きもち膝の上に乗られるたびに、ふわりと香るヒソーチョの香りが、好きだ
可愛らしいつむじが今日も見える
つむじを押すと背が伸びなくなるって言ったら怒られた
押さない代わりに、口付けがしたい
愛おしい貴方に
つむじだけではなくてふにふにと柔らかそうな唇や頬にもたくさん、沢山口付けをしたい
そんな事を言ったら、きっと膝の上には乗ってくれなくなってしまうんだろうなと思う
ぼくはずっとこの気持ちを隠していかないといけないのだろうか
腹の底で、ぐるぐるぐつぐつと精が渦を巻く
この熱を、一緒に発散できたらどれだけ幸せな事だろうか
ああ、また膝の上に乗ってくれた
そっと腕を回して頭に顎をのせる
少しちくちくするけれど、その感触も気持ちがよくて好きだ
ああ、この気持ちどうにかなってしまいそうだ