ミスタには恋人のヴォックスがいる
空気が冷たく突き刺さる夜、2人でポケットに手を突っ込みながら歩いていた時にミスタは車道側を歩くヴォックスに思いを告げた
ヴォックスもミスタに好意を寄せていたので2人は晴れて恋人になった
確かにそのはずだだがミスタは恋人になったという事実が、ヴォックスが自分を好きでいてくれるという真実を信じることが出来なかった
「きっとあたしに気を使ったんだ、」
「でもあたしの事を好きだって」
「それでも」
「あたしの全てを知ったら」
「こんなめんどくさい自分を愛してくれる人だなんて」なら、確かめよう そう決めたミスタはディスコードを立ち上げ、愛しの彼にメッセージを送る
「突然でごめん、今忙しいかな」
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