萌目が駄弁っているだけのSS[眼鏡]
「眼鏡にぶっかけるプレイがあるけどさ」
(死んでくれないだろうか)
「あれ絶対洗うの大変だよね。あれだけはフィクションでも気になるなー。手入れ大変そーって」
「……。漫画君」
「?どうしたんだい目金君」
「僕を叱ってください……」
「え、何どうしたの!?」
[放置プレイ]
「放置プレイとかあるけどさ」
「されたいのですか?」
「わあ目が座っているね目金君。そうじゃなくてさ、あれ放置する側ってどういう気持ちになるのかな」
「というと?」
「だってあれさ、長い時間相手に触れちゃだめだし場合によってはその場からいなくならなきゃいけないだろう?」
「はあ」
「相手の傍にいて見てるのはダメなのかな。頬とか頭撫でる程度なら放置プレイの定義は保てるのかな。うーん」
「……漫画君って」
「うん?」
「たまに異様に可愛くなりますよね」
「かわっ!?」
「ええ、可愛いですよ漫画君」
「二回も言わないで!」
[コスプレ]
「コスチュームプレイってやっぱりいいよね」
「絶対に何も着ませんからね」
「…………」
「……話位はしてもいいですよ」
「コスプレってさ!」
(生き生きしだした)
「お互いがいつもと違う存在になり切れるって言うのが面白い所だと思うんだよ。勿論ただ衣装に身を包むだけでも楽しいだろうけどメイド服を着ているのならご主人様とメイドさんってイメプレを楽しめるし、看護師さんと患者って組み合わせでのイメプレも王道だよね。僕が白衣を羽織ってドクターと患者って組み合わせでも面白いかもしれない。互いに制服を着るだけでも背徳的な気持ちを味わえるし、兎に角手軽に刺激を味わえる最高のプレイだと思うんだよ!」
「うわーっ!かの有名SF作家である今井先生の新作が発売されてる!?」
「ねえせめて話聞いて?」
[門前払い]
「オロナiンで胸を」
「へー漫画萌先生の乳首開発レポ漫画が読めるんですか楽しみですねー」
「ごめんって」
[女装プレイ]
「僕って結構可愛い顔してると思うんだけどさ」
「自分で言います?」
「え、目金君から見たら僕って可愛くないの?」
「…………可愛らしい顔立ちをしていると思います」
「だよね。それでさあ」
(さらっと流していいやり取りだったのだろうか)
「トップが女装してボトムがその相手に抱かれるって創作たまにあるけどさ、あれ僕も出来るんじゃないかなって」
「__、……」
「メイクがうまい子に女の子のメイクの仕方習ったらより完成度上げられそうだし」
「…………」
「……ねえ目金君。今度やってみない?」
「……任せます」
「わー、目金君のむっつりスケベ―」
「……」
「痛い!ねえ無言で背中蹴るのやめてくれないかなあ!?」