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    ahaha_nohu

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    鏡越しセックス

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    recommended works

    うめこ

    MOURNING【小説】2ndバトル前、和解前さまいち①「落ち着いて聞いてください。イケブクロのバスター・ブロスが解散しました」

     左馬刻に最初にその報せを持ってきたのはチームメンバーである入間銃兎だった。

    「……あァ? 何言ってやがんだ、解散だぁ?」

     決して銃兎を信じていないわけではない。そもそも銃兎はこうした冗談を言う男ではないし、何より左馬刻とバスター・ブロスのリーダー、山田一郎との間に並々ならぬ因縁があることをよくよく承知している。
     そんな銃兎が敢えて左馬刻の地雷を踏みぬくような真似をするわけもなく、それが冗談ではないことなどすぐに分かった。
     けれど、疑わずにはいられなかったのだ。「あの」山田一郎が、あんなにも大切にしていた弟達とのチームを易々と解散するだろうか。それも、二度目のディビジョンラップバトルを目前に控えたこの時期に。

    「私も信じられませんよ。でもどうやら事実のようなんです」

     銃兎が差し出す端末に目を遣ると、一体どこから手に入れてきたのか、そこにはディビジョンバトルの予選トーナメント出場チームの一覧が記されていた。
     対戦表はまだ公表されていないはずだが、警察官のあらゆる権力を利用し各方面にパイプを持つ銃 9729

    yaki_kagen

    DONEてででサマイチに遭遇した③のはなし。
    *🐴ピアノが弾けます。
    ねこふんじゃった

     帰宅する人波が増える前の、一瞬の落ち着いた時間だった。駅を抜けていると、どこからかピアノの音がきこえてきた。緩やかに走り出したメロディは、次第に跳ねてテンポをあげる。低い音がタン、トンつまずきながら追いかける。これ、しってる。音の出所を追いかけて、三郎は青と緑の瞳でぐるりと周囲を観察した。どこだろう。ふらふらと足を進めて行くうちに、みっつのメロディはぶつかりあったように跳ねて止んでしまった。
     クツクツと声をひそめた笑い声が聞こえる。いつの間にたどり着いたのか、どこの路線にも繋がっている駅の中にぽっかりとできた広場に、一台のピアノがあった。それに触れる男の人が二人。弾いていたのは間違いなく彼らだろう。肩をぶつけあって、なにかを口にしては肩を震わせている。
     そのうちのひとりは、三郎もよく知っている一番目の兄だった。
     学生服を着て二の腕には赤いバンダナをつけている。この頃はなんだか折り合いが悪くて、顔を合わせることも、話をすることもなくなっていた時期だった。学校の帰りにきたのか、高校生が小学生と同じ時間に終わるのか、それともサボっているのか。いまの三郎には分からな 827

    yaki_kagen

    DONE*未来捏造サマイチ
    *お付き合い中のふたり
    *ワンライお題「まちぼうけ」
    まちぼうけ

     昨夜からの走り梅雨。
     部屋は蒸し暑く、襟足にかかる髪の毛をゴムで縛って過ごす。いつだかの暑い日に輪ゴムで縛っていると、指鉄砲で与えられた髪用の黒いひもゴムだ。兄妹故なのか、妙なところで細かい恋人は甲斐甲斐しく結び直してくれた。あれもこの時期だっただろうか。
     ここ数日、曇天の空を背負って出かけた恋人は雨が降り始めても戻る気配がなかった。忙しくしている様子はなかったけれど、いつ誰の何が露呈するか分からない世界だ。急な調査で休日が潰れることもあるだろう。まあお互い、差し合わせた休日などあってないようなものだけれど。
     台所で今朝落としたばかりのコーヒーを青いカップに注いで、サーバーをシンクに下ろす。冷蔵庫から板チョコを取り出し、一列折ってすぐに戻した。
     猫のイラストをパッケージにあしらったそれは、恋人の妹からのお土産だった。コーヒーに合うチョコレートなんだって、とチョコレートをあまり口にしない彼に向かってにこやかに告げたのは、きっとなかなか会おうとしないことに対するささやかな報復だろう。家系なのか、兄妹はどうも決めたことにたいする腹の座りが潔い。始めは戸惑っていた彼女も 2679