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    瑞しつじ。

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    瑞しつじ。

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    ##能力者の異世界

    ノウイセちゃれしすクリスマス ノウイセサイド 中編翌朝、エトレヴ邸に集まった14人とマスコット3匹は最後に目撃された幕張新都心付近美浜区と花見川区を中心的に探すことにした。
     「じゃあこれで決まりだね。早速駅前に向かうとしようか」
    クロード以外のメンバーがぽかんとした。
     「どうして駅前なんですか?電車で行くなら駅じゃないんですか?」
     「こんなに大人数で探すんだから、移動用のバスも必要じゃない?だからバルセロナグループのバスを停めておいたんだよ」
     「バス!?」
    なんとクロードは前日のうちにバスの手配をしていた。
    クロード以外のメンバーが驚く中、クロードは「ちゃんと駐停車は市からの許可とってるから、安心して」と言ったが、
    游空に「そこじゃねーよ」と飽きられた。
     「どうしてバス手配なんかしたのよクロード。狗那やベルが見たのが幕張だっただけじゃない」
     「そうよ。私や緡真でも千葉市はかなり広いし…」と千葉市出身のちゆりが不安な顔をしていた。
    緡真も続いて、
     「絞るにしても探すのはかなり時間かかるぞ。この時期は幕張はまぁまぁ人が来る」
    と言った。
    するとクロードはニヤリとした。
     「実は昨日の夜、俺宛にメッセージが来てたんだ」
    クロードはスマホのメッセージを見せた。それはコラボ先のオーナーのチェリボンからのメッセージだった。
     「黒和茶屋のオーナーでしゅか?チェリボンでしゅ!女の子に拾われて助けてほしいでしゅ!プレーンも今チェリボンと一緒でしゅ!今、幕張新都心の看板が見えるでしゅ!」
    音符がメッセージを見て何かを思い出した。
     「チェリボンのメッセージ、私も長門君やぱっつんちゃんから届いてました!」
     「早くそれを言えって言ってんし音符!」
     「だって最初見た時は、まさかプレーンと一緒って思ってなかったから…」
     「もしかしてちゃれしすの皆も向かってるって事?」
     「広いしマスコット達は小さい分、ボクら人間の手が必要って話か…」
     「そう言うこと」
    レイと狗那の推測にクロードはにっこりしながら言った。
     「じゃああっちでトライ会う可能性あるって事か?」
     「うん、だから音符はすぐにその子にメッセージで伝えて」
     「はい!」
    音符がクロードに指示され、スマホにメッセージを送る中、フェニルはエドガーが持っていた物に気づく。
     「ん?エドガーは何持ってるっちゅー?」
     「これ?これはセイラって子に会ったらあげる物。多分簡単には返してくれないだろうし、うちやコラボ先の一通りのマスコットのストラップを入れたんだよ」
     「でもエドガー君、この子って味噌汁ちゃん…ですよね?フランソワさんの…」
    詩夢が指差したのは容器に顔がついた不思議なキャラクター、味噌汁ちゃんだった。
     「…フランが入れろって言ってたから急遽作ったんだよ」
     「ワカメがいるのに、かわいい味噌汁ちゃんが居ないのはおかしいからな…」
     「…つまりは世界に一つだけの味噌汁ちゃん」
    エドガーがため息つきながら言った。
     「昨日、職員さんからプレーンのストラップを貰ったクロードが、すぐさまストラップをセットにしてあげようって言ったから追加で仔ヤギと味噌汁ちゃんをね」
     「お前だってさらりと仔ヤギのストラップも作ってんじゃねーかよ…」
    と、槍律は言った。
     「それじゃあ幕張に向かおうか。皆、荷物と…一応、レシェルパヒュームを持っていこう」
     「レシェルパヒュームを?どうしてですか?」
    レシェルパヒュームは、ユニフォームに着替えるための懐中時計と香水が合体したもの。
    所謂、能力者に必要な変身アイテムの一種だ。
    何処からかやって来た人や物を喰らう黒い影のような存在「イシクライ」を倒すためのもので、万が一の事があればと言う理由でクロードは持っていくように指示した。
     「つまりは、イベント等でかなり人間の数が多いから俺達で警戒しながらその人間を探すという事か…」
     「万が一…けど、見つかるかどうかじゃないかしら。もう一体探すの増えたのに」
    クロード以外のメンバーが不安そうになる中、クロードはキリッとした顔で、
     「とりあえずは言ってみないと分からないでしょ?皆で合わせれば、きっとセイラちゃんも見つかるし、プレーンとチェリボンも見つかるはずだよ」
    と、言った。
     「…そうですね。クロードさんがそこまで言うなら行くしかないですね」
    音符に続いて、ベルとちゆりも、
     「トライ探して、ハッピートライだよな!」
     「ちょっとした大冒険になりそうね〜」
    と、言った。
     「それじゃあ、皆でプレーンと&チェリボン救出作戦…開始!」
     「おー!」
    クロード達は急いで、バスが停めてある場所へ向かった。


    ———幕張へ向かうバス車内にて。
    フェニル、詩夢、狗那の末っ子組が、お菓子をこっそり持ってきていた。
     「美味しいね〜」
     「狗那これ食べるっちゅー」
     「うん、レイも食べて…」
    レイも巻き込まれて「えぇ…」となっていると、
     「全くまだまだ弛んでいるな…遠足じゃないんだぞ」
    游空が喝を入れたが、
     「そう言う游空だって、さっきコンビニで菓子を買ってただろ〜?」
    ベルに図星を刺され、クロードも「うちの会社のバスは飲食禁止はないから食べて良いよ」と、にっこりしながら飲食OKを出した。
     「クロード優しいっちゅ〜」
     「ありがとうございます!クロードさん!」
     「ほら、ポラリスも食え」
    狗那に甘いクッキーを渡され、「…仕方ねぇな」と受け取った。
    そして狗那は、マスコット達にもクッキーを渡した。
     「ちびオオカミ達もこれ」
     「フーン、感謝するわ」
     「がるるー!菓子ー!!」
     「ぷきゅ〜、食べすぎると太りますよ〜。クロードしゃま、お肉ください」
    すぐさまクロードは冷凍ラットを出して、レーヴに一切れずつあげた。
     「あーん」
     「バスの中でフクロウの餌やりをやるのはクロードだけじゃないか…?」
    緡真が苦笑いしていた。
     「レーヴは今年もカフェを頑張ってくれたから、ちょっと高級なラットだよ」
     「美味しいです〜」
    レーヴはもぐもぐとラットの一切れを食べていた。
     「レーヴって一応、AIロボットからこの姿になってから鳥感増したよな…」
    槍律がレーヴのフクロウっぽさを見ながら言った。
    レーヴはマスコットであるプレーン、ウラヌス、アメトリンとは違い元々能力者達のお手伝いや掃除をするレンタルロボット「メーファ」が突然変異した特殊なマスコットであり、レーヴもまたレンタルメーファの一体だったが、ぬるまゆこと愉舟柚が閉じ込められていた遊園地、ドリーミングランドの不思議な魔力でアフリカオオコノハズクの様な姿に変貌した。
    今の姿になってからは頭脳は相変わらずAIロボットらしさは残るが、それ以外はフクロウっぽさが増えた。
     「レーヴ、現在の幕張にいる人の人数教えて」
     「はい!美味しいお肉も食べましたから、調べますよー!きゅきゅ〜」
    レーヴは脳内にある衛星画像を元に幕張本郷、新都心、海浜幕張辺りの人口数や密度を分析し始めた。
     「小さいのに凄いっちゅー、同じ鳥仲間として凄いっちゅー」
     「いや貴方、かなり特殊な鳳凰じゃないの」
    翡翠がフェニルにつっこんだ。
    つっこまれたフェニルは「ちゅ〜」と笑いながら言った。
    すると音符が「そういえば、またみんなで集まってやりたいね」
    と、言って槍律やレイも
     「まぁ年末年始だし、集まれんのは今だけだろうしな〜」
     「皆、また旅行とかしに行くからね〜」
    と、年の瀬を感じながら言うと、全員がしみじみと感じていた。
     「ボク達3人は30日からまた花氷と桜花、あとアメトリンと旅行。今年は草津」
     「俺らエトレヴは、31日にやるアンリが出る年越しコンサート観に北海道に行くよ〜♪もちろんレーヴもね!」
     「俺と游空は28日から茨城の実家に帰るぜ。ねーも帰ってくるし、ひさとにも会えるし、久しぶりに楽しみだぜ!ウラヌスも行く予定だ」
     「私は30日に照月さんとずっと前から計画してた京都に行くわ!」
     「俺とちゆは29日から千葉市の両親の家に帰省するぞ。たまにはちゆの両親にも顔合わせないといけないからな」
    それぞれが予定を立てていたが、唯一空いていたのが音符と槍律とレイだけだった。
     「皆それぞれ会えなくなるのかー…」
     「俺らだけか?決まってねーのは」
     「じゃあさ、クリスマスの日のお昼に皆でクリスマス会しようよ!」
    音符が提案した。
    3人以外が「まぁ…クリスマスなら」や「大丈夫だな」と、頷きながら言った。
     「だが先にプレーン達見つけてからだぞ。音符」
     「分かってますよ、緡真さん!絶対見つかるって私の頭が言っていますから、大丈夫です!」
     「私の頭が言っていますって…どう言う意味だそれ」
    すると音符のスマホの通知が鳴った。
     「長門君から写真が送られてきました!チェリボンが撮った写真みたいですね…」
    それを聞いたクロードは、真剣な顔になった
     「それはどこの写真?」
     「えっと…海浜幕張公園の花時計です!」
     「緡真、花時計がある海浜幕張公園って何が目印か教えて」
     「ワールドビジネスガーデン近くだ。近くにはショッピングモールもある」
     「…ここか!」
    クロードはすぐさまバスの運転手に手振りを見せた。
     「海浜幕張公園辺りの大型バス駐車場に停めて」
     「かしこまりました、おぼっちゃま」
     「急がなくては……もしもし、管理会社様でしょうか…」
    クロードの即行動の姿勢にぽかんとするメンバー達。
     「やっぱりクロードってスイッチ入ると変わるよな…」
     「バルセロナグループ日本支社の代表格なだけありますよね…」

    そして大型バス駐車場に到着し、急いで降りる。
    クロードが出る際に運転手が
    「おぼっちゃま達なら絶対見つけられます。寒いのでお気をつけて行ってらっしゃいませ」
    と、声をかけてくれた。
     「ありがとう。行ってくる」

    花時計がある海浜幕張公園。
    年末年始に近いとはいえ、人は多く、親子連れが多かった。
    4組に分け、アヴニール、トラスタ、メルジュ、エトレヴに別れ、セイラを探すことにした。
    アヴニールの4人が歩いていると、とある看板にレイが気づいた。
     「あ、桃ちゃん明日幕張メッセでミュージカルイベント出るんだ」
     「あの人、一応ファッションデザイナーなのに色々やるなぁ…」
     「ミラージュも最近顔出すようになったからな。しかもクロードや俺をマークしてるようだ…」
     「そう言えば、凖さんも年末年始は銚子にいるみたいですよ」
     「柚さんと檜の実家が銚子だからだろー?」
    槍律が笑いながら言った。
     「まぁライバルチームが増えるのは良いことだし、僕らにも新しい経験が生まれるはず…って、あぁ!」
    レイが指差したのはクロードがメモっていた特徴に似た女の子だった。
    しかも手には…
     「プレーン!」
     「ぷ、プレ?!」
    なんとプレーンがいた。
     「もしかして…あの子がセイラちゃん!?」
     「緡真、クロード達に連絡しろ!」
     「了解だ」
    セイラは声がする方を見てプレーンをバッグに入れて急いで走ってしまった。
     「待ってよ!セイラちゃん!」
    音符はセイラの後を追いかけ始めた。
    セイラが走った先にはトラスタがいた。
     「ベル走ってくるっちゅ〜!?」
     「待てベル、音符もいるぞ…!?」
     「がぁるる!?ベル捕まえろ!」
     「え、えっ、え!?」
    セイラがベルにぶつかりそうになったが、
     「通り抜けた!?」
    ベルの股の下をくぐり、また走った。
     「ベル!前を見ろ!」
    游空に言われ前を見ると音符がだんだんと目の前にぶつかりそうになり、
     「う、うわぁああ!」
     「…とりゃあぁ!」
    まさかの馬跳びでベルの上を跳び箱の如く飛んだ。
     「ごめんねベル君!」
    2度もぶつかるピンチを乗り越え、体制を直すベル。
     「——トライびっくりしたー…」
     「って早く他の奴に連絡しろ!」
     「っちゅちゅー!」
    子供達を上手く避けながら音符はセイラを追いかける。
     「セイラちゃん!なんで逃げるの!?」
     「追いかけないでよー!」
     「あなたにちゃんと話したいことがあるから!」
     「うさちゃんはダメー!」
    走っていると狗那の姿が見えた。
    メルジュがぬいぐるみを見かけなかったか様々な人に聴き込みをしていた。
     「狗那くーん!その子だよー!」
     「え…うわっ…!」
    狗那の背中にセイラはぶつかったが、狗那がすぐさまセイラを抱えた。
     「……セイラって…お前?」
    狗那が質問しようとしたその時
     「め、目が回るでしゅ〜」
    バッグに居たチェリボンの声が聞こえ、
     「…さくらんぼぉ。見つけたぞ…」
    と、狗那の表情が変わり、セイラはだんだんと怖がり、
     「セイラは悪くないもん…!」
    と、また別方向に走ってしまった。
     「待ってよセイラちゃん!」
    音符はまたセイラの後を追い始めた。
     「セイラってあの子が?」
     「緡真に連絡しなきゃ!」
     「姉さん、クロードにさくらんぼオーナーの事連絡して」
     「分かったよ狗那!」
    詩夢はすぐにクロードに連絡を始めた。

    一方のクロード率いるエトレヴは、とあるお婆さんと話していた。
     「そうですか、お孫さんでしたか…」
    それはセイラの祖母であった。
     「あなた方のお友達を勝手に取ってしまって、なんて申し上げたら良いか…」
     「いえいえ!理由はどうあれ、きっと事情があっての事ですよ。どんな理由でも晴れやかにするのが能力し…我々の役目ですので」
     「明日福岡に帰るから、彼女が最後に花時計を観に?」
    フランソワが聞いた。
     「あの子…最近学校で悩みがあるらしく…娘からも理由は明かしてくれなくて分からないと、言っていて…」

     「セイラちゃん!待ってよ!」
     「…やだ!」
    音符が追いかけてる先に僅かな段差があった。
     「セイラちゃん危ないよ!」
    すると足元に段差ぶつかりセイラは転んだ。
    転んだ拍子にバッグからチェリボンとプレーンが出てきた。
     「でしゅ!」
     「プレ〜」
     「プレーン!チェリボン!」
     「ぱっつんのお友達でしゅね!良かったでしゅ〜!」
     「音符〜バッグの中、怖かったプレ〜!」
    プレーン達はすぐさま音符に飛びついてきた。
     「良かった…2人が無事で…」
    音符はセイラの方を見た。
     「い、痛ぁ……」
    セイラは膝に怪我をしていた。
     「セイラちゃん大丈夫!?」
    音符はすぐさま、トートバッグから絆創膏が入ってるポーチを取り出そうとした。
     「待ってて…今絆創膏を…ってセイラちゃん!」
     「要らないの!」
    セイラはまた走ってしまった。
     「かなり訳ありでしゅ…あの子…」
     「音符、すぐにセイラちゃんを追うプレ!」
     「うん!」

    後編へ続く
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