義高おじさんと身の回りの人たち弦弓義高 若干(?)心身を病んでいるバイオリニスト。
ドイツを拠点にするバイオリニスト……だったが、職業性ジストニアにより休養中。そのため2021年2月頃から収入が途絶えている。
ドイツ留学中に出会った師匠に身の回りの面倒を見てもらっていた。
テオ 義高の師匠。年甲斐もなく恋をした。
義高を「僕のアメジスト」と呼ぶ。実際のところは籠に閉じ込めた鳥が自分のために歌うのが好きだっただけ。
ゾフィー先生 テオの元妻。義高がドイツ留学をする一年前に離婚。義高が嫌い。でも人間性と技術は別。
妙音(正宗)先生(27) 顧問弁護士。
色んな契約とかチェックしてもらったり管理してもらったりしている。税理士と精神科を紹介してもらった。全然無駄な干渉してこないし仕事もできるしでめちゃくちゃいいビジネスパートナー。母親同士が知り合いらしい?(?)のでその伝手で知り合った。
Suicaあげたら怒られた。レシートの管理アプリを入れるように指導された。月一でシガールと紅茶を送りつけている。
新田さん(26) 日本での家のハウスキーパー。義高が洗面所で工作用の鋏片手に髪を切っているのを目撃してドン引きした。
二児の母親。子供が二人とも幼稚園に通い出したので隙間時間を見つけてハウスキーパーのパートをしている。
義高のことは手のかかるでっかい子供だと思っている。最近料理をするようになったので簡単レシピとかを教え込んでいる。意外と飲み込みがいいのでもっと早く教えればよかったと後悔した。子供の成長を見守る肝っ玉母ちゃん。
ヨハン(30) ゾフィー先生の教え子。義高が指導していた楽団の一員。
直接の先輩後輩関係はないが、同じ音楽院を卒業。大学が地元だったので音大に入る前から義高のことを知っていた(というか目立つから噂が勝手に耳に入ってきた)。
ゾフィー先生に早く元気になってほしい。ので、義高には早く帰ってこいボケと思っている。テオのことも好きじゃないし義高のことも好きじゃない。ゾフィー先生の悩みの種になる人間は全員苦しみ抜いて死ねばいいと思っている。
柴田葵(29) ヨハンの友達。ドイツ留学中に義高に出会い、義高を先生と呼んでいた。テオが嫌い。
同じ日本人留学生だった義高と自分を比べがち。コンプレックスともいう。義高が弾いていた曲でコンクールに挑戦したらまったく納得のいかない演奏をしてしまってメンタルが終わった。
義高を手放すようテオに直談判しにいったら鼻で笑われて追い返された男。天才に対して「俺の天才」と思っているタイプの厄介粘着野郎。いうてお前も天才だろ。
病院の先生たち 色んな病院の先生。ドイツの脳神経外科の先生と日本の脳神経外科、心療内科の先生。そろそろ卒業できるかもしれない。
鶴崎先生(37) YΛMΛHΛ音楽教室の先生。実は義高の同期。後方保護者面野郎。メンヘラ製造機。
音大時代にずっと劣等感を持っていた天才が生徒として自分の音楽教室に来た。なんで?
結構昔に高校生の教え子に迫られてワンナイトかましたことがある。男の子だったけど顔が可愛かったので受け入れてみたら意外とイケることに気付いた。自分がバイであることを自覚するも、普通に未成年ってヤバくね?と気付いてごめんなさいしてお別れした。でも正直めっちゃ気持ちよかったなとは思っている。
口は悪いけど別に相手をいじめて楽しんでいるわけではない。SMプレイとか求められて困惑するタイプ。