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    osananasuko

    @osananasuko

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    osananasuko

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    出の誕生日に遊園地に行くおさななのお話です。
    文章の続きをAIが作ってくれるウェブサイトで書いた短編小説...!文章の半分以上AIが書いてくれました...!AI有能すぎて...!!語彙力皆無なので意味不明な表現があってもスルーしてください...!!!🙏🙏

    かっちゃんと誕生日今日は僕の誕生日だ。かっちゃんから一緒に出かけないかと誘われた。僕は今、待ち合わせ場所の駅前にいる。時計台の下にいるけど、まだ彼は来ていないようだ。
    「出久!」
    聞き慣れた声に振り返ると、そこにはいつもよりおしゃれをした勝己がいた。
    黒のタートルネックセーターがかっこよさをより際立たせている。
    「…待ったか?」
    「ううん、全然!今来たとこだよ」
    走ってきたのか、勝己の額には汗が滲み出ている。その様子が少し可愛く見えた。
    「そうか。ならよかったわ」
    そう言って微笑む彼の顔を見て、思わずドキッとする。こんな風に笑うんだ……。普段学校ではあまり見せない笑顔だった。
    (な、なんだこれ……胸がきゅんってする)
    「じゃあ、行くぞ」
    「う、うん!」
    そう言って僕らは並んで歩き始めた。今日どこに行くかはまだ知らされていない。どこに連れていってくれるのだろう?
    ***
    「着いたぜ」
    「えっ、ここって……」
    目の前にあるのは、遊園地だった。
    「ここ…遊園地じゃん」
    「遊園地だな」
    遊園地なんて、騒がしいところが苦手な君が一番選ばなそうな場所なのに。
    「ほら、行くぞ」
    そう言って彼は僕の右手を掴んでずんずん進んでいく。…手を繋ぐなんて、まるで恋人みたいだ。
    チケットを買ってゲートを通ると、そこはもう非日常の世界が広がっていた。メリーゴーランドやコーヒーカップなど、定番のものから絶叫マシンまで様々なアトラクションがある。
    「おい、どれ乗るんだよ」彼が手を繋いだまま聞いてきた。
    (友達同士で手を繋ぐのはあり、なのか…)
    「うーんそうだなあ。手始めにジェットコースター行っとく?」「おう、それでいい」
    2人でジェットコースター乗り場に向かう。平日とはいえそれなりに人はいて、順番が来るまでは結構時間がかかった。
    「次の方どうぞ〜!」
    係のお姉さんに声をかけられ、僕らは乗り込む。そして安全バーが下ろされ、数秒後僕らは飛び立った。

    「楽しかったね〜!」
    「そうだな」
    「かっちゃん全然動じてなかったね。僕、一番上のところから一気に落ちる時は流石に冷や汗かいたよ。生きて帰れて良かった」
    「ハッ雑魚」
    「酷いな〜」
    軽口を叩き合いながら歩いていると彼がまた手を繋いできた。
    (なんで手繋ぐのかって、聞いた方がいいのかな…でも手話したくないから言わない方がいいかもな)
    出久は長年勝己に片思いしている。だから、ただの気まぐれでもいいから、出来るだけ長く勝己と手を繋いでいたい。
    すると突然勝己が足を止めた。
    「ちょっとそこのベンチで待ってろ」
    そう言って手を離された。急に手が冷えていく感覚を覚える。
    (なんで手を繋いでくれたんだろ…やっぱりかっちゃんの気まぐれかな)
    そんなことを考えているうちに勝己が戻ってきた。
    「これやる」
    差し出されたのはチョコがたっぷり乗ったクレープだった。
    「え…いいの?」
    「ん」
    勝己は出久にクレープを渡すとそっぽを向いてしまった。気のせいか、耳と首が少し赤みがかってる気がする。
    彼が誰かに僕を奢るなんて、今までだったら天地がひっくり返ってもありえない事だった。

    「ありがとう……いただきます」
    クレープを一口食べると甘い味が広がる。
    「美味しい!かっちゃん、このクレープすっごくおいしいよ!」
    「……そりゃよかったな」
    耳と首がさらに赤みを増した気がした。
    そんな反応されると、もしかしたら出久の事を少しでも意識してくれてるのかと勘違いしそうになる。
    (そんなこと、絶対ありえないのに)
    危うく気分暗くなりそうなのを何とか堪え、目の前の甘いクレープにかぶりつこうとした。するといきなり出久の腕を勝己が引っ張る。出久の目の前で淡い金色の髪が揺れる。気づいた頃にはクレープを食べられていた。
    「あめえ」そう言って舌を出す彼はいつもより幼く見えた。
    「なら食べなければいいのに…」
    「別に全部てめぇにやるとはいってねえわ。半分こに決まってんだろ」
    勝己は満足そうな顔で自分の頬についたクリームを舐めとった。
    心臓がバクバクと音を立てる。顔に熱が集まっていくのを感じる。きっと今の僕はリンゴのように真っ赤になっているに違いない。甘いクレープを2人で分け合って、あっという間に完食してしまった。
    「お、もうすぐパレードが始まるみたいだな」
    「あ、そ、そうだね」
    僕らはおもむろに立ち上がり、会場に向かった。
    ***
    それから僕らはパレードを見たり、他のアトラクションを回ったりした。その間、僕らの手はずっと繋がれたままだった。なぜ勝己が手を繋いで来るのか、出久には本当に理解できなかった。
    そこで出久は、今日起きたことを整理してみることにした。
    昨日、勝己に一緒に出かけようと誘われた。待ち合わせ場所の駅前に行くと、普段よりもおしゃれをした彼がいた。そして連れていかれた先は遊園地だった。二人で行った遊園地はとても楽しくて、つい夢中になってしまった。
    そのあと彼は僕にクレープを買ってくれて、二人で半分こした。
    (ん…待てよ。これって、もしかしなくても)
    「デートみたいだ」思わず声に出てしまった言葉は、隣にいた彼にバッチリ聞こえていたようだ。勝己が驚いたように目を見開いている。
    言った。言ってしまった。勝己はただ僕のことを友達として遊びに誘ってくれただけなのに。「ごめん、忘れて……」そう言って立ち去ろうとした時、勝己が僕の腕を掴んだ。
    「デク」
    真剣な表情の勝己と目が合う。心臓がうるさい。
    「俺はてめぇのことをダチとは思ってねえ」
    「え……?」一瞬何を言われたのか分からなかった。じゃあなんで僕と一緒に遊んでくれたの? どうして手を繋ぐの? なんでクレープを分けてくれたの? なんで……こんなにもドキドキさせるのさ…… 聞きたいことは山ほどあった。でもそれを聞ける勇気なんてなくて。…想像以上に、友達とすら思われていなかったことにショックだった。

    「俺はなんとも思ってねえやつに遊園地誘ったり、手繋いだり、クレープ分け合ったりしねえ」彼の瞳が出久を見つめる。彼の手から伝わる体温が、鼓動が、彼が嘘をついてないと物語っている。
    「好きだ。付き合え」
    頭がショートする。思考回路が完全に停止してしまう。今何が起きたのだろう。彼は、勝己はなんと言った?
    「う、嘘だ…」
    「嘘じゃねえ」
    僕は木偶の坊で、かっちゃんに迷惑かけてばかりいて……だから嫌われていると思っていたのに。
    まさか彼から好意を寄せられているだなんて。
    信じられない。でも確かに彼は言ったのだ。
    好き……だって。
    嬉しかった。胸が張り裂けてしまいそうだ。涙が自然と流れ落ちる。
    「……はい」と掠れ声で返事をすることが出来た。
    「ハッ。情けねぇ面してんじゃねえ」
    「かっちゃんこそ顔赤いじゃん」
    「うっせえ」
    なんだかおかしくなって、2人で笑い出す。ああ、幸せってこういう事を言うのかな。ふとそんなことを考えてしまう自分が恥ずかしかった。
    「あの……これからよろしくお願いします」
    「おう」
    こうして僕らは恋人になった。
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