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    たちはる(または、りっしゅん)

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    甘え下手な💚君 💚君総受けです。 自分でも思ってたんと違う!ていうのできちゃいました。迷ってたシチュエーション二つ混合したやつみたいになりました。

    甘え下手な恋人「はぁ…。」
    エッドがまたため息をついた。どことなく無理しているように見える。それを見て、僕たちは心配する。
    「ねぇ、トム、トード。エッドがまたため息ついてるよ。」
    「そうだな。目の下のクマも薄いけど少しあるしな。」
    「俺さ、昨日の夜エッドの部屋覗いたんだけどあいつなんかやつれて作業してたぞ。」
    「う~ん…。」と三人は唸る。またエッドの無理する期間が始まったのだ。2か月に1,2回程度ある。
    「困ったもんだなぁ…。」と、トムが嘆く。
    三人の沈黙が続く。エッドは自分の部屋にいて、また自分を責めている。(たまに部屋から聞こえるんだよね、どうして俺はみんなに迷惑かけちゃうんだろうとか)
    僕たちがこんなに心配してるなんて言うことも知らずにね。
    「……だぁ~!もう!おら!お前ら!エッドのところ行くぞ!」
    しびれを切らしたのかトードが大きな声で言う。
    「…そうだな。クヨクヨしてエッドをまた悪化させたら元も子もなくなるしな。」
    「そうだね!やっぱエッドには笑っていてほしいし!」
    と、僕も元気よく賛成する。
    三人で意気投合したところで、エッドの部屋に向かう。





    コンコンコン。と、トムが優しくノックする。
    「エッド。…部屋入るぞ。」
    トムがガチャッとドアを開けた。エッドは部屋の隅に座っていた。
    「…エッド?大丈夫?」「エッド。顔を上げてくれないか?」「エッド…。」
    みんなでエッドの名前を呼ぶ。エッドが少し顔を上げた。
    「…みんな…?どうしたの…?あぁ、もしかしてご飯?ごめんね…。今から用意す「「「エッド」」」
    三人でエッドの名前をまた呼んだ。エッドはびくっと驚いた。
    「エッド、もう無理しなくていいんだ。」
    「…僕、無理なんてしてないよ…。」
    みんなが少しはっとした。エッドの一人称が「俺」から「僕」になっていたからだ。
    「無理してるでしょ?いつもより元気ないし…。」
    「少し疲れてるだけだよ…。」
    「じゃあ、その目の下のクマは何なんだ?」「…っ!」
    トードに図星を突かれたのか、エッドが目を丸くする。
    「…これは、別に…。何も「「「なくないだろ/でしょ?」」」
    今度は優しく。
    「なぁ、エッド、無理しなくていいんだぞ。」そう言いながら、トムはエッドを抱きしめる。
    「そうだぞ。お前、頑張りすぎなんだよ。」𠮟るように言いながらも、トムと同じようにやさしく抱きしめるトード。
    「ねぇ、エッド。僕、エッドの笑ってる顔が見たいな。」そう言って僕もエッドのことを抱きしめる。
    「エッド。」「俺たちが」「いるよ。」
    「…ぁ…。」
    エッドの肩が震える。
    「…ふっ…!うぅ…!僕、ぼくぅ!ぐすっ、うわあぁぁぁぁぁん!」
    エッドがぼろぼろと涙を流す。
    トムが優しくあやすようにエッドの背中をポン、ポンと一定のリズムでたたく。
    トードが少し強くギュッと抱きしめる。
    僕はエッドに「大丈夫だよ。」と、優しく言う。
    「僕ね、ぐすっ、みんなにね、迷惑かけてるって、ひっく、思ってたのぉ…!」
    「迷惑かかってるわけないだろ?」
    「そうだよ。エッドは僕たちの大事な恋人なんだから。」
    「辛いときは言えよ。」
    「みんなぁ…!」
    エッドはひとしきり泣いていた。




    しばらくすると、エッドは少し落ち着いたのか、涙が収まったようだ。まだ涙目だけれど。
    「みんな…本当にごめん…。」目をこすりながら言う。
    「エッド、目をこするな。痛めるぞ。」
    「それに、ごめん、とかって謝るの禁止な!」
    「もう…。エッドは困ったさんだなぁ、本当に甘え下手なんだから!」
    「えへへ…。慣れてなくて…。」と、頬を恥ずかしそうに書きながら苦笑いして言うエッド。
    「やっと笑ったな。」トムがエッドの頭をなでながら、優しく言う。
    「やっぱり笑顔が一番だね!」僕も元気に笑って言う。
    「ははっ!その笑顔が見たかった。」トードが嬉しそうに言う。
    「もう…。みんな少し僕のこと子ども扱いしてない?」
    エッドが少し不満そうに言う。
    「嫌なのか?」トードが問う。
    「や、じゃない…けど…//」少し照れながら言う。
    そんなエッドを見て、僕は思わず
    「かわいい~!」
    とエッドに抱き着いた。
    エッドは「うわぁ!」と悲鳴を上げた。
    「あ!おい!マット!」「抜け駆けはずりぃぞ!」と、トムとトードがわめいてる。
    「僕のエッドだもん!」なんて誇り気にしてたら、エッドが
    「ぼ、僕はみんなが大好きだから、みんなのものがいいなぁ…。なんて。へへ//」
    なんていうもんだから僕もだけどトムもトードも唖然とした。
    (あ、あのエッドがデレるなんて…!)
    ってみんな思ってる。
    「あ、え!い、いやだった?」ってしゅんとしちゃうエッド。
    「そんなわけない!」「俺らだってエッドのこと大好きだ!」「そうだよ!」
    今度はエッドが固まった。
    「へっ…?」
    ぼふっと真っ赤になる。
    「あ、う、うん…//ありがとう…。」
    …僕たちはエッドに可愛さで殺されちゃうんじゃないかなぁ…。なんて思ってるよ。
    「ほ!ほら!もうお昼だよ!ご飯食べよう!」エッドが焦りながら言う。
    そして、たっ、たっ、と逃げるかのように部屋を出た。
    数秒間僕たちは固まっていたけど意識を取り戻した。
    「元気になってよかったな。」と、トムが言う。
    「そうだな/ね!」と、僕とトードが声をそろえて言う。
    「三人とも来て~!」と、エッドから呼ばれる。
    「はーい!」「おう。」「なんだ~?」僕たちは返事をした。
    みんなエッドのことが大好きだから、エッドのことになると息ぴったりになるんだよなぁ!なんて一人でまたそんなことを思った。
    これ以降エッドが無理することは無くなった。










    「みんなにはいつも助けられてばかりだなぁ…。ふふっ!お礼に三人の好きなものプレゼントしようかな!ね!リンゴ!」エッドはリンゴにそんなことを話していた。
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