タコにいじめられるにょっぽちん!「ッあ……♡♡♡♡ぅあ……♡♡♡♡♡」
にゅる……にゅる……ッ♡♡
四肢に絡みつくぬるりとした触手。びっしりとついた吸盤が、決して腕も脚も離さない。黒いホルタービキニの隙間を縫って入り込んでくるそれに、独歩はひどく混乱した。
「お、俺……な、なんで……っ、こんな目に……!」
どうして。なんで。海水浴に来ていただけのはずなのに。もがいてももがいても、吸盤が吸い付いて離れない。チーム3人で海に行って、偶然会った他チームの面々とビーチバレーをして……飛んで行ったボールをどこまでも追っていたらこのザマだ。これも休みに浮かれた俺のせい……なんて思いながらボールに手を伸ばした矢先、その手が太い触手に絡め取られたのだった。やばい。何だかわからないが、こいつに捕まったらやばい。気づいたときには遅かった。ザバンと水しぶきを上げて浜辺にやって来たのは、 二匹の蛸。一匹は大きく、もう一匹は小さい。彼らは器用に浜辺まで歩み寄り、戸惑う独歩をあっさりと捕らえたのだ。
食われる。ここで死ぬ。最悪の想定をした独歩を裏切るように、四肢を絡め取った蛸が浅瀬に独歩を引きずり込む。蛸は独歩の上に覆いかぶさり、ぬるぬると何本もの足を体の上に這わせた。
「ん……ッ、んぅ……ッ♡♡♡♡♡はなせよぉ……ッ♡♡♡♡きもちわるい……っんん……♡♡♡♡♡」
ちゅっ♡♡♡ちゅうっ♡♡♡♡♡じゅるっ、じゅるる……ッ♡♡♡♡♡
小さな蛸に口を吸われ、舌を撫でられる。その間にも蛸の足は身体中を這いずり回り、ビキニの中まで入ろうとしている。引き離そうとした手には吸盤が既にくっついてびくともしない。海水に濡れたビキニの隙間に、とうとう細い足が入ってきた。ショーツはまだ無事だが、大きな方の蛸の口がすぐ目の前に来ていた。
「んっ、んぅ、ん、ふ……ッ♡♡♡♡♡♡や、やだ……っ、はいるなぁ……!」
ずる……っ♡♡♡♡すり……すり……っ♡♡♡♡♡
身を捩らせる抵抗など微々たるものに過ぎず、蛸は次々と水着の中をまさぐる。外からもすりすり♡♡すりすり♡♡と微妙な弱さで触られ、それだけで体が敏感に反応する。既に蛸は的確に独歩が反応を示す場所を把握しているらしく、乳輪や乳首を簡単に掠めてくる。黒いビキニの上にぽつんと浮いたそこが快楽を求めて蛸に媚びていることに、独歩自身はまったく気がついていなかった。ただ執拗に弱い所を突き止めて、焦れったく触ってくるそれに翻弄されるしかない。
「はーっ……♡♡♡♡はーっ……♡♡♡♡♡♡♡」
やがてその布が邪魔だと感じたのか、蛸の足が胸元を隠すそれをぐぐぐ…♡♡♡♡と引っ張り始めた。強い力で引っ張られ、黒い水着がちぎれる。照りつける太陽の元に、たわわに実った乳房が晒された。独歩を守るのはもはや下着も同然の面積の布だけ。隠す手すらも封じ込めて、小さな蛸が膨らみへと近づく。唇を味わっていた小さい口が、もう片方の乳首を足で捏ねながら乳首を吸い上げた。
じゅるッ♡♡♡♡♡じゅぷ……ッ♡♡♡♡♡ちゅ♡♡♡ちゅっ♡♡♡♡♡
「ぁッ、あぁッ♡♡♡♡♡♡♡んぅっ、ふぁッ♡♡♡♡♡♡♡」
呼吸が乱れて、甘ったるい痺れが体に刺さる。役に立たない布切れを払い除けられて、小さい蛸が好きなように乳首を弄んだ。
ちゅうううううっ♡♡♡♡♡♡♡
「んぅっ、ふぅっ……!!♡♡♡♡♡♡ぁああっ…♡♡♡♡♡」
下品でいやらしい音を立てて、乳首が強く吸われていく。快楽に負けまいとなんとか理性を保ち、唇を噛んで声を抑えた。そんな弱い抵抗を潰しにかかるかのように、脚に絡みついていた大きな蛸が何やら不穏な動きを始めた。口がショーツに近づき、触れそうな距離までやってきたのだ。
「ぁ……っ、や、やだ……や、やめ……やめろぉ……♡♡」
細い目が独歩を見つめる。視線の先は、海水を浴びた黒いビキニでもよく分かるほどじっとりとついた愛液の跡と、隠せずにぷっくりと浮かび上がった秘部の形。独歩はそんなものに気がつくことなく、意図せずして蛸をいやらしく誘惑した。誘われるままに、蛸は捕まえた両脚を開かせて濡れたショーツに噛み付いた。
「あ……っ!?♡♡♡♡な、なにっ!?」
ビリビリと水着が破られていく。黒い布切れを剥ぎ取ると、そこには海水とはまったく違う粘ついた蜜がべっとりとついていた。赤く充血したクリトリスが、蜜でぬらぬらと光っている。これから何をされるのかを勝手に期待でもしたのか、そこはひくひく震え出して蛸を催促した。目的のものを見つけた蛸は、嫌がる独歩に巻きつけた足を締め付け、硬く勃起したそこに吸い付いた。
じゅるるるるるっ♡♡♡♡♡♡♡ちゅうううっ♡♡♡♡♡♡
「あァッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ぁあッ♡♡♡♡♡♡♡だッ♡♡♡♡♡♡♡だめだめだめだめぇッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
喉を晒して、赤い舌を出し嬌声を漏らす。快楽の海に突き落とされて、喉からひり出すような声ばかりが溢れる。逃れたいのに吸盤が吸い付いてがっちりと体を拘束し、口もまた独歩の弱い箇所から離れることなくちゅうちゅうと吸い続ける。ゾクゾクと身体中が悲鳴をあげて、そこかしこで快感を拾う。はーっ♡♡はーっ♡♡と辛うじて呼吸を繰り返して、耐えようと努める。蛸たちはそれを許さなかった。小さな蛸がそれに気づいたようで、乳首の吸引を強め始める。
「ぁうッ、うぁ♡♡♡♡♡♡ひぁッ♡♡♡♡♡」
生意気に快楽から逃げようとした体を、蛸たちは逃がすまいと舐め尽くした。乳首を口や吸盤に吸われながらも、大きな蛸が容赦することはない。硬く熟れて勃起したクリトリスに食いついて、じゅぷじゅぷと水っぽくいやらしい音を立てて吸い尽くしてくる。
「ぁ、ひッ♡♡♡♡♡おぉっ♡♡♡♡♡♡♡そこぉっ♡♡♡♡♡♡それァッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
じゅるるるるっ♡♡♡♡♡♡ぢゅぽっ♡♡♡♡♡ぢゅぽ♡♡♡♡♡♡ぐちゅッ♡♡♡♡♡♡
間髪入れず与えられる快楽の中で、だんだんとせり上がるような感覚が独歩に迫る。嫌だ。これから自分の身に起こることを察して、独歩はそこから逃げようとする。けれど触手に押さえつけられた体はびくともせず、蛸はトドメをさすようにそこを強く吸った。
「ぁあッ♡♡♡♡♡♡♡も、もうぐッ♡♡♡♡♡♡♡いっちゃう♡♡♡♡♡♡♡♡ッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
びくびくびくっ♡♡♡♡♡♡♡
華奢な体が仰け反り、ガクガクと痙攣する。荒い息を吐き続けて、強い快楽の余韻に耐える。けれど、達した独歩をぎろりと見た4つの目は、1度の絶頂では決して許してくれなかった。今度はぬるついた太い足が一本、胎内にも伸びてくるのがわかる。そして散々自分を吸い尽くして堪能したはずの二つの口も、足りないとばかりに達したばかりのそこに食いつこうとする。
大きく開かされた脚。その奥でいやらしくひくつく、達したばかりのびしょ濡れの秘部。隠す手も捕まえられて、むき出しのまま先端を尖らせたいやらしい乳房。そこにまとわりつく2匹の蛸が、しつこく快楽を与えてくる。独歩の心と体は既に、ぬるついた快楽の虜にさせられていた。
じゅる……ッ♡♡♡♡♡ちゅうっ、ぢゅぽ♡♡♡ぢゅぽ♡♡♡♡♡
「はーっ、はぁ……ッ♡♡♡♡♡♡も、もっとぉ……♡♡♡♡♡もっと、くさいぃ……ッ♡♡♡♡♡♡♡」
開かされている脚を自らもっと開いて、腰を動かしはしたなくおねだりする。蛸の口にいやらしく秘部を擦り付けると、下品なおねだりに応じるようにすぐに口が吸い付いた。気を良くした小さな蛸が、触手で乳首を嬲りながら口吸いをねだる。独歩は舌を突き出してキスに応じると、欲望のままに交尾を始めた。
*
「……ということがありえますから。その水着は外で着るのは禁止です」
「え……えっ、でも水着を買ってきたのは入間さんじゃ……」
「誰が海に行くのに差し上げたと?海やプールなくとも水着は着られるはずですが」
「えっ……ええ……?そんなのどこで……」
「もちろん、ベッドの上やラブホテルの浴室ですよ」
「ひ、ひいっ……!」
「抱き潰してやるから覚悟しとけ」
「は……はひ……っ」