どうしてこうも病院の待合室というものは落ち着かないのだろうか。
ミスタはそわそわと足を組み直しては戻すを繰り返していた。真っ白な空間に放り投げられ、戸惑いと不安の中シュウの袖をひしと掴む。迷子の子供のように視線を彷徨わせる彼を見兼ね、シュウはそっと彼の手を優しく包みこんだ。
「ミスタ、大丈夫。僕がいるよ」
僕がいる、だから安心してと彼の耳元で囁けば、ほっとしたのか肩の力が抜け、視線も一定に定まったのが見てとれた。包帯まみれの手を包み込み、ゆっくりゆっくりと指の腹でさする。細く消えそうなほど静かに呼吸を繰り返していた。わずかに紫がかった唇が荒れていることに気づき、ああリップでも持ってくるんだったなとふと思った。彼の横顔は気の毒なほど顔色が優れず、揺れる瞳が庇護欲をチリリと駆り立てる。

変わらない心を君に「ねぇ、ミスタ。ミスタが好きな季節っていつ？」
シュウはネイルポリッシュに淀む紫に目をやりながらミスタに話しかけた。

「え、季節？」
ミスタは昨年を頭に浮かべる。夏は死ぬほど暑かった。なんてったって40℃を超える気温を観測したのだ。あんな夏はもう勘弁してほしい。冬は？ミスタは寒いのが苦手だった。マイナスまでは行かないものの朝ベットから出るには酷な気温。好きとは思えない。
「んーーーーーーー…」
ミスタは悩んでいた。秋か春か。どちらも活動するには丁度よい気温だ。目立つイベントも特にない。もうどっちも同じなのでは？？？と思考を巡らす中ふと終着点が見えた。
「オレ春が好き、かも。」
「春？どうして？」
シュウは既に左手の爪を鮮やかに彩らせ右手に取り掛かろうとしていた。

【All Mysta】要抱抱  
  #又名倒霉狐狸的一天

        #ooc预警

        #私设多

        天空下起倾盆大雨，Mysta傻眼地站在店铺门前，随后看了一眼从便利店买的泡面。

        下一秒，他就冲到了大雨中，一下子就全身湿透了。

        好不容易走回家，翻完两个口袋，Mysta都没有找到钥匙，正想打电话叫里面的人帮忙开门，却发现自己连手机都给忘在了电脑桌上。

        按了门铃敲了一阵门都没有人回答，Mysta这才想起他们四人好像都有事出去了，因为今晚是自己吃饭，所以他才去便利店买泡面的。

        “真是倒霉透了。”Mysta坐在大门前一脸沮丧，本来他的心情就因为忙碌的工作而不是很好，现在遇到各种糟心事简直是雪上加霜。