貴方のような、その花を。「……おーい、類。まだなのか？」
「あともうちょっとだよ！もう少しだけ待ってね」

背後で忙しなく鳴る機材の音に若干の恐怖を抱きながら、空を見上げる。
照りつける太陽が眩しくて手で隠しながら、ひっそりとため息をついた。






類に見せたいものがあるから会わないかと言われ、昼休みに約束したのが今朝の話。
手早くお昼を済ませ、見せたいものはと聞くと、類は手を引いて下駄箱に向かった。

ここからは下を向いてておくれ、と言われ、どうにか指定の場所には着いたものの、少しだけ待ってておくれ、と言われてから、この有様だ。

正直繰り返された実験の数々の影響で、学校内で機材の音がすると何がくるかとつい身構えてしまったり、びくびくしてしまうため、実験じゃないとしてもできたら早く見せたいものを見せてほしいと思ってしまう。

【類司】痛與歡愉天馬司壓低視線，瞳孔上移。
「這就停了嗎？」
手臂被拉得筆直，拳頭併攏，手腕上的手銬鎯鎯響。
「因為司君看起來已經累了，所以就……」
「我有這麼脆弱？」司掙了下手銬及綑著手臂的鐵鏈，汗水讓金屬和皮膚閃閃發亮。
「司君的嘴脣都咬破了。」
「那是因為我很享受。」司抬起自己，留下地上的一攤紅。
舊傷疊著新傷，結痂的疤痕之上是新添的血跡，一條一條橫貫司的腹和背，互相糾纏，如惡魔的印記。
他喘氣，門牙抵著下脣。類喜歡他這樣，處在他的下方，無辜、可憐、適合作為怡情養性的玩物。
「不能再繼續了，你會承受不住。」
「離我的極限還很遠，而且每次都要超越極限，提升耐受度，不是嗎？這樣類才能享受得越來越久，更加盡興。」
「啪」。司抽動鐵練，一縷鮮紅從破皮的手腕流下，跨過潔白、聚著汗珠的手臂。眼神陷入迷濛，又迅速回復清明。