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    u_rin48

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    u_rin48

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    【SS】フェイディノ両片想い

    GS曲がね、なんて言うか…切なく聞こえてしまったのでね……(でも凄く好きな曲です)

    #フェイディノ
    fedino

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    💘💕💕😭💘💘
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    related works

    pagupagu14

    DONE呼吸を塞いで/フェイディノ(🎧🍕)
    くっついてるフェイディノが資料室でパプニングに見舞われ、フェイスがディノを振り回すお話。
    呼吸を塞いで フェイディノ

     「こら、だめだよフェイス」
    近づけた唇を本で押し戻されフェイスは不満げな声を上げた。
    「だめ?」
    「だめだよ!というか本来の目的は違うだろ?困っていたら俺やキースも助けるけどゆくゆくはルーキーじゃなくなるんだからそのために報告書の上手な書き方を教えるっていうことだったろ?」
    「…そうだね」
    そのため勉強のための教材も沢山入れられてる資料室にやってきたのだが付き合っているのだから少しくらいそういうのも期待してはよくないだろうか、とフェイスは不満に思ってしまう。存外、このメンターは真面目なのだ。ジュニアに言わせればキース以外みんな真面目、になるのだろうが。
    「これとか分かりやすいぞ〜」
    「そうなの?」
    「うんっ、俺も昔お世話になったし」
    「へぇ…まあそういうのはディノのが詳しいだろうしディノに任せるよ」
    「ああ、任せておけ!」
    元から人の世話を焼くのが好きなディノは今回の勉強会をとても楽しみにしていたらしく(フェイスに頼られて嬉しいというのもあると思うが)ウキウキと張り切った様子にフェイスはこちらまで嬉しくなる気がした。
    ーーと、本棚に何かがぶつかり本棚揺れ 1301

    pagupagu14

    DONE兄の葛藤と俺の居場所/フェイディノ+ブラッド(🎧🍕+🍣)
    ブラッドとフェイスの戦闘後特殊会話から話を膨らませたくっついてるフェイディノとブラッドの話。ブラッドがブラコンでかっこよくないです。
    兄の葛藤と俺の居場所 フェイディノ
    「態度は見られたものではないが、訓練はしているようだな」
    「どーも、別にあんたに褒めてもらおうとは思ってないけどね」
    サブスタンス反応が消滅後、そうして険悪なムードを漂わせるフェイスとブラッドの間にディノは割り込んだ。ディノの柔らかな雰囲気に圧倒されその険悪なムードもあっという間に和やかなものになっていく。
    「…フェイス、今日の報告書はお前が書いておくように」
    「はぁ!?」
    「まあまあ…俺も手伝うからさ!ね!」
    「…本当に?」
    「本当本当☆だって約束してただろ?」
    「うん、そうだね。アハ、じゃあ早く帰って書いて報告書出してデートに行こ?」
    「はは、そうだな…ってわけだからまたな!ブラッド」
    「あ、あぁ…?」
    聞き捨てならない言葉が聞こえたのにそれを問うことすら出来なくて、ブラッドはただ呆然と…仲睦まじく去っていく二人の背中を見つめるしか出来なかった。
    ***
    「それでぶっ潰れてんのかぁ?こいつ」
    「そう…みたいです…」
    呆れるように苦笑いするキースとブラッドに付き合わされたのはそばにいたオスカーは申し訳なさそうに笑った。
    「そんなん自業自得じゃねぇ 2649

    pagupagu14

    FUJOSHI SAW弟の恋路/フェイディノ(🎧🍕)
    【ディノ・アルバーニの代名詞】カドスト後フェイディノです
    弟の恋路 フェイディノ

     「げっ、なんでブラッドがいるのさ…」
    帰って来てリビングにいるブラッドを見てフェイスは顔を顰めた。
    「フェイスくん!おかえり、今からパーティーするから来てくれたんだよ。そうだ、ジュニアくんも呼ぼうと思ってたんだ、フェイスくんもよかったら参加しないか?」
    人懐っこい笑みを浮かべるディノに普段ならブラッドがいることからすぐに断りをいれ、部屋に閉じこもるか外へ出てしまうフェイスだったが今日のフェイスは少し違った。
    「ねえ、ディノ。それって俺じゃなきゃだめ?」
    「え?うん、俺はフェイスくんだから誘ってるからフェイスくんが参加してくれると嬉しいなあ」
    「……どうしても?」
    「どうしても!」
    「アハ、しょうがないなあ。ディノに免じて参加してあげるよ、但し俺ディノの隣に座りたい。ダメ?」
    「いいよいいよ!おいでおいで!」
    「ありがとう、ディノ」
    弟であることを最大限活用し上手く甘えながらディノの懐に入り込むフェイスに珍しいものを見たと言うようにブラッドは瞬きを数回繰り返した。

     「フェイスくん、これ食べてみてくれないか?」
    「何?チョコピザ?」
    「ああ!最近デザートピザ 1329

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    pagupagu14

    DONE周りさえ見えない/キスディノ(🍺🍕)
    六章中、部屋が分かれた(設定の)キスディノがルーキー達の前でイチャイチャする話。
    周りさえ見えない キスディノ

     部屋に鳴り響く着信音音。必死に探り当てスマホを耳に当てると早朝にはうるさすぎる、けれど不快ではない声がキースの耳に入ってくる。
    『おはよう!キース、朝だぞ』
    「あぁ……ふぁ、はよ…」
    『はは、大きい欠伸。もういい時間だ、そろそろ起き出してもいいんじゃないか?天気もいいし絶好のキャンプ日和だな!…トレーニング日和って言った方がいいのか?この場合』
    「はは、どっちでもいいだろ…そんなの」
    キャンプ合宿中。エリオスでは同室だったキースとディノは部屋が離されてしまい寝起きが悪いキースをディノが心配していたのがキャンプが始まる前のこと。『じゃあ、お前が電話で起こしてくれよ』なんて冗談半分にキースは言ったのだがそれを本気にしたディノはこうしてキャンプ中は毎日電話をかけてきて、それをキースは【良い】と感じていた。ディノの声を聞くたび、隣にいなくても生きているのだと感じられる。ディノがいなかった灰色の日はいないのに電話をかけてはキースが保護したディノの遺物とさえ思える荷物の中から光が溢れ出していた。
    「キース!」
    突然、そんな光を思わせる声に現実に引き戻される。
    「お 1666

    pagupagu14

    DONE呼吸を塞いで/フェイディノ(🎧🍕)
    くっついてるフェイディノが資料室でパプニングに見舞われ、フェイスがディノを振り回すお話。
    呼吸を塞いで フェイディノ

     「こら、だめだよフェイス」
    近づけた唇を本で押し戻されフェイスは不満げな声を上げた。
    「だめ?」
    「だめだよ!というか本来の目的は違うだろ?困っていたら俺やキースも助けるけどゆくゆくはルーキーじゃなくなるんだからそのために報告書の上手な書き方を教えるっていうことだったろ?」
    「…そうだね」
    そのため勉強のための教材も沢山入れられてる資料室にやってきたのだが付き合っているのだから少しくらいそういうのも期待してはよくないだろうか、とフェイスは不満に思ってしまう。存外、このメンターは真面目なのだ。ジュニアに言わせればキース以外みんな真面目、になるのだろうが。
    「これとか分かりやすいぞ〜」
    「そうなの?」
    「うんっ、俺も昔お世話になったし」
    「へぇ…まあそういうのはディノのが詳しいだろうしディノに任せるよ」
    「ああ、任せておけ!」
    元から人の世話を焼くのが好きなディノは今回の勉強会をとても楽しみにしていたらしく(フェイスに頼られて嬉しいというのもあると思うが)ウキウキと張り切った様子にフェイスはこちらまで嬉しくなる気がした。
    ーーと、本棚に何かがぶつかり本棚揺れ 1301

    pagupagu14

    DONE四年分のラブレター/キスディノ(🍺🍕】
    https://twitter.com/pagupagu14/status/1373273751844843522?s=21の続きです。
    #ディノ・アルバーニ生誕祭2021
    #ディノ・アルバーニ誕生祭2021
    四年分のラブレター キスディノ
     「『桜の木の下には死体が眠っている』」
    「は?なんだそりゃ」
    「ジャパンで言われている言葉だ。だから桜は見事に咲くらしい」
    「へぇ…おかしなこと考える人間もいるもんだな」
    「でも、なんか怖くないか?それって」
    「怖いとか言う柄かよ、お前が」
    「キースひどい!」
    「ふっ…まあ、そうだな。ゾンビが出てきたりでもしたらたまったものではないからな」
    「ブラッドまで…」
    「まあ、そうなった時は守ってやるから安心しろ。ディノ」
    「ブラッド、てめぇ…」
    「なんだキース、言いたいことがあるなら言えばいい」
    「なんでもねぇよ〜」
    ***
    なんて、話をしたのはいつのことだっただろうか。桜が咲きだすといつもディノは花見をしに行こうと言ってじゃあ時期も近いのだからといつもディノの誕生日は花見を行くことが俺たちの間で恒例となっていた。
    それから、ディノが死んだと知らされ桜を見るたびブラッドのあの言葉が思い返されてならなかった。
    桜の木の下に死体が眠っているというのなら、こんなに同じような色の花を咲かせるのだからディノが下に埋まってやしないかと良いに任せて掘り起こそうとしてブ 1628

    pagupagu14

    DONE #キスディノ版ワンドロライ報告会
    @KD_1drwr
    【ぬいぐるみ】で参加しました!
    ぬいぐるみはヴィレバンコラボのぬいぐるみイメージしてます🐺
    ぬいぐるみ キスディノ

     きっかけは些細な喧嘩だったように思う。今ではその原因さえ思い出せないような、ほんの些細なこと。オレもディノも普段ならすぐに仲直りするようなことも互いに意固地になってしまい、できないでいて今ではどうやって謝るか考えてしまう始末だった。
    「はぁ…」
    その日の夜、部屋のカウンターで酒をちびちびと飲んでいたオレだったがそんなオレに近づく気配を感じる。もちろん、そんなのディノ以外いない…のだが。
    思わず振り向くとオレの視界に飛び込んできたのはディノーーではなく、ディノと同じような空色の瞳をさせたオオカミのぬいぐるみだった。以前、ヒーロー業の一環でした仕事の際にディノが買い取ったのを覚えている。
    『キースくん』
    「ああ?」
    裏声で、オオカミに声を当てるオレと同年代の男に呆れてしまう。
    『ディノくん、友達と喧嘩しちゃって困ってるんだ。友達じゃなくなったらどうしようって…どうしたらいいと思う?』
    ーーああ、もう。
    こんなのも可愛いとさえ思ってしまうオレはきっとどうかしているのだろう。
    「あー…別に気にしなくていいとでも言っとけ。その友達はもう怒ってねぇし、むしろ…いつ謝ろう 997