違う場所に住む兄🔴と、弟🟣一人暮らしをしている🔴が
皆の暮らす家に泊まりにくる、
その日になると
にぎわう兄弟達の視線を搔い潜って
運転免許を持って居るので、意気揚々と推しの1人である🔴を
家の車で迎えに行く🟣
ゴロゴロ、スーツケースを引きながら
タクシー乗り場まで歩く
どこからどう見ても人目を引く、オーラを放つ男の背中を見つけて、
自分が到着するタイミングの完璧さと、
蘇る、🔴の声や仕草や、香りや手の暖かさが記憶を過りつつ
平静を完璧に装って、車を隣に止め
「🔴、丁度良かった、乗っていく?」
と窓を開けて話しかける、
久しぶりに会った🔴は、色素の薄い瞳がサングラス越しにしか見えなくて、
残念に思っていると
そっと屈んだ🔴の白い指がサングラスを僅かにずらして
記憶よりも低い少し掠れた声で
「ただいま、my Boy 君と2人で過ごす時間を、俺にくれるのか?」
と屈んで
覗き込むための姿勢故の上目遣いで囁かれて
色気の塊である 推しからの
ファンサレベルが高すぎて、心の中で何度も頭を打ち付ける🟣
🔴にはバレている、可哀そう、
この後、
🟣「運転、上手くなったんだ、見てほしいな」
🔴「もちろんさ」
と
口実を作ってドライブを始めるし、
お土産も買うし、🟣が🔴を隠し撮りしてもバレて
手を握られて
「そんなもので満足なのか?これくらいは必要だろう?」
と
腰を抱き寄せられて
2ショットを色々なところで撮るし、
(あぁぁぁぁあああ推しが......推しがァァ!!!!!)
と心を鎮めようとして失敗した、
SNSに投稿した
禁断の2ショットが
🟠の目に留まってしまって、
🟠が一瞬、家でリアス顔になるけれど、いつも通りを装って騒いで、
🟡と騒ぎすぎて🔵に叱られる、
そして
動悸の激しさに疲れつつ(幸福感はマックス)
🟣「運転の練習をしてたら会って、運転を見てもらっていたんだ、
ごめんね、これお土産(献上品)」
🔴「うまかったよ、とてもね(意味深)、みんな、ただいま」
と
素知らぬ顔で帰宅して、
玄関で兄弟が集まって騒ぎになって団子状態になる漫画ください、