「……っ、ふっ、ふぅ、た、すけ」
「……ワース?」
「も、やだあっ、たす、だれかっ、」
ベッドから落ちるように、オーターから逃げる。捕まってから暇があればずっと抱かれ続けたワースはこれ以上は気が狂ってしまうと恐怖した。
ガクガクと力の入らない手足に力を入れて這うように、ドアに向かう。
「んっ、んぅ、うっ、ひっ、ひっ」
進む度にオーターに注がれた白濁が太腿を伝い、身体が震える。
「……」
ぺたぺたと赤ちゃんのように床を這うワースをオーターはじっと見つめる。
ドアの前までつき、ドアノブを回す。きぃ、、と鈍い音を立ててドアが開き、廊下が見える。早くここから出ないととワースが手を進めようとした時。
「あっ、ふ、ふっ」
「……満足しましたか、ワース」
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