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    ImmortalWindil

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    ImmortalWindil

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    トンチキヒュンエイ話を書きました。
    当人たちはハッピーです。

    元ネタhttps://x.com/super_onigirist/status/1793125283945722134?s=46

    #ヒュンエイ
    huangei
    #ヒュンケル
    hewlett-packard
    #エイミ
    amy
    #ラーハルト
    rahalto.
    #トンチキ

    だいじなだいじなブーケの話 ヒュンケルくんとエイミちゃんの結婚が決まったある日のこと。ヒュンケルくんが親友のラーハルトくんに何やら相談をするようです。
     ちょっと様子を覗いてみましょう。

    ヒュンケル「エイミの希望で、オレたちは結婚式はせずに、気軽な内輪の立食パーティをすることになった」
    ラーハルト「ほう、お前たちらしいな」
    ヒュンケル「彼女は仕事が忙しいが、これならほとんど打ち合わせの必要がないし、世話になった人たちとゆっくり話ができる。とのことだ」
    ラーハルト「なるほど合理的だな」
    ヒュンケル「衣裳も各自用意することになった。彼女が言うには、あまりカジュアルすぎなければ構わないとのことだが、どんな物を選べば良いか分からぬ。すまないが相談に乗ってもらえぬか?」
    ラーハルト「ふむ…生憎オレも人間の服装には詳しくない…そうだ! 人間は全裸のことを『一糸纏わぬ』と言い、『一死纏わぬ』つまり『死と無縁』という意味で、めでたい席では全裸が最高位の正装に当たるらしい」
    ヒュンケル「何!? そうなのか!」
    ラーハルト「ああ。生粋の人間で大魔道士たるポップがそう言っていたから間違いない」
    ヒュンケル「ポップが言うなら間違いないな!」

     あらあら、大丈夫かしら…?

    ◇◇◇

     結婚パーティー当日となりました。
     会場はパプニカ王都にある、王室御用達のカフェです。会場には二人の恩師や友達や同僚が集まって談笑しています。
     どうやら大魔道士のポップさんが司会をするようですね。ちょっと様子を覗いてみましょう。

    司会ポップ「では、お時間になりましたので、本日の主役たちの登場でーす!」
     奥の部屋から新郎新婦が登場しました。
     一風変わったドレス姿のエイミちゃんと、全裸に大きなブーケを持ったヒュンケルくんのにこやかな姿に、会場がどよめきました。
    司会ポップ「(は!? え!? どういうことだ!? あのバカ何を…!? まさか、あの嘘をラーハルトから聞いて信じたのか…!? だとしても、エイミさん…止めろよぉ!!!)」
    司会ポップ「な、なんと! 新郎が既にヤル気満々です! ヒュー!(ヤケクソ)」
    ヒュンケル「うむ。オレはエイミと協力して、心地よい家庭を気付く気満々だぞ!」
    会場「ワー!」「いいぞー!」「ヒュー!ヒュー!」

     その後特に大きなトラブルもなく、会場みんながパーティーを楽しみ、なごやかにお開きとなりましたとさ。
    めでたしめでたし

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    ImmortalWindil

    PROGRESS「どうやって伝えよう」と対になる、似たような状況だけれども全く別の世界線のお話です。
    ヒュンケルとエイミの話。カップリング記載なくても構わない人向け。

    WEBイベント「お花に夢中!2」公開作品
    https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2
    「こうやって伝えたら?(仮)」下書きの一部公開(終戦後、ヒュンケルはパプニカでエイミの看病の元回復に努めている。
    彼の元には連日仲間たちが見舞いに訪れる。ある夜のこと……)


    歯磨きやトイレの介助を手伝い、寝床を整え、ヒュンケルくんをベッドに寝かせるエイミちゃん。
    いつものように、おやすみを伝えて部屋を出て行こうとしたとき…
    「エイミ、オレには好きな人がいるんだ」
    なんの前触れもなく、突然ヒュンケルくんは言いました。
    「その…オレは今まで誰かをこんな風に好きになったことがなくて…どうやって気持ちを伝えたら良いのかと…」
    「…相手は誰なの…?」
    相手が誰なのかによって伝え方は変わってきます。
    「その人は、毎朝一番に会う……」
    毎朝一番にヒュンケルくんに会いに来る存在、それは、毎日ヒュンケルくんの朝食の時間にやって来て、持参した朝食を一緒に食べているラーハルトくんに違いありません。
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    asamag108

    MAIKING魔界旅中のダ様とラー。CPではない、と思っている。
    話にあんまり絡んでないけどダインさんも一緒に旅してる。
    「ラーハルト、これ読める?」
    魔界の旅の途中、主君に差し出されたものは手書きのメモであるようだった。
    魔物ばかりの島で育った主君――ダイが読み書きを苦手としていることは聞き知っている。本人曰く、勉強して簡単な本くらいなら読めるようになったということだったが、何か彼の知らない難しい言葉でも出てきたのだろうか。
    そう思ってメモを受け取り、ラーハルトは眉を寄せた。
    一文字目から、ラーハルトにも見慣れない字が連なっていた。
    全体を眺めればいくつかは知っている文字が現れて、それが魔族の文字で書かれたものだということに気付く。
    一体どこでこんなものを、と思うと同時、その思考を読んだようなタイミングでダイが口を開いた。
    「旅に出る前にヒュンケルから『魔界で役に立つかもしれない情報を纏めておいた』って渡されたんだ。もしも落としたりした時に面倒があるといけないから魔族の文字で書いたって言われたんだけど……おれ、人間の字はちょっと読めるようになったけど、魔族の文字なんて全然分かんなくて。さっきクロコダインに聞いてみたけど、読めないって困った顔されちゃったんだ」
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