ゆうたの0721「…狗巻君?」
急にくったりと力が抜けた狗巻君に覆いかぶさって顔を覗く。おでこを撫でてそこにキスをしても、目を瞑ったままだった。どうやら意識を飛ばしてしまったらしい。
孔からゆっくりと指を引き抜く。こぽりといやらしい空洞からローションがこぼれた。そこは美味しそうにテラテラと赤く艶めいて、僕を誘っていた。思わずごくりと唾を飲み込む。
挿れたい。このぐちょぐちょの孔に、今すぐ自分のペニスをぶち込んで犯したい。
獣みたいな思考に陥りそうになるのを、頭を振って耐える。
正直あんな痴態を見せられて限界だった。スウェットから完勃したペニスだけを取り出して、手のひらで擦る。
くたりとしたままの狗巻君の体を跨いで、上から見下ろしながら腹の上に精液を吐き出した。白い肌に、白い精液が散った。
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