蓄光ネックレスの話軍事施設にいたとき罰として暗い倉庫に閉じ込められた茨、罰の終了時間に弓弦が迎えに行くと、中にはなにかから身を守るようにして頭をか変えて蹲っている茨が。
慌てて駆け寄り茨を抱きかかえると、茨は意識を失っていた。
それ以来観察していくと茨が無意識に暗いところや狭いところを避けているのを確認する。
その後暗いところや狭いところに行くときはさり気なく一緒についていきフォローするようになる弓弦。
別れの朝に餞別として蓄光のネックレスを、直接渡さず、茨の枕元にこっそり置いておく弓弦。
夜になってから一人になった茨は、枕元に優しい光を放つものを見つける。それが弓弦からの贈り物であることを悟った茨は、少し迷ってからポケットに乱暴に突っ込んだ。
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