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    瑞しつじ。

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    瑞しつじ。

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    ##能力者の異世界

    ノウイセちゃれしすクリスマス ノウイセサイド 後編音符達から逃げていたセイラは祖母を見つけて走り出した。
     「おばあちゃん!…あっ!」
    また転びそうになったその時、
     「よっと……大丈夫かい?」
    支えてくれたのは、クロードだった。
     「離して…!」
     「大丈夫だよ。もう鬼ごっこはおしまい」
     「セイラ…!」
     「おばあちゃん……」
    後から音符達もやって来た。
     「セイラちゃん!って…クロードさん、皆…!それにちゃれしすの面々もいる!」
    アヴニールのメンバーの他に、トラスタやメルジュ、エトレヴ、そして音符のはとこの長門、中学時代の同級生である能代、そして仲良しのぱっつんやちぃまでいた。どうやらクロードがチェリボンを探していたちゃれしすの従業員達を集めてくれていたようだ。
     「音符ちゃん!チェリボン見つけてくれたのね!」
     「うん!というか長門君は分かるけど、能代君まで…」
     「たまたま…かな?」
     「夏空…さん、お手柄だったな。流石は我の同盟」
     「音符と同級生だったんだね、能代」
    能代にクロードが図星を突く。
     「チッ…うるせぇな、クロード…」
     「まぁ後で話は聞くとして…」
    クロードはしゃがんでセイラの目線に合わせて優しく微笑んだ。
     「セイラちゃん俺からお願いがあるんだけどね、セイラちゃんがした事は他の人に迷惑や心配をかけた事。俺らの大切なプレーンやちゃれしすの大切なチェリボンが居なくなって物凄く大変だったんだよ」
    セイラは黙り込んだ。
     「…セイラちゃんは狗那やベル達を見た時にすぐさまプレーンの関係者だって分かったんだよね?それはどうして?」
     「うさちゃんを返してって怒るでしょ…大人の人って」
     「確かに怒るかもね…けど、ここにいる人達はセイラちゃんを責める人はいないよ。何か理由あったんだよね?」
     「…恥ずかしくないことかな?」
    クロードは泣きそうになっているセイラの頭を撫でた。
     「俺で良ければ良いよ」
     「…かわいい物が好きなのって子供っぽい?」
     「かわいい物?」
     「だって周りのみんなはメイクやオシャレが好きで、私だけ仲間はずれにする。ぬいぐるみやかわいい物が好きって子供っぽくて悪いこと?」
    また泣きそうになっているセイラに音符は言った。
     「悪くないよ。私だって今もかわいいぬいぐるみとかUFOキャッチャーであったら、やっちゃうし」
     「ぱっつんだって、このうさ耳やかわいいお洋服が好きよ♪」
     「…ボクも温泉好きだし」
     「我も、好きなものは貫いているぞ。恥ずかしくはないぞ!」
    私も僕もと、好きなことやものを悪くないよとセイラをフォローする。
     「俺もね。お家にかわいいフクロウのぬいぐるみやグッズたくさんあるんだよ。だから好きなものは好きでいいんだよ」
     「ずっとぬいぐるみやかわいい物好きでいいの?」
     「もちろん!だから君に話したかったんだよ。クリスマスに悲しい顔は、きっとサンタさん見たくないだろうし」
    クロードはポケットから絆創膏を取り出して膝に貼った。
     「それに、今日はセイラちゃんの心を晴れやかにする為に来たんだから!ね、皆」
    全員が「うん!」と言ったが音符、プレーン、チェリボンはポカンとした。

    時間は流れ、午後21時。
    ちゃれしすメンバーと別れた4チームはセイラの家の前に居た。
     「それじゃあ、皆準備は良いね?」
    クロードが合図を出して一斉にレシェルパヒュームを取り出した。
     「レシェルチャージ!」

     「…約束の時間だよね?」
    セイラはベッドの上で何かを待っていた。
     「何もない…のかな」
     「あるプレ!」
     「…!」
    セイラの手を触れていたのはプレーンだった。
     「うさ…ちゃんなの?」
     「今はちょっとした魔法で人間の姿プレ。セイラちゃんを迎えに来たプレ!」
     「私を…?」
    すると現れたのは人間態のウラヌスとアメトリンとレーヴだった。
     「がぁるる!オレ達と一緒に!」
     「キラキラした素敵な夢に…」
     「ぷきゅ〜♪ご招待いたします!」
     「セイラちゃん、一緒に行くプレ!」
    プレーンはセイラの手を握り、マスコット達は唱えた。
     「異世界解放ー!」
    マスコット達はセイラが居た部屋から不思議な森にやって来た。
     「さぁセイラちゃん、不思議で楽しい旅へ出発プレ〜!」
     「…うん!」

     「まず最初は、魔法のランプを擦るプレ!」
    プレーンに言われセイラがランプを擦ると、煙が出て来て中からトラスタの3人が現れた。
    トラスタのチームユニフォーム、トライアラビアンに纏っていた。
     「さぁ、俺達とトライな冒険へ!」
    ベルの手を握るとセイラはシェヘラザードの様な服装になった。
     「キラキラ…!」
     「星空の宝を巡って、オアシスを探すぞ人間」
     「魔法の絨毯に乗るっちゅー!」
    セイラは絨毯に乗っだ瞬間「うさちゃん達も来て!」と言われ、マスコット達は動物形態になり、絨毯に乗った。
     「気持ちいいプレ〜!」
     「がぁるる〜♪ってアメトリン!?」
     「フーン、私も風を浴びたいからどきなさいがるがる虎」
     「きゅぷー!」
     「飛んでるー!お兄ちゃん達はどうして絨毯使えるの?」
     「まぁ…高校生になればトライ分かることだぜ♪」
     「まずは、流れ星と彗星っちゅー!」
    セイラが上を見上げると流星群が流れており、その中には游空と親しい宵や悾彗(クスイ)が居た。
     「あの人達もお兄ちゃん達の友達?」
     「まぁな♪宵ー!悾彗ー!やっほー!」
     「おい手を振るな…!ってアイツら振ってるし…」
    次は銀河系の星空には詩夢と狗那と同じ異世界の使者の伊愛と祈里が居た。
     「ほーら見てご覧。2人がすげーの出すから!」
    ベルの言うとおり、伊愛と祈里はオーロラを出した。
     「綺麗…!」
     「がぁるる流石だぜー!あ、オレの名前と一緒の惑星があるぞ!」
    風に揺られながら星空を巡った絨毯はある西洋の洋館に着いた。
     「それじゃあ俺らはここで!トライありがとな〜」
     「楽しめよ」
     「またねっちゅ〜♪」
    ベル達を乗せた絨毯は遠くまで飛んで行った。

     「次は舞踏会に行くプレ〜」
    絨毯から降りたセイラを待っていたのは、
     「さぁ、宝石の様なキラキラしたドレスに着替えましょう♪」
    チームユニフォームのジュエルボックスアンティークを纏ったメルジュの4人が待っていた。
     「フーン、次は私のご主人達の番ね」
     「…ん」
    執事服の様なデザインのユニフォームを纏った狗那がセイラに手を伸ばした。
    詩夢がすぐさま説明をした。
     「きっと何かが起こるよ!そうでしょ狗那!」
     「うん」
    狗那の手を握るとセイラはシンデレラのようなドレスに着替えた。
     「わぁ…!シンデレラみたい!でも24時になったら魔法が…」
     「そこは安心して、私やちゆりが約束してあげるわ」
     「セイラちゃん、かわいいぬいぐるみ達や私達と踊りましょう!」
     「マスコット達も皆もね!」
    詩夢の方にマスコット達が集まった。
     「フーン、やっぱり私のご主人達は流石ね」
     「オレのご主人達が良かっただろー?」
    アメトリンとウラヌスが自慢対決をしながら人間態に変化した。
     「フーン、じゃあ踊りで決めましょ。ウラヌス」
     「な、なんだとー!?オレをバカにすんなよ!アメトリン!」
    ちゆりが笑って「やっぱりあの2人はお似合いよね〜」と、言い翡翠も、
     「私達も照月さんや緡真を連れて来た方が良かったのでは…?」
    少し寂しがる様に続けて言った。
    すると狗那が
     「じゃあ呼んでやる」
    と、小さな穴から、王子様の格好をした緡真と照月が現れた。
     「な、なんだ此処は…って緡真!?ちゆ!?ひ、翡翠さん!?」
     「なるほどな…照月、耳を貸せ」
    緡真は状況を把握し、照月に事情を伝える。
     「…そういう事なら任せろ!緡真よりも綺麗に踊ってやるよ」
     「望むところだ」
    緡真はすぐさまちゆりの手に触れ、膝をついた。
     「俺と踊ってくれませんか?お姫様」
     「まぁ…緡真ったら♪」
     「翡翠さん!踊りませんか?」
     「もちろんよ…照月さん」
    狗那は少し羨ましそうに見るセイラを見た。
     「セイラも、好きなやつを想像してみて」
     「え…?」
     「ボクが出してあげるから」
    セイラは思い切って声を出した。
     「絵本の中の王子様!」
    すると小さな穴からレイが出て来た。
     「え、なに!?」
     「王子様…踊ってください!」
    セイラに声をかけられたレイはにっこり笑った。
     「うん、もちろんだよ。お姫様」
    レイにエスコートされながらセイラは踊った。
    プレーンとレーヴはくるくる踊っていた。
     「楽しいプレ〜♪」
     「きゅきゅ〜♪」
     「まさかボクの大好きなレイが出てくるなんて…ちょっとボクジェラシー…」
     「こら、そんな事言わないの」
    大好きなレイを見てちょっとだけヤキモチになった狗那を詩夢がつっこんだ。

    踊りが終わった時、舞踏会の外にはネオン調のジェットコースターがあった。
     「次にいくプレ〜」
     「また後でね、セイラちゃん!」
     「一緒に踊りましょうね」
     「楽しかったよ!」
     「また来てくれ…」
    セイラとマスコットを乗せたジェットコースターは発射した。
     「じゃあ俺とレイはチームに戻るぞ。照月もありがとな」
     「今度はちゃんとオレを呼んでくれよ〜?」

    ジェットコースターが着いた先は近未来な遊園地だった。
     「イルミネーションすごい…!」
     「今度はボクのご主人様達ですぅ〜♪」
    イルミネーションに包まれたステージに現れたのはネコネオンのユニフォームを纏ったエトレヴだった。
     「ようこそ!エトワールレーヴのネオンパレードへ!今宵はかわいい子羊ちゃんの為のパレードだよ!」
     「…太陽も月も騒ぐほどの楽しいパレードにするために」
     「セイラも僕らとお揃いのネオン衣装に着替えちゃおう!」
    セイラはうさ耳ヘッドフォンを付けたネオンパーカーを纏った。
     「めっちゃオシャレでかわいい!」
     「きゅぷー!キラキラいっぱいですー!」
    レーヴは人間態になり、プロジェクションマッピングを開始した。
    すると現れたのは、アンリ率いるチーム「コメットハート」やオーギュスト率いるチーム「ゴールドエデン」、ローズやアクセル、そしてDJを務めるフランシスが登場した。
     「たくさんいる…!」
    セイラはフランス組によるパレードを見て、目をキラキラさせていた。
     「がぁるる!フランス組大集合だぜ」
     「フランス組やることが凄いプレ〜」
     「フーン、やるわね」
    するとクロードはセイラを舞台にあげた。
     「セイラちゃんも楽しもう!このパレードを!」
    セイラがステージ側に立つと沢山の人達がステージを見ていた。
     「き、緊張する…」と、セイラは固くなっていたが、アンリやオーギュストが背中を押してくれた。
     「さぁ、まだまだ続くよー!」
     「次はもっとDJルナが盛り上げるぞ…!」
    パレードは大盛り上がりだった。
    そして次のエリアに続くトンネルがあった。
     「じゃあ次はもっと楽しいかもよ?」
     「…また後でな」
     「いよいよ折り返しだね!僕らも行くから!」

    トンネルを抜けるとそこはお菓子の世界だった。
     「フィナーレを飾るのはプレーンのご主人達、スイートアヴニールプレ!」
     「セイラちゃん、待ってたよ!一緒に思い出作ろうね!」
    アヴニールはフルーツクッキーパティシエールのユニフォームを纏っていた。
     「…お姉ちゃん達だ!さっきの王子様もいる!」
     「メルヘンな旅のラストを飾ろう」
     「俺らは最強最高って言ってんし!」
     「これもまた縁だな…」
     「プレプレプレー!へんしーんプレ!」
    プレーンは先程のマスコット達の様に人間態に変化した。
     「うさちゃん!」
     「さぁセイラちゃんも、今宵はノウイセライフだよ!」
    音符の手を握るとフルーツがたくさん飾られたかわいいパティシエ衣装になった。
    するとセイラが音符にある事を聞いた。
     「お姉ちゃん達って…どうしてかわいい衣装とか着替えられるの?」
     「誰にも負けない夢がたくさんあると着られるんだよ。セイラちゃんにもちょっと大きくなったらきっとできるよ!」
     「じゃあお姉ちゃんみたいな人になれる?」
     「私みたいな?」
     「だってカッコいい人が友達で、たくさん好きなものがあって…それから…」
     (たくさん言いたいんだなぁ…本当に昔の私みたい。私も小さい頃…)
     「私、ウイキュアみたいになりたい!」
     (って…感じだったなぁ…)
    音符はしみじみと懐かしさをセイラから感じた。
     「食べ物ホムンクルス達ー出てこいよー」
    槍律が呼びかけるとマカロンやニアンと言った食べ物から生まれた能力者達が現れ、マシュマロの雲に、クッキーで出来た船のカヌー、ジェリビーンズのボールプールなどセイラを楽しませた。
    他の能力者達が「次はニアン」や「ボクにも!」と話していた中、セイラは少し寂しそうに見えた。
    音符が気になって「どうしたの?」と尋ねた。
     「…これが終わったらお姉ちゃん達とも会えなくなるんでしょ?うさちゃん達にも…」
    またセイラは泣きそうになっていた。
    音符は優しく抱きしめ、慰めた。
     「私もせっかくセイラちゃんと仲良くなれたのに、離れ離れになるのは寂しいよ」
     「お姉ちゃんも…?」
     「けどセイラちゃんが願ったら、また会えるよはず。…ううん、絶対会える」
     「プレーンもまた会いたいプレ!」
    プレーンがセイラの後ろに座った。
     「お姉ちゃん、お星様にお願いしたらまた会える?」
     「なら、これをセイラちゃんに渡すね」
    音符がセイラに渡したのはマスコット達のストラップが入ったカゴだった。
    プレーンにウラヌス、アメトリンにレーヴはもちろんちゃれしすお日さまレストランのチェリボン、スピニーもおり、そして味噌汁ちゃんに仔ヤギのストラップもあった。
     「たくさんいる…!もらっていいの?」
     「うん!セイラちゃんのために皆で用意したんだよ♪」
    音符はにっこりと笑い、ユニフォームを変え、個別ユニフォームに身を纏った。
     「じゃあラストは皆で花火をあげちゃうね!皆準備はいいー?」
    セイラが振り向くと13人とマスコット4匹、そして今回手伝ってくれた能力者達が集まっていた。

     「……せーのっ!」

     「大異世界解放!」
    大人数で出した花火は夢の終わり、フィナーレを飾った。
     「セイラちゃんが笑顔でいられますように…!」




    ———数日後、黒和茶屋にて。
     「郵便配達員のリムでーす!お手紙届けに来ました!」
    音符が受付に出て手紙を受け取った。
     「ありがとうリム君!」
     「では失礼しまーす」
     「送り主は…セイラちゃんだ!」
    なんとセイラであった。
    音符はすぐさまクリスマス会にいる13人に見せるため急いで2階のスペースに上がった。
     「皆!セイラちゃんから手紙届いたよ!」
     「本当…!音符早く呼んで!」
     「…ボクも気になる」
    音符は封筒を開けて開いた。
     「…かわいいユニフォームを着たお姉ちゃん達へ!」

    ささやかなお返しからのクリスマス会が始まった。



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