼べるものではなくて、ほとんど吐息だけだったのに。

    俺の声に反応するかのように、ゆっくり、ゆっくりと振り向いたその人が、俺の方…いや、俺を見て、ふんわりと…まるで花が綻ぶように、本当に、本当に、綺麗に微笑ったんだ。

    「はる、」

    その表情を目にした瞬間、俺の視界は一気にぼやけて…そうして、決壊した。

    ぼろぼろと、次から次へと溢れる涙は、止めようとしても止められなくて。
    2020

    おまち

    DONE #3
    大学生まこはるinハルちゃん家。
    映画で情緒がぐちゃぐちゃになってしまいハルちゃんをどろどろに甘やかしたい衝動に見舞われたので、まこちゃんに甘やかしてもらいました。

    ※過去公開作再録(加筆修正あり)
    ※閲覧パスワードはWEBオンリー「24/7」当スペース(う3|shk+)のお品書きをご確認下さい。
    #3【まこはる】おやすみハルちゃん、良い夢を。.





    「ん、」
    喉の乾きを感じて、ふわりと遙の意識が浮上する。
    ぱちぱちと数度瞬きをしてぼやけた視界を晴らしてから、枕元に置かれていた自分のものと色違いのスマホを手に取る。
    液晶に表示された時刻は04:05。
    調整日で練習が休みである今日、起きるにはまだまだ早い時間だ。

    数時間前まで行われていた情事の、その余韻が色濃く残る身体をもぞりと動かして、遙は隣で眠る男をついと見遣る。
    遙のことをこれでもかと激しく愛し、獰猛な肉食海獣の片鱗を覗かせていた男は、今はその影もなく涎を枕に吸わせながら幸せそうに寝こけている。

    こっちはまだ身体に甘い痺れが残っているというのに呑気な顔しやがってと、理不尽(何故なら昨夜は遙自身ももっともっとと強請ったからだ)とも言える怒りがふつふつと湧いてきて、その鼻っ面をむぎゅりと摘まんでやる。
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