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    あお。

    @aoasooor

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    あお。

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    ノア治くんと人間角名くんのdグレパロで思いついたのバーって書いたやつ。はっぴーえんどにならなかった。死ネタあり。

    dぐれパロの治角名とある教会を訪れる治くん(ノア)そこの牧師様はブローカーで教会に集まる人を提供していた。
    「これはこれは治様」
    「伯爵からの使いや」
    「はい。こちらへ」
    案内される途中で、シスター達が🍞を配っていた。シスターに混ざって隣接している孤児院からも数人の青年達も手伝いにきていた。その中の1人に目が止まる。

    「あいつは?」
    「あぁ彼は角名といいます。おとなしい子ですよ」
    「ふーん。」

    同年代と比べると大人びているが時折みせる表情にはまだ幼さがのこる。高い身長の割に細い身体。治は彼が欲しい。手に入れたいと今まで人間に抱いたことのない感情に駆られた。

    「あいつ貰っていくわ」
    「えっしかし今日は」
    「駄目なん?」
    「いっいいえ…」

    牧師は子供を提供する時は怪しまれない様に里親になりたい人が来たと前々から孤児院に話をするようにしていた。そのためいきなり連れて行かれるのはと…一瞬困惑したが治の圧に逆らえるわけもなかった。

    「今日はあいつだけでええわ。あとはまた他のやつにこさせる」
    「わかりました」


    🍞の配布が終わると牧師は角名くんを呼び出した。部屋に入ると牧師の他に見知らぬ男が1人いることになぜ自分は呼ばれたんだろうと思う角名くん。
    「失礼します。何か御用でしょうか?」
    「よく来てくれた。実はこちらの方が君を引き取りさいそうだ」
    「はっ?」

    告げられたことを理解できなかった。それもそうだ、里親が決まる子は小さい子が多かったし、そもそも段階を踏んで決まる事でこんな突然、しかも孤児院ではなく教会の牧師様に言われるなんて…。

    「ちょっ、ちょっと待ってくださいそんな、いきなり…」
    「決まったことやから、行くで」
    「えっ?!放して!」

    治が角名くんの手を引いて歩きだすが、思わず振り払ってしまう。次の瞬間角名くんは喉がヒュッと締まったような感覚に陥る。振り向いた治くんの瞳があまりにも冷たかったから。

    「あんまり手荒なことしたくないねん。ここにも孤児院にも迷惑かけたないやろ」
    「え…」

    牧師の方を向くがふっと顔をそらされてさしまう。
    牧師様の態度、治の言葉角名くんは自分は教会と孤児院の提供資金のために売られるのだと勘違いする。(角名くんは牧師がブローカーだとは気づいていない。)

    家族はみんなAKUMAに殺され孤児院にきた。帰る場所はここしかない。1人で社会にでたとしても今の自分じゃまともに雇ってくれるとこだってない。いい様に利用されて終わりだ。目の前の男についていくしか無かった。

    連れてこられた先は立派なお屋敷だった。(ノア達が貴族してたのでそこらへんイメージしてます)「(うわっすご…てかなんで俺なんだろ…金持ちの考えることってわかんねー)」
    「ついたで、俺がいいって言うまで部屋から勝手に出たらあかんから。あとこれに着替えてな」
    「あの…なんで俺のこと…」
    「気に入ったからや」
    そう言い残して治は部屋を出ていってしまう。1人残された部屋で聞いた扉の音はやけにはっきりと聞こえた気がした。角名くんは閉められた扉からそっと視線を外した。



    「サム!お前人間拾ってきたんか!」
    「おん」
    「珍しいやん。お付きのAKUMAでも作るん?」「ちゃうわそのままにしとく」
    「はぁ?何考えてるん?」
    「何でもええやろ…。手だすなよ」
    「誰が出すか!」

    ノアの中には人間を嫌ってる者もいたが、治はそもそも興味がなかった。邪魔であれば排除する。邪魔にならなければどうもしない。しかし角名にいたっては別だった。自分の手元に置きたい、欲しい。直感的にそう感じた。その感情に理由などなかった。


    お気に入りの服を着た角名がいつも自分の部屋にいる。最初はそれで満足だった。角名は何故自分がここに連れてこられたのかもわからないことと最初に見た治の冷たい瞳がの脳裏にちらつき治と距離を取って接している。教会にいたときのような柔かい表情も自分に見せてほしい。治はしだいにその距離が邪魔になっていった。

    そこで、治は喜びそうな物を買っては角名くんに渡し始める。伯爵に言われて人間のご機嫌取りをしたことは何度かあった。適当な物を見繕って渡せばうまく行ったが目の前の笑顔はなかなかぎこちなさが取れない



    ある日街で見つけた氷菓子を買っていくと今までと違う反応が帰ってくる。
    「これ…」
    「好きなん?」
    「はい」
    箱を開けて中を見つめる瞳は子供の様にキラキラしていた。
    「たくさん食べ。また買うてきたる」

    氷菓子を咀嚼している姿をみて治は空腹感に襲われた。単純に栄養を欲しているわけでも、AKUMAの様に殺人衝動に駆られた空腹感でもない。目の前の角名を食べたい。自分のものにしたいという独占欲だだった。控えめに開かれ、氷菓子が入っていく唇から目が話せない。

    「あの…そんなに見られる食べづらいんですけど。」
    「…」
    「えっ…ちょっ…ッんっ」
    我慢する意味などわからず治は唇を奪った
    触れた唇はひんやりと冷たい
    「ちょっと!なにすんだよ!」
    「うまそうやったから」
    「はぁ?!」

    思わず気をつけていた敬語も外れてしまう
    ぐっと距離を縮められ焦って言葉を続ける

    「ちょっ!ちょっと待って!待ってください!そんないきなりっ!」
    「別にいきなりってこともないやろ、最初からそのつもりはあったし」
    「はっ?!」


    "最初から"その言葉で目の前の男が自分を連れてきた検討がついた。相手を探していたんだ、身体の。それで俺を選ぶなんて物好きなやつ…。と思考を巡らせる。自分はこいつに買われた身、仕事をさせられるわけでもなくむしろ食事も服も贅沢なぐらい良くされた。逆らうことなんてできない。でも、よく知りもしない相手にただ好きにされるのはやっぱり嫌だった。

    「あんたのことよく知らないし!」
    「俺のこと教えたら好きにしてええんや」
    「いや…そういうわけじゃ…」
    「じゃあどうしたらええの?」

    「おっ俺の事もあんなに知ってほしい!」

    角名くんは自分で言っておきながら何言ってるんだ…と後悔に襲われる。こいつは俺の身体がお気にめしただけであって俺自身にはきっと興味ないのに…。渡される物に食い物が多かったのだって孤児院にいた頃の痩せた身体じゃ抱き心地が悪いからだろうし、服や装飾品だって人形を自分好みにしてるだけなのに…。こんな条件出したって…

    「…せやな」
    「…えっ」
    「お前のこと教えてや」
    「うん…あっはい」
    「敬語いらん。あと俺の事は治って呼んで」
    「いやそれは」
    「ええから」
    「わかった…」
    「歳は?」
    「17...てかそれも知らずに連れてきたの?…治も同じくらいでしょ?」
    「…まぁそんなぐらいやな」

    その日を堺に二人の間には会話が増え暇さえあれば一緒にいるようになる。

    「好きな食いもんなに?」
    「角名の目綺麗やなぁ」
    「角名は黒が良く似合うわ」
    「何かほしいものある?」


    など、治は話しだすと止まらなかった。
    しかしクールだと思っていた治の人懐っこい一面がしだいに角名くんの心を開いく。あの冷たい目だって気が動転してそう見えただけかもしれないし、身体だけではなく治はちゃんと俺自身を見てそばに置いているとわかると次第に角名くんも治くんにひかれていった。


    「治はなんでこんなに買ってきてくれるわけ?」
    「嬉しいやろ?」
    「必要な物さえあればいいっていうか…嬉しくないわけじゃないんだよ。でも俺何もしてないのにただ貰うだけってなんか…」
    「角名は別になんもせんでもええんやで?」
    「俺が嫌なの。治は喜ぶと思っていろいろ買ってきてるんでしょ?それと同じで俺も治何かしたいの一方的なのは嫌なんだよ。」

    可愛い。唇を奪ってもいいだろうか。治はそちらの考えばかり浮かぶが正直に言えば角名くんの機嫌を損ねることは目に見えいるのでぐっとこらえる。

    「せやなぁ…じゃあ俺の身の回りの事手伝ってくれへん?」
    「そんなんでいいの?」
    「きっちりお世話してな」
    「…変なこと考えてたら怒るよ」
    「冗談やんすねんといて」


    それから治の身の回りのことは角名くんがやるようになる。制限はあるが洗濯をするときなど少しなら部屋を出ることを許された。洗濯や掃除は孤児院で自分たちでやっていたことも多かったので特に困らずにできた。食事は出されていたものにはかなわなかっが、たまにお茶を入れておしゃべりをしながら2人で飲んだ。最初にここへ来たときの不安が嘘のように幸せだった。

    「なぁ角名。なんかして欲しいこととかない?」
    「何いきなり」
    「何でもええで、あれが食いたいとかあれが飲みたいとか」
    「ふふっ食べ物しかないじゃん」
    「角名の頼みやったら何でも聞いたる」
    「いいよ。俺今のままで十分幸せだから」

    治も角名が笑ってくれるようになり、自分に心を開いてくれとても満たされていた。しかし自分と角名との決定的な違いはどうしても取り除く事ができなかった。

    「治は外でなにやってんの?」
    「…おじさんの手伝い」
    「へー…どんな仕事?」
    「そんなんええやん…なぁこっちきて」
    「…っん」

    答えにくいことは口を塞いでごまかす。
    外で何をしてるかかなんて言えなかった。
    悪魔を使って悲劇を産んで、エクソシストを殺して血で染まった手で抱いているなんて知ったらきっと角名は俺の前からいなくなってしまうから。


    ある日外で洗濯物を干していると声をかけられた

    「お前がサムのお気に入りやな」
    「…誰?」
    「なんや俺のことも聞いてへんの?あいつどんだけやねん」
    「治の知り合い?」
    「知り合いも何も俺とあいつは双子やねん」
    「双子…」
    「そっ俺は侑」
    「治なら今いないよ」
    「知ってるわだから来た」
    「俺になにか?」
    「…」
    「おいツムなにしてんねん」

    侑の後ろから低い声がした。
    「ありゃもう帰ってきたん」
    「なにしてるかきいてんねん」
    「別になんも。お前の角名くんがどんなんかきになったんやもん。じゃまたな角名くん」

    「なにがもんや。気色悪い」

    「角名大丈夫か?何もされてへん?」
    「うん。別に喋っただけだよ。治双子だったんだね」
    「あっおん。まぁな」
    「…俺も兄妹いてさ。妹が1人」
    「…そうなんや」
    「でも両親と一緒に悪魔に殺されちゃった…すごい優しい子だったんだ。」
    「…」
    「家族みんな殺されて、なんで俺だけ生きてんだろうって何度も思った。でも後を追って死ぬ事もできなかった…ずるいやつなんだ俺…。」
    「ずるくなんてない。そんなこと言わんとって…」

    そういって抱きしめようとしたが出来なかった。俺には角名を慰める資格などないのだからブローカーの監視下にあった孤児院。少し考えれば想像がつくことだった。愛する人が殺され、その悲しみが魂を縛り付け呼び寄せる。呼ばれた魂は呼んだ人間の革を被り悪魔になる。家族が悪魔に殺された子供。ブローカーが目をつけないはずがなかった…。

    「治手をかして」
    「えっ…」
    角名が俺の両手を取り自分の頬に当てる
    「これ。昔よく妹にやってってせがまれたんだあいつ頭じゃなくてこうやって優しくほっぺ包んで撫でられるの好きだったんだよね。」

    そのまま角名は猫のようにすり寄ってくる。手のひらに頬感触が伝わってきた。

    「今なら好きなのわかるや安心するもん。」
    「(俺が悪魔側やと知ったら角名はどんな表情するんやろ。怒り狂って俺を殺しそうとするんやろか…。)」

    人間の角名がノアの俺を殺せるなんで思ってはいないが。角名殺されるならそれでもいいと思った。


    「ほんならちょっと行ってくるわ」
    「うん。行ってらっしゃい」

    今日は夜から治が出かける。
    部屋で見送りをしたが治が出てすぐに手袋を忘れてることに気づく。

    洗濯のとき以外は部屋を出ては行けないと言われていたが、まだ治が部屋を出て時間は経ってないすぐそこにいるかもしれない。見つからなかったらまた部屋に戻ればいい。軽い気持ちで部屋を出てしまった。廊下に治の姿はない探しているとある一室から声が聞こえる。
    治と侑の声だ。

    「お前のあいつの事どうするつもりや」
    「どうもせん。あのままずっとそばに置くだけや」
    「…本当にそんなことできる思っとるんか」
    「…うっさいわ」

    立ち聞きをするつもりはなかったが、
    ドアをノックしようとした手が止まってしまった。

    「(えっ?俺の話?)」


    「このまま戦争激しくなったらいずれバレるで。」
    「…」
    「今は何も言わんと大人しゃうしとるけど、俺達の近くにいる限りずっと隠しとおすなんて無理やで。俺達がノアやって事も…悪魔作ってるって事も」
    「(はっ…?)」

    今なんと言った?悪魔を作っている?
    悪魔ってあの悪魔…?俺の家族を殺した…?

    「お前はノアであいつは人間。ずっとそばに置きたいんならさっさと悪魔にしてまい」

    もうそれ以上は聞いてられなかった。
    角名のてから握られていた手袋が床に落ちる。頭のなかはぐちゃぐちゃだった。足音を立てないようにと思ったかが実際に出来ていたかはわからない。部屋に戻るのに必死だった

    「はぁ?!ふざけんなや!!!」

    角名を悪魔にするなんて。誰かの魂を角名の革を被せることも、角名の魂に誰かの革を被せることも絶対にしない。

    「だいたい人間近くに置いとるやつなんて他にもおるやんけ」
    「あいつらは利用してるだけやろ、価値無くなったらちゃんとポイできる…でもお前…入れ込みすぎやで」
    「…」

    「はぁ〜もうらちアカン取り敢えず行くで今日の仕事終わらんくなってまうわ」

    ドアを開けると手袋が落ちていた。
    何故こんな所に…治は自分が手袋を忘れていたことに気づく部屋にあるはずの物がここに落ちていた…誰かが持ってきたのだとしたら…?可能な人物は一人しか思いつかなかった…

    「…ッ!!!」
    「あっおい?!!」

    治は急いで自室に戻っていく。


    その頃角名くんは部屋に戻って力なく床に座り込んでいた


    「(治が…悪魔…を作ってて…悪魔って…)」

    「ぁっ」


    1度わかってしまうともう拒むことはできなかった瞳から涙が溢れて止まらない。

    「(嫌だっ理解したくないっそんな…)」

    思い出してしまった。最初に会った治の冷たい瞳を。背筋が氷り、見ているだけで息ができなくなるあの感覚を。

    そういえば俺…治に好きだなんて言われた事ないや…あまりにも自分に優しく触れるものだから勘違いをしていた…あの幸せだと感じていた時間は嘘だったのだろうか… でも言葉にされていたくても優しく触れてくれた感触も、教会で向けた冷たい目とは違う温かい目を確かに治は自分に与えてくれた

    しかしそもそも治との時間を幸せだと感じていたことは家族への裏切りになるのでは…。俺は家族の敵のそばでぬくぬく甘やかされていたなんて…

    「角名っ!!!」

    「あっ…」

    「すな…」

    「来んなっ!!!」

    「…やっぱ聞いてたんやな」


    「なんなの…。おまえ…どういうつもりだったわけ…楽しかった…?家族の敵の言うこと聞いて、世話焼いて馬鹿だっておもってたんだろ…ずるいよ…俺もう治のことこんなに好きになっちゃったのに」

    「…ッ!」

    「…俺どうすればいいわけ?」

    「すな…」

    「おさむ…前に言ったよね…俺の頼みだったら何でも聞いてくれるって」

    「え…?」

    「治の手で俺の事殺してよ治が殺して…俺を家族のところに行かせて」

    「あかん。」

    「…お前は絶対離さん」


    ――――ーーーーーーーーーーーーーーー
    「お前あいつどないするん?伯爵にまで頼んで」

    「言ったやん。そばに置くだけやって…」

    「角名の魂はずっと俺のそばにおいとくねん。」



    って書いてるうちにやっべハッピーエンドにならんわ…てなったので投げておきます…。

    角名くんのお願い言われたノア治くんは角名が望むならってなるか…アカンってなるか…上に書いてあるのは後者でアカンってなったあとまた部屋から出さなくなるんだけど、角名くんが治が殺してくれないなら自分でってなるのを許さないでずっとそばに置いておく、次第に弱って角名くん最後は「治酷いね…一番聞いてほしいお願い聞いてくれないんだもん」って言葉を残すんだけど、その後も治くんは伯爵に頼んで角名くんの魂を縛って置いておく。
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    あお。

    MOURNING治の部屋の鏡が異世界に繋がってた(寮設定)。異世界には角名くんそっくりな御曹司と治くんそっくりな執事がいて…というファンタジーパロのつもりだったものです。思いつく限り書いただけなので供養。異世界組はすなくんとおさむくんの姿をした誰かみたいになってしまったのでキャラ崩壊注意です🙏🏻💦後半はほぼ会話です。いつかもう少し修正したい。「」→崎『』→異世界組
    崎の治角名+異世界の治角名治の部屋の鏡を除くと違う世界に繋がっていた。何言ってんだこいつと思うかもしれないが、俺も意味がわからない。でも実際に目の前で起こっているのだ。しかも……鏡の中には俺にそっくりのやつがいた。

    「いや、意味わかんないんだけど」
    「まぁ同じ顔なんて俺らで見慣れてるやん」
    「それとは話が別だろ……」

    事の発端は少し前。週末に出された課題を一緒にやろうと言う話になった。丁度同室の侑が部屋を空けるからと治たちの部屋で。

    「どーぞぉ」
    「おじゃまします。綺麗にしてんね」
    「だいたいこんなもんやろ」

    同じ間取り、同じ家具でもやはり住んでる人たちの個性は出るものだ。机の上に無造作に積まれた教科書に今月号のバレー雑誌。ズボンなのかシャツなのかわからないがクローゼットの隙間から布がはみ出していて、急いで散乱している衣類を放り込む治の姿が目に浮かんだ。だいたいこんなもんやろなんて言ってたけど、急いで片付けたんだろうなと思うと自然と広角が上がる。
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    mona5770

    MEMO(治角名)リモート会議に参加する角名と甘えにくる治
    リーマン軸は彼らにはないはずなのに、自分の土俵に入れようとするのはやめなさい。
    いやでも角名は午前中だけでも会社員のはずだ。よし。
    (バレー関係、仕事関係は完全捏造です)
    無難に総務とかに配属されてコピーしてるのも想像したけど、角名はSNSとか得意なんでしょって無茶ぶりでHPメンテとかの仕事してるイメージ。
    リーマン角名に夢を見る。仕事中はPCメガネ着用よろしく。ご時世もご時世だし「シーズンオフの出社は最低限でいいよ」と言われた。選手としてはともかく会社員としては絶対にいなければ困る存在かと言われたらそうでもないし、毎日がちがちに出社しないと困るような仕事量でもないことは自分でもわかっている。
    仕事内容もパソコンさえあればどこでもできるものだし。
    となれば躊躇せずに「ありがとうございます」とその提案をありがたく素直に受け入れるしかない。つかほんとにありがたいし。
    もちろん代表関係の招集もあるから完全なオフではないし、出社しなくていいだけで、リモートワークで決められた仕事はこなすわけで。
    もちろん会議やミーティングがあれば参加しなければならない。
    とはいえ出社が免除されればどこを拠点にしても、それが招集されたときに困るほどの僻地でなければまったく問題はなくなるのだ。
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    あお。

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    「いや、意味わかんないんだけど」
    「まぁ同じ顔なんて俺らで見慣れてるやん」
    「それとは話が別だろ……」

    事の発端は少し前。週末に出された課題を一緒にやろうと言う話になった。丁度同室の侑が部屋を空けるからと治たちの部屋で。

    「どーぞぉ」
    「おじゃまします。綺麗にしてんね」
    「だいたいこんなもんやろ」

    同じ間取り、同じ家具でもやはり住んでる人たちの個性は出るものだ。机の上に無造作に積まれた教科書に今月号のバレー雑誌。ズボンなのかシャツなのかわからないがクローゼットの隙間から布がはみ出していて、急いで散乱している衣類を放り込む治の姿が目に浮かんだ。だいたいこんなもんやろなんて言ってたけど、急いで片付けたんだろうなと思うと自然と広角が上がる。
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