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    Mondlicht_pine

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    あとがきというか、本編で書ききれなかったことやその後の二人についてのお話です。夢女の自我が多いです。注意。

    『花にあらしの』Web版あとがき注意
    本編の内容を読まれた方向けです。読んでない人は読んでから目を通していただけると幸いです。






























    ミチ晶♀小説『花にあらしの』を読んでいただき、ありがとうございました。サンプルとして全文公開しただけでわりと反応がよく、感想も複数いただいてしまったので急遽Web版あとがきを書くことにしました。
    といっても、この話を書いた経緯は本の方のあとがきに載せたので、違う話をしようと思ったらもうカットしたけど書きたかった要素とか、その後のふたりの話くらいしか出来ませんのでそれを書きます。いい終わり方だったと思っているので、蛇足だと思われる方は読まない方がいいかも。また、書いたオタクはミチルの夢女なのでミチルとこれがしたいこれをしてもらいたいなどの自我が多いです。本編はしっかり晶要素を固めたつもりですが、ベースはわたしの感情なので自我が透けて見えるのが嫌な人も読まない方がいいかも。壮大な夢思考を真面目に書いた小説なんです、男女カプとして出してごめんなさいね……。
    今回、10万字を超えてしまうことが書いている途中で予想出来たので、エピソードをかなり削りました。晶はミチルにどうせならいろいろなものを見てから帰って欲しいと思っていたので、プラネタリウム以外にも色々な場所に行かせる予定でした。8月に水族館に行った、とだけ本編では書きましたが、そこももっと詳細に書く予定ではあったんです。でも長くなってしまうし、「ミチルは晶と一緒に星を見たい(カエルSSRカドスト、ステラートSSRホームボイス)」というエピソードを強調するには、やっぱり他の要素は蛇足かなぁ〜と思ったのでプラネタリウム以外を削りました。
    水族館以外にも、植物園とか回転寿司とかに行かせたかったです。ミチルと動植物の組み合わせが好きなのと、ミチルの前で生魚が食べたいというわたしの自我が強いですね。マヨコーン食べてるミチル(21)が見たくて……かわいいね……。海の生き物を見てわ〜ってなってるミチルも見たかったです。
    あと、家事をミチルに任せる以上、ミチルは晶の下着も洗濯することになるのですが、そこも色々突っ込んだ話をするのはやめました。わたしは女性下着を平然と手洗いしてるミチルが好きですが、ちょっと生々しいかな……と。ミチルの下着や服を買いに行くという行動はどうしても入れたかった(ミチルの成長や男性性を意識させるのにちょうどいい)のですが、女性下着の話を入れるのはね……という自制心が出ました。わたしはあの部屋、ミチルのパンツが複数枚あるんだよな……と思いながら書いていましたが、あまりにも男性下着に言及するのも晶視点だと不自然なので、極力生々しさを排除することを心がけていました。(最後じゃなかったけど)最後の夜のベッドの中の描写は意図的にああしています。同じベッドで寝ている以上、一度もそういう雰囲気にならないのは嘘でしょ!と思ったので……。あの状況で事を起こさなかったミチルはすごいというか、長期戦が得意な子ですよね本当に……。

     綺麗な終わり方に出来たな〜とは思っているんですが、そこで切ってしまったのでその後ミチルは現代日本でどうやって生きていくのか?と疑問に思う人はけっこういると思います。ミチルにタブレットを与えたり、図書館に行かせたり、晶が良かれと思って与えた情報収集の手段を利用して、日本で生きていくのに必要なことを調べていたミチルは、魔力を失う前に魔法を使って、住民票や保険証を取得して、日本国籍をゲットしています。本当に、自分の世界を捨てたつもりで晶の元に来ているので、こちらの世界で生きていくために必要なことは何でもします。用意周到なところや決めた行動に躊躇いがないところが成長であり、フィガロに似たところだと思います。晶に事後報告して怒られればいいと思います。
    その後、花屋のアルバイトを続けてお金を貯めたり、高卒認定試験を受けたりして、大学進学を目指しますがそれも晶には事後報告です。住民票や保険証の取得には魔法を使うのに、正式な試験を受けて学校に行こうとするのはミチルらしいなと思います。突然「合格しました〜」って国立薬学部の合格証明書を見せてくるミチルは晶に怒られればいいと思います。東京の国立で薬学部なのでとんでもないのですが、本人は「家から通えて学費が安い」だけでそこを選んでいます。たぶん、5年くらい貯金してから大学に通い始めるので、26歳のミチルさんが学生やってることになります。学費貯めてから進学したものの、特待生になって学費が免除になるなどしたら良いです。ミチルの賢さは盛れば盛るほど最高だと思っています。30超えて大学を卒業し、薬剤師として就職したら晶に正式にプロポーズします。その時点で晶はアラフォーなので、本当によく待ったなと思いますが、わたしだったら待つというか、なんなら結婚という形に落ち着けると思っていなかったので驚くみたいな、そういうことをやりたいです。ミチルと結婚したい。
    ミチルは自分の世界を捨ててきたし、晶も行く場所のないミチルを拾ってしまったのでもう一生離れるつもりはないのですが、小さい喧嘩なども繰り返しながらちゃんとパートナーになっていってほしいです。ちゃんと幸せな未来です。この設定で同棲してる逆トリミチルの短文などは思いついたら上げたいです。
    だいたいこんな感じでしょうか。思ったより長くなったのでびっくりしています。改めまして、『花にあらしの』を読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました!イベント終了後は本文抜粋のサンプルにしますので、再読したい方は本をお手に取ってくださると幸いです。
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    Mondlicht_pine

    DOODLEまほやく学会展示作品。数百年後のミチル・フローレス氏による論文。
    本人は文学部国文学科卒のため、薬学、医学の知識は全くなく、エセです。時間が無くて今はとりあえず概要のみの展示になっています。
    南の国における出産時の母体保護についての調査南の国における出産時の母体保護についての調査

    Mitile Flores

    概要
     南の国にある複数の村において、50年間で魔法使いの出生率が0.5割下がり、人間の出生率が1割ほど増加していることが調査で判明した。特に、国で最も栄えている雲の街にほど近いA村での魔法使いの出生率の低下は著しく、逆に最も南端に近いH村においては平均よりも魔法使いの出生率が高かった。
     調査結果を整理すると、人口が多く、医療の環境が整った都市部に近い村では人間の出生率に対して魔法使いの出生率が低いことがわかった。母子ともに健康な分娩が出来る環境においては、魔法使いの出生率が低い可能性がある。
     また、今回の調査では医療環境の不足が見られる地域において、優先されるのは母体ではなく胎児の命である傾向が強いことが判明した。母親が魔法使いでない限り、働き手として重宝される魔法使いとして出生する可能性のある子の命の方が優先されるようだ。南の国の都市部においては、出産により死亡する妊婦の数は他国と比べても少ないものの、地方ではその割合が急増し、出産時の母体保護についての意識が希薄である現状が浮き彫りとなった。
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