Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    ます〼

    @masu_dadandan

    よろしくおねがいします。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 35

    ます〼

    ☆quiet follow

    前に投稿した、AVみてる侑日の続きです。
    あともうちょっとだけ続くんじゃ

    #侑日
    urgeDay

    続 先輩とAV「銀がな」
    侑がそう喋りかけてきたのは、練習も終わり寮まで帰るその道すがら。前を歩く何人かとの距離は一メートルあるかないか。
    「銀さんが」
    「またAV寄越してん」
    思わず前方を確認した。誰もこちらを向いていない。ふうと小さく息を吐いて、侑に視線を戻した。
    「はあ」
    普段と変わらない表情で、今日の晩ごはん何かなの流れからどうしてこうなったと言わざるを得ない話題を何故このタイミングで振ったのか。日向には少しもわからなかったが何も返さないのもあれだろうと、何となく出した声は間の抜けた音になって空中に漂った。
    「また一緒に見いひん?」
    そして今度は言葉もなくただ隣を見上げた。きっとぽかんとアホみたいな顔をしていた。
    あの、どうにも形容しづらい夜から一週間。お互いその事には触れず、しかし幸いにもいつもの日常が送れていたから無かったことになったんだと思っていた。
    侑とはあれきりナニを扱きあったりはしてないし、勿論一緒にAVだってみてない。下ネタもほどほどにありきたりなやつを適当に。きっとそうするのが一番だと、あえて蒸し返すこともせず。
    なのに、なんで?しかも今?
    前を歩くチームメイトは、真面目にも今日の反省に勤しんでいる。まさか後ろでAVの話なんてしてるとは思うまい。
    何言ってるんですか?とか、本気ですか?とか、少し声を大きくして聞きたい気持ちをぐっと堪えた。なになに何の話?なんて騒がれたらそれこそやばいと危惧してだ。
    「今夜」
    「こんや、ですか」
    ウン。と頷くその表情は相変わらずのポーカーフェイスで、何も読み取らせてはくれない。
    断る理由なんていくらでもあった。指折り数えたら足まで使わなきゃいけないだろう。他人とAVなんて普通は見ないし、それも毎日顔を突き合わせるチームメイト、先輩、男。気まずさもひとしおだ。見るなら一人で見ればいい。相手が自分である必要性も見いだせない。それから、ちんこを見せて触らせて、挙句の果てには射精までみられた相手と二人きりでまたAV鑑賞なんて恥ずかしくて考えられない。そうだ、そういえばあの時、事故みたいなキスもしてしまった。
    答えは一択。遠慮しますと一言言うだけ。
    なのに。勝手に口の中に唾液が溜まって、飲み込むために喉を鳴らした。
    気持ちよかった。侑に触られた感覚が、唇の感触が、舌が粘膜を這い回る擽ったさが、ぶわっと蘇った。
    おかしい。こんなの普通じゃない。そんな事は百も承知で、日向はこくりと頷いた。好奇心、というより性欲が勝った瞬間だった。

    一週間前と同じ扉を前にして、コン、とひとつ。少し震えた手でそれからもうひとつ、コン、と叩く。扉を隔ててくぐもった声が「あいてる」と入室を促した。
    部屋に入ってつっかけを脱いで、そしてまたあの日と同じ、壁際に置かれたテレビが映す映像に向けて出たのは「ええ」という声。
    「いや、待っててくださいよ」
    「ちゃうねん」
    「だからちゃうくないんですってば!」
    思わず吹き出した。既視感を覚えるやり取りに肩を小さく震わせて、知らないうちに握っていた拳をあける。
    部屋の中へと進んでいって、改めて侑の視線の先を見れば、テレビの中には下着を今まさに脱がされていて恥ずかしそうに俯く女性の姿。
    「一緒に見ようって」
    「いうて導入部分飛ばす派やろ翔陽くん」
    「まあ、そうすね」
    「俺も。せやから先流してただけ」
    納得したようなしていないような。まあいいか。
    おいでおいでと叩かれたソファにお邪魔して、でもあまりくっついて座るのもどうなんだろうと少しだけ距離をあけた。前回はどうだったか。そんなの、気にして座ってないから覚えてるわけもない。
    侑の手元には、リモコンが握られている。「大型新人!弾ける笑顔とFカップ。巨乳スレンダー美人の淫らな休日vol1」と、侑によって読み上げられたAVタイトルに、「なるほど」とよくわからない返事をひとつ。それから自称Fカップを見て、恥ずかしくなって目をそらした。
    「銀さん、こういう女性も好きなんですね」
    ちらっと見えた今回の女優の顔は、前回のたぬき顔とは少し系統が違うような気がしてそう言えば、せやなぁと気の抜けた返事が帰ってきた。侑は特に友人のそういう趣味嗜好に興味はないらしい。
    殆ど横目で見る画面上で、ショートカットの、大きな目が印象的な女優は恥ずかしそうにしながらもどんどん衣服を向かれていって、あっという間に裸になる。
    前みたいにおにぎりの話でも振ってくれたらいいのに、侑はだんまり。
    テレビの中から聞こえてくる音と、時計の音がやたら耳につく。
    Fカップ、こんくらい。と、手で作ってくれたのを思い出しながら、この人はまだそこまで偽って無さそうだと、一生懸命画面の中の男女を俯瞰で見るよう意識をした。
    肌色一色になった女優に、のしかかる男優。隣の侑はやっぱり今日も何を考えてるかわからない表情で、テレビの画面を目に映している。
    濃厚なキスシーンが始まった。自分たちもこの部屋でキスをした。
    体を触られている。俺も、
    咄嗟に手で口元を覆った。それとなく顔を伏せて、熱くなった顔を見られないよう体を傾けた。
    どうにも意識してしまう。当たり前だ。ちんこは無論すでに勃っている。AVに反応した、というより、前回この部屋で起きたことを鮮明に思い出して、どんどん血液が集まっていく。

    ━━━するわけ無いやろ気色悪い!

    あの日の翌日、おにぎり宮で笑い飛ばされた台詞がハウリングした。
    どうにかその場を誤魔化そうとして、そうですよね!するわけないですよね!と白々しく笑ってみたが、誤魔化せたかどうかは分からないし、頭は何故?でいっぱい。
    なんで侑はあんな事をして、普通と言ったのか。普通じゃないんじゃんと、言えずにここまでだらだらきて、そしてまたこんな状況で頭が残念としか言いようがない。
    でも、期待して今日ここにいる事は間違いない。
    なのに侑は日向を見ず、時折リモコンで音を調整したり、スマホをいじったり。
    今夜はしないのかな。ソファの上で体育座りして、もじもじと足の親指を擦り合わせる。どきどきして、画面なんて正直あんまり見ていない。やっぱり距離開けなきゃよかったかな。でも今更このたった数センチを詰められる気もしない。
    ちら、と侑の股間を見た。気になる物は丁度うまい具合に隠れていて、勃起しているかどうかわからない。
    喉まででかかった言葉は、しかし飲み込まれて腹にたまって燻っていく。
    ふいに思い出したのは高校生の頃で、クラスの女子が彼氏が手を繋いでこないと友達に打ち明け悩んでいた。それをたまたま聞いて、なら自分から行けばいいじゃんなんて、愚かな台詞を宣った。あの時の女子数名の白い目と、その理由がわからず首を傾げた自分が浮かんで消える。今ならわかる。そんな簡単なもんじゃない。
    言えるわけない。
    言えるわけ、
    「翔陽くん」
    ふい呼ばれた名前に「はえ?」と珍妙な反応をしてしまった。どきんと心臓が跳ねて、多分隠せたはずの挙動不審に心拍数があがる。
    横を見れば、目があった。
    うわ。同じ顔。あの日と。
    途端に隠しようもないほど顔が熱くなって、心臓がうるさいほどばくばくと鳴り始めて、無意味に足の指をピンと伸ばす。だめだ、こんなの期待してるってばればれだ。恥ずかしい。呼吸を整えなければ、じゃないと。じゃないと?
    「せん?」
    半ばパニックを起こしかけたそのせいで、その問いかけを理解するのに一瞬遅れた。
    「へ」
    侑はじっとりこちらを見て、それから、あんなに遠かった数センチを一気に詰めてにじり寄ってきた。思わず引けた腰がソファの手を肘置きににあたって、これ以上は逃げられないと拳を握る。
    侑の手が太ももに触れた。びくっと大げさに反応する日向に構わず、つつと滑る指は筋肉質な肌に埋まって、そのままするするとハーフパンツの裾から隠したいそこへと侵入した。
    「あ、あつむさ、」
    「嫌やったら止めて」
    覆いかぶさるように追い詰めて、言葉を落とすように喋るその声は少し上擦っている。
    すり、と撫でられた肌が熱い。下着の上から触れられたソコはすでにガチガチだ。多分期待だけで先走りも滲んでる。そのくらい、酷く強く興奮している。
    「嫌やなかったら、」
    うん。と一拍。
    ごくんと大きく喉を鳴らして、見上げた鼻の頭とおでこ。侑の腕と交差させるように、目の前の昂ぶりがはっきりと分かる布の膨らみに、手を伸ばした。

    向かい合って、相手のちんこを握り合う。この光景の強烈さはまだ目に馴染まない。
    硬くて熱くて、侑の興奮が伝わってくる。それが泣きたいくらいに熱を煽る。
    今日はまだ、画面の中で女優が高い声で喘いでいた。腰を打ち付けられて、短い髪を揺らしている。そんな声を音を聞きながら、滲む先走りに指を濡らしてひたすら侑のソレを扱いた。服の上からとか、そんなワンクッションは挟んでいない。やると言ったらやるとばかりに、二人阿吽の呼吸でジャージとパンツを脱ぎ捨てた。
    「ン…ッ」
    侑の指がカリに引っかかり、声が出た。恥ずかしさに唇を噛みそうになったが、それより大きな声がテレビから響いている。大丈夫、多分聞こえなかった。そう思おう。そんな自己解決の間にも、息はどんどん上がっていく。
    「あつむさん、」
    対する侑は、悔しいかなまだいくらか涼し気だ。
    「…なに」
    「きもちいい、すか」
    ぎゅっと掴んだ根本。少しばかり強く擦ると、その太い眉がぴくりと動く。
    ああ、このくらいが好きなのかな。
    すん、と泣いてもないのに鼻をすすって、微妙に力加減を変えながら反応を見る。ふ、と大きな息が前髪を揺らした。
    「どう思う?」
    「え、どう、と言われましても…」
    「気持ちようなかったら、ちんこやらかいやろ…。どう」
    そんなん、めちゃめちゃ硬いですけど。
    てことは、気持ちいいのか。
    納得して、カアッと顔が熱くなった。そろそろ火くらい吹けそうだ。
    「翔陽くん、顔こっちちょうだい」
    ちょうだいと言いながら、頬に手を当て引き寄せられた。あ、キスされる。そう思ったが拒否もせず、押し当てられた唇の感触に目を瞑る。気持ちいい。下も気持ちいいけど、キスもすっごい気持ちいい。どうしよう。もうこれは、事故じゃない。
    唇と唇を触れ合わせるだけで、背中がゾクゾクして、ちんこがさらに硬度を増す。ビクンと脈打つそれをさらに強く扱かれて、腰がゆらゆらと揺れだす。「ハァ」と、体の中で燻る火の粉を吐き出そうとすれば、開いた唇の隙間に舌がぬるっと入ってきた。
    「んぁ…、つむ、さッ…っ!は、ァ…!」
    名前を呼んだら、気色悪い声になった。細められた目の中にオレンジ色が見える。
    深いキスをして、下はくちゃくちゃといやらしい音を立てながら慰め合って、こんな状況で長く持つわけもなく。
    「あ、あ……っ、イッ!…、イく、つむさっ、」
    「…ん、俺のも…っ」
    ぐっと膨張して、あ、と声を出したか出さなかったか。ぱたぱたと散った精液に、そういえばまたTシャツを汚してしまったなと嫌に冷静な自分がいた。


    そしてまた、1週間後。昼休憩中。
    「銀がな」
    と始めて、侑はその口におにぎりを頬張った。そしてその日の夜には侑の部屋で、ちんこが2本剥き出しでおっ勃っていた。
    お互い自分のじゃない竿を擦って、漏れそうになる声を殺す。
    今日のAVは前回と同じ女優で、野球部のマネに扮した例の巨乳スレンダーさんがベンチに縋り付くようにして男に腰を押し付けられている。
    画面の中のちんこが出たり入ったりする様をチラ見して、多少慣れてきた侑のちんこを見て、またAVを見ての繰り返し。
    「ふ…っ、ン」
    慣れてきたのは侑も同じようで、的確にこちらの気持ちいいポイントを突くように、指を絡め力をいれてくる。早漏はいやだ。普通がいい。でも普通も分からない。しかし前回よりも圧倒的スピードでいともたやすく追い詰めてくるから、一気に息が上がって、息を吐く度吸う度に声が出る。
    「あッ、ま…、ッ!あつむ、さん、ちょっとまって…それ、」
    「…なんで?」
    なんでじゃない。
    一生懸命間を取ろうとするが、パワーでは相変わらず勝てず、そもそも気持ちよくって力も入らないから、簡単にぐいっと迫られ眉を寄せた。
    「っ…………、こえが、」
    「なに?」
    「声が出ちゃうんで!やめて、くださいっ」
    まるで女みたいな恥ずかしい声。それをあえて口にしたくはなかったが、これ以上無様な姿を晒すのも嫌だった。天秤にかけ、しかたなく懇願した日向に、侑は考える素振りすらせず、くちゅっと変わらず陰茎をいじる。
    「あつむ、さッ…ん!」
    楽しげな眉にむっと口をとがらせた。
    ならば同じ気持ちを味あわせてやろうと指の腹で先っぽを撫でた。ぬるぬると先走りで、先端のつるつるした所が気持ちいい。侑はピクッと反応して、「それすな」と同じように仕掛けてくる。先をいじられるのは、敏感すぎてちょっと辛い。同じ男だから分かるはずなのに、やめろやめろと言い合いながら撫でくりまわして、さらにガチガチに硬くなっていく。
    しばらく静かな攻防を続けて、はあと上がる息に混じらすように、侑は「ええやん」と、日向の髪の毛を一房取って耳にかけた。短すぎる髪の毛は、上手く引っかかること無くサラリと揺れる。
    「声、でても」
    「よくないです。…恥ずかしいじゃないですか」
    「でもほら、聞こえへんし。何ならボリューム一個上げよか」
    日向の返答も待たず、侑の指は脇においてあったリモコンをポチッと押した。僅かに大きくなる甲高い喘ぎ声。そういう問題か?とは思ったが、根本をギュッと握られ暖かい両手に包まれた竿は、見計らったかのような強い刺激にドクンと脈打った。「ンッ!!」
    そのままゆるゆると扱き、かと思えば強く擦られるその緩急に熱いため息。酸素は欲しいが口で浅く呼吸を繰り返すのが精一杯で、侑のちんこを扱く手も止まってしまった。
    悔しい。けど、腹立つくらい気持ちいい。
    なんでこの人の手はこんなに気持ちいいんだろう。ぼんやりし始めた頭で、意味のない問いかけは答えを導き出す前に消えていく。くちゅ、と音が聞こえる度に、びくびくと肩が撥ねるのをどうにかしたい。
    ああ、と首を下に傾けた。どうにかして快感を逃そうとした。しかしそれを許さないとでも言うかのように、侑は顎をすくって、軽く唇をちゅむと合わせる。
    「聞こえへんから」
    すぐ間近で合わさる視線は、さらに心拍数を上げた。何回見てもかっこいいその顔が、赤くなって少し潤んでいて、荒くなった呼吸はいたずらに鼻を擽る。
    「な、口開けて」
    今度は深いキスだった。侑が舌を出すと、馬鹿みたいに勝手に開くこの口は、もう戸惑いなくその侵入を許してしまう。熱い、火傷しそうなほど熱い柔らかな舌が、口の中余すところなく撫でていって、酸素が足りなくなる頃出ていった。苦しくて、暑くて、まるで犬みたいに呼吸するその合間にまた強い刺激。
    「あッ!!…ッ、あ、あッ」
    ぐちゃぐちゃ聞こえる下は、きっと先走りですごいことになってるんだろう。
    堪えることすら許されず、隠したい自分の喘ぎ声が部屋に響き、これでもかと羞恥心を煽られる。まるで画面の中の女優のように、快感に染まった声。違う所をあげるとすれば、自分は男ということだ。
    ちら、と侑を見た。絶えず出るこの低い声に、萎えてはいないだろうか。
    「翔陽くん、手、止まってんで」
    けれど、伺う瞳にばちっと絡む視線。薄く開いた目と侑の声に、慌ててほとんど離しかけていた手に意識を戻した。きゅっと握れば、しっかりと芯を持ち熱くて、まるで打った鉄の様に硬い。
    その熱に頭をクラクラさせながら、安堵した。よかった。もしかしたら本当にこちらの声は聞こえてないのかもしれない。せっかくお互い気持ちいいのに、声一つで萎えられては申し訳ないし。少し切ないし。
    侑の微塵も萎える様子のないちんこに、安心したら今まで我慢していた何かが壊れていくような気がした。
    「ん、ッ!あ…ッ!ッ、あ…、」
    「ここ、きもちい?」
    「ン…はい、それ…きもち…ッ!」
    堪える必要の無くなった嬌声は、次々と口から溢れていく。恥ずかしいは勿論あるけれど、何故だろう、声を出せば出すほど気持ちいい。
    「あ、…あ、つむさ…ッ!んんッ!」
    時折手が止まってしまって、その度嗜める様に低く呼ばれる名前にも、酷く興奮した。
    「ふ、翔陽くんのすご…、めっちゃ硬いし、漏らしたみたいやで。びしょびしょ」
    「ちが…っ、や、」
    性器からも唇から、耳からも追い立てられて、あっという間に登ってくる射精感。
    「…ッ、あ、も…出る…っ、!」
    「イってええよ」
    ドクンっと大きくポンプした心臓。侑の手の中で射精する快感。涙混じりに「ンン」と体を震わせて、精子を出し切るまで侑の肩に頭を預けた。
    「…気持ちよさそ」
    「…っ、あ、…すみません俺だけ」
    まるで頭を撫でるたいな柔らかい声に、はっと気づけばくったりした愚息と、硬度を保ったままの侑の性器。
    勝手に一人だけイってしまった。
    「すみません、」
    急いで続きをしようと体を起こして、ぎゅうと握る。しかし出したばかりで上手く力が入らない。焦るその手の上から、侑の滑る手が重ねられた。
    「え、あの」
    「そのまましといて」
    日向の手ごと、侑の手が上下する。自分の出した精液が絡まって、さっきより滑りが良くなった竿を二人で一緒に扱くその絵面に、赤い顔が更に熱くなる。
    ぐちゃ、ぐちゃ、とゆっくりなストロークを繰り返すそこに見入っていると、どんどん早くなってビクビクと脈打つのが伝わってくる。
    「…ッ!、」
    「ん、翔陽くん…っ」
    ひときわ大きく膨張して、手は白濁で染まった。
    あまりの卑猥さに頭が湯立つような夜に、またしても汚れたTシャツ。しかし今日はTシャツに構う余裕もなく、また大きくなり始めた自分のちんこを隠すので精一杯だった。


    早朝の清々しい空気は、今日であれからまた1週間だなと、朝に似つかわしくない思考に塗りつぶされた。
    思い出して、赤くなって、少し燃えはじめる欲に慌てて蓋をして。そんな風にしながら川沿いをランニングする日向を、後ろから追う様にして近づく足音は、横まで来るとそのテンポを落として体を寄せた。
    「おはよ」
    「おはようございます」
    侑は眠たげにあくびをして、そのまま並んで走り始めた。今日の練習のこと、朝ごはんのこと、週末の試合のこと、何となく喋りながら、10分ほど。
    「銀がな」
    そしてまた脈絡もなしに始まった口上に、「今夜ですか?」と聞けば、ウンと頷かれる。
    「じゃあまた、今晩行きますね」

    ぐるりと時計を回して夜も遅く、今度はためらうこと無くノックして、どうせ開いてるんだろうとドアノブを回せば本当に開いていたので勝手に入った。
    画面には、おなじみの女優。今度は女教師の恰好で、教卓に乗り上げている。
    「Vol.3ですか」
    「よう働くお姉さんやな」
    相変わらず、勝手に流されているそれを見つつ、その日もおもむろにジャージとパンツを脱ぎ捨てる。
    そして、前回同様先にイかされ、また重ねられたその手の中に、侑の熱い飛沫を感じた。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💖💖💖💖💖💖💖💖ℹℹ💲ℹ©🅾💯💖💗💗💗💗💗💗💗💗💗💗🍆🍌🍼🌋🌋🌋🌋🌋💯❤❤❤❤❤🌋🙏💯💓💓💓💓💓😍😍💖💯💯🌋💯💯❤❤❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    HQ_kazu613

    DONEその瞳に映るのは

    侑→日ぐらいの距離感
    試合中、ベンチでの会話
    アニメ見て改めて、侑には日向の光は眩しいだろうな、と思ったので
    試合中、違和感がありそれが監督にもバレてたみたいですぐにベンチに下げられた。まだいける、という気持ちとちょっとやばいかもしれへん、という葛藤を抱えたままベンチに座らされ駆け寄ってきたスタッフに左手を差し出す。このスポーツをしてると、突き指なんて普通すぎて痛いとかも感じひんようになったけど、今回はちょっといつもの感じとは違う。とりあえず冷やそうと、別のスタッフから氷嚢を受け取り、左手の薬指に当てながらそれでも続いている試合をまるで観客のような目で見つめる。今のトスはないやろ、ぼっくん助走短かったのによぉ飛んだな、相手のブロックうまいなめっちゃ分析されてるやん。コートの中では見えなかった景色が見えてくるのはいいことかもしれないが、やっぱ俺はそこに居たい人間なので唇をぎゅっと噛み締めた。
    「大丈夫ですか」
     後ろから近付いてきた翔陽くんが、俺の顔を覗き込む。今日も大活躍でバンバン点数を決め、俺のトスにもちゃんと反応してくれた相棒は、ちょうど交代で下げられていた。今日はたぶん、このまま彼の出番はなく試合は終わるだろう。もちろん、勝利で。
    「あーたぶんな。こんな痛いの初めてやわ」
    「すごい変わっ 1349