Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    叶多さん

    叶多さんです

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 38

    叶多さん

    ☆quiet follow

    CoC、アンデュ共通
    桃華ちゃんが先輩に片想いしてた時の心境というか、そんななにか。

    胡桃沢桃華の独白。先輩には、きっとたくさんの大切なモノがある。
    桃華も、その中のひとつになれてるのかもしれない。
    けどね、桃華ね、一番になりたいんだ。
    先輩の大切なモノの中でも、一番に。
    厚かましいって、言われちゃうかもしれないけどさ…。
    だってしょうがないじゃん。好きになっちゃったんだもん。

    最初はさ、嫌な人!って思ってたよ。
    他の子にはしないのに、桃華には意地悪いっぱいするしさ!
    こんな人絶対好きにならないって思ってた。

    思ってたのになぁ…。

    いつからだろう…。
    先輩と不思議なことに巻き込まれるようになって、段々と変わって来たんだよ。
    一緒にいる時、先輩は桃華と手を繋いでくれてさ、その手が温かくてさ。
    安心するようになったんだよ。

    先輩と手を繋ぐことで安心感を得るようになってさ。
    「あぁ、この人が好きだなぁ…」って、心にじんわりと広がっていったんだ。
    自覚してからはもう大変なんだから!

    ずっと隣にいたいし、一番にはなりたいし、先輩に会うたびドギマギするし。
    周りに散々付き合ってるなんて噂されて、そのたびに否定してたけど…。
    まさか本当に好きになるなんて思わないし、その噂通りになればいいなんて願う日が来るなんて…。

    でもね、桃華きっと「好き」って言えない。
    だって、先輩にとって桃華はただの後輩にすぎないだろうし。
    伝えちゃったら、先輩…桃華から離れていっちゃいそうで…、言えないよ…。
    だからね、好きって気持ちも、一番になりたい気持ちも、全部全部…
    鍵をかけて、大事に閉まっておくの。心の奥底に。



    だからどうか先輩、桃華の気持ちに気付かないでね。

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works