<淫魔>
・人の男性から精を搾り取って栄養とする生き物。吸い取った精は食料になりエネルギー資源にもなる。他の淫魔に譲渡することも可能。
・体液(唾液、精液、涙、汗など)には人にとっての媚薬作用がある
・食べ物は食べられないわけではない。娯楽に近い。
・準備しなくても胎は濡れるしすぐ使える。
・男女性を変えることも可能(術・薬が必要)。一般に搾精は女性体のほうがやりやすいと言われるが、自信のある人は男性体でも。
・女性体+意志があるときに妊娠可能。
・服装はだいたいぴったりしてエロい。
・素手で使えるのは神経の作用をいじる術のみ。それで人の身体を動かなくしたり、他人の視神経をコントロールして角を見えないようにしたりできる。
・人を堕としても自分が堕ちてはならぬ、というルールがある。
<ドロップ>
・麻薬のように淫魔を魅了し中毒にする体質の人間。非常に珍しい。
・ドロップの匂いは淫魔にとって非常に美味そうな香りである。
・スイッチが入ると絶倫になる傾向がある。
・一度ドロップの精を吸った淫魔は、中毒症状が出るためほぼ毎日吸ってないといけない。摂取は口でも胎でも可。必要な摂取量は次第に多くなる傾向がある。
・中毒症状は全身がひどい性感に囚われるのにイケないという状態がずっと続く生き地獄である。
・ドロップとするセックスは非常に気持ちがいい。確実に堕ちる。
・薬は滅茶苦茶レアで高い。
・ドロップの効果は直接行為に及んだときにのみ現れる。他者に譲渡できる形に変換されると効果を失うが、念のため食料でなくエネルギーとして使用されることが多い。
・淫魔の中では「あまりに美味そうな人間は避ける」というルールがある。ドロップ以外にも要注意な事例がある。
・「ドロップを野放しにしたら危ないのでは?」問題については一応以下の通りになっている。
・淫魔は人間界への過干渉を避ける。
・絶対数が少ない、人間は魔界に来れないことから全体に及ぼす危険度は低めとされている。
・発見された場合にはマーキングされ、他の淫魔が仕事で転送されないようになる
・もしドロップが魔界に危機をもたらすと判断された場合は、おそらく殺される。
<魔界>
・淫魔が住んでる。
・人間界とはワープで行き来できるが、人間界の狙った場所に現れるのは結構大変というか高い。海外行きの負担に近い。(魔界側にはワープステーションがある)人間が魔界に行く技術は今のところない。
・魔術+人間界からかっぱらってきた技術で構成される世界。
・人口は少なめ。
・空はオレンジ~薄紫で気温はぬるめ。初夏の夕方くらい。
・水と有機物に乏しい。
・魔界の食べ物屋は基本映えに総振り。
・エッセンシャルワーカーにあたる搾精師(要免許)ほか、多くの仕事があり分業されている。術師、薬師、事務官など。
・人に出会う前の大昔、淫魔たちは互いの肉と精を食い合う、地獄のような生き方をしていた。そこから人間界に行き精を拝借する方法が生み出され、比較的平和な世界になった。