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    脳筋ゴリラ

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    脳筋ゴリラ

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    「そういや、これって赤ちゃん出来んのかな?」

    薄く濡れたベッドシーツ、もう空っぽの0.01mmの箱ケース、外はもう真っ暗、ぢぢぢ、と小さく鳴くネオンの光が窓に差し込む
    まるで古い洋画のベッドシーンそのままの光景だった。
    部屋は薄暗く、ただ男女二人がいるだけ。
    女は耳にミルクティー色の髪をかけ、頬を赤く染めて男に話しかけた

    「ね、ね…次は、いつ会える?」

    「うん?…そうだなあ 分かんないなあ いつ依頼が入るか、俺も分からないからなあ」

    「そうなんだ、でも 予定が空いたらすぐ言ってよ」

    「なんで?」

    「なんで…って、また繋がりたいから?」

    「随分遠回しに言うんだね 普通に俺とセックスしたいって、言やあいいのに」

    「恥ずかしいじゃん」

    「恥ずかしいも何も、今ずっとやってたじゃん」

    「それはそうだけど、」

    「てか俺、君の名前も連絡先も知らないし」

    男は首を傾げ、人差し指で自分の頬を指した(かなりあざとかった)

    「んー 俺疲れちゃった、寝ていい?」

    「あともう一回したい」

    「俺もう勃たない」

    「だめ?」

    「無理」

    「お願い」

    「しつこい …あ、ちょっと待って 勃つかもしれない方法思いついた」

    「ほんと?」


    うん。


    男は女の首を手馴れた手つきで横一文字に切り裂いた
    部屋のそこら中に女の赤い鮮血が飛び散った
    女は一瞬、物事を理解できなかったような表情を浮かべていたが すぐに楽になった
    男は大きく息を吸い込んだ後、そのままそれを飲み込んだ

    「勃ったわ」

    男はしゃがみ、その部屋の飾りと化した女の体を見て困った様な顔をした

    「…屍姦んん?趣味じゃないけど、仕方ないなあ…」
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