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    のぱせんの文字部屋

    @nopansensi1

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    尾月の謎パロメモ
    鼻水啜ってうめ〜〜〜ってなるぉがぴとひゃんひゃんいうちまって最高だよなぁ〜〜ってメモメモしてたらまた1000文字超えたのでここに残します。
    小説では無くいつものバカノリでお話し言葉で文章書いてます。文章の書き方など知らん。

    鼻水啜る尾月時計の針は22時を指している。定時という『概念』から既に4時間。
    連日の日付越えの残業で、いつもならきりりと切れる頭をお持ちの尾形百之助殿も全くもって不調ここに極まりといったご様子だった。
    身体中の筋が癒着したような気分である。もはやブルーライトカットの意味を成さない眼鏡を外し目頭を揉み込むと一つ大きなため息をついた。


    尾形と上長二人だけのデスクだけにポツンと明かりが灯る様子は宛らスポットライトで、この空間に二人だけしかいないという事が強調される。
    このデスマーチも残り僅かといったところ、上長より「あと処理は俺と尾形に任せて帰れ。」と半ば巻き込まれる形で残業させられすこぶるに機嫌も悪かった。
    今にも「あークソッ」と一発モニターに拳ぶち込んで「あばよ」したいぐらいには苛ついている。
    ズルッ
    ズルルル

    「…月島さん。」

    尾形が苛ついたように声を出す。

    「んぁ、どうした。尾形。」

    隣の席の上長…月島は間延びした声を出し、またズルッと鼻を啜った。

    「さっきから、ぢゅるぢゅるぢゅるぢゅる、風邪ですか?マジでうつさんでくださいよ。」
    「風邪ではないんだが…、寒暖差アレルギーでどうもな。」
    「…寒暖差アレルギー?」

    聞いたこともないなそんなアレルギー。カタカタと検索するとどうやら季節の変わり目の寒暖差で起こる体調不良が本当にあるらしい。
    月島は、尾形よりもさらに残業時間の多いブラック企業戦士だというのに、体調不良の理由が寒暖差と来た。
    カーッ、なんちゅう体力しているんだこの筋肉達磨は!とジロリと顔を見やる。既に鼻をかみ過ぎたか擦り過ぎたか。季節外れの真っ赤なお鼻のなんとかさん状態だった。
    きりりと切れる頭をお持ちの尾形百之助殿も全くもって不調ここに極まりいったご様子。と、2度も説明いらないが、つまり全くもって頭が働いていない。働いている部分は全て『仕事』部分に総動員させている、理性のタガが外れるのも簡単だった。

    尾形は月島の顎を無言のまま右手で掴むとペロっと舌なめずりをした。

    「啜ってやりましょうか?」
    「はぁ?」

    ズルッ

    月島は怪訝そうな顔をし鼻を啜りながらも、顎を掴まれたまま尾形を見つめる。
    月島とて、頭は連日の残業でほぼ働いていないので、自分がどういう状況に置かれているか客観的に把握できない。

    「小さい子供がよく親にされているでしょ、鼻啜るやつ。あれって鼻が小さいから親が啜ってやってるんですよ。つまり月島係長みたく鼻が小さい方は、誰かに鼻啜ってもらった方が早く治るんです。」

    全くもってそんな事実は無いし、そもそも理由など知らない訳だが。

    「なるほどな。」

    なるほどなじゃない。

    顔を近づけるまで気づかなかったが、ライトで照らされる月島の顔色は非常に悪く目の下の隈も色濃いものだった。絶対その寒暖差アレルギーってやつだけのせいじゃないだろと尾形は思う。
    月島は少しばかり黙って考えた後(考える頭などほぼ残っていない訳だが)、「じゃあ、お願いする。」というように目を閉じ鼻を差し出した。
    尾形はニンマリ口元で笑うと、月島の小さな鼻を唇で覆う。
    やんわり鼻尖部分を舐めあげ、右の鼻の穴に窄めた舌先でクリクリといじると穴からドロリとした粘液が排出される。
    勢いに任せ、ヂュルルルルと音がするほど吸い出してやると、月島の体が面白い程びくびくと跳ねた。

    「はっ…おがっ、」

    妙な感覚に半ば喘ぎとも取れるような声を出し、力なく尾形の腕を掴む。

    「はっ…うめ。ダメですよ、まだ左が残ってる。」

    そういうと、また右の鼻の穴に舌先を突っ込みクニクニと弄り回した。

    「ひだっ…ぅうう。も、みぎ、いっ!」

    ヂュルルッ

    「ダメダメ、…まだ止まってないじゃないですか鼻水…はぁ、しょっぱくて、たまんないですね。マジでうまい、最高。」

    ヂュルルルル~~~ッ

    「ぁ~ッ…あっ、だへりゃ、こへぇ…!」
    「勃っちゃう?」

    コクコク顔をクシャクシャのドロドロにして、真っ赤にして頷く姿に「たまんね~~!!」と声を上げそうになった。もともと憎からず思っていた節はあったが、鼻づまりと残業で疲労困憊した状態で思った事を直ぐ行動に移す幼子のように態度に興奮から咥内が乾くのを感じた。こうなったのは月島のせいだ、もっと啜って潤さなくてはならない。

    「早く治さんと仕事にも集中できんでしょ。とりあえず左も啜りますからね。」
    「やっ、も…良い、おかしい。これ、やっぱり変だろ。鼻。」
    「何もおかしい事なんて無いですよ。アンタが鼻水啜られて勃起している以外な。」

    途端にぐしゃりの顔を歪める殊更いじめがいのある月島に、全部全部今日までの鬱憤はらして仕舞おうと思った。


    ・・・
    そして後日仲良く高熱をだし、なぜか尾形に恨み言ブツブツ言われる月島だった。
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