テーマパークのセカイのBGM「音楽隊はどこまでも」とブレーメンの音楽隊から考えたことワンダショ生放送とかワンダーランドのセカイでお馴染み、あのBGMの題名って『音楽隊はどこまでも』ですよね。
それを聞いた時まっさきに思い出したのが『ブレーメンの音楽隊』だったんですが、ワンダショってブレーメンの音楽隊意識していることないですかね?
私、ブレーメンの音楽隊にわかだったので調べるまで知らなかったけれど、ブレーメンの音楽隊って言ってるわりに、物語のラストで「ブレーメンに辿り着いていない」んです。
・ブレーメンの音楽隊のあらすじ
①人間たちに虐待されていたロバが、同じ境遇のイヌ・ネコ・ニワトリを仲間にしながら、ブレーメンにある動物の音楽隊に雇ってもらうために旅を始める。
↓
②森で野宿しようとした時、ごちそうを食べてる泥棒が根城にしてる小屋を見つける。
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③小屋から泥棒を撃退(どうぶつタワーになるやつ)してごちそうと小屋をGETする。
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④小屋は住み心地がよかったため、ブレーメンに行くのをやめて音楽を奏でながら4匹で仲良く暮らしましたとさ。
いや、だめじゃん!
って思いません?
ブレーメンの音楽隊に入れてもらうのが目的だったのに、住み心地の良い小屋を見つけたから、ここでいいやって。
もしこれをワンダショに置き換えると、
動物たちが司・えむ・寧々・類
ブレーメンの音楽隊が4人の想い
泥棒を追い払った小屋がワンダーステージ
では?
そうなると、メインスト(第1部)の内容は
③小屋(ワンダーステージ)から泥棒(フェニランの経営改革)を撃退してごちそうと小屋をGETする
にあたると思います。
もし、このままワンダショの4人がブレーメンの音楽隊ルートを辿るのなら、
④小屋(ワンダーステージ)は住み心地がよかったため、ブレーメン(想い)に行くのをやめて音楽を奏でながら4匹で仲良く暮らしましたとさ。
ってなります。
でも、ワンダーランドのセカイのBGMは『音楽隊はどこまでも』です。
ブレーメンの音楽隊の動物たちのように、住み心地の良い小屋(ワンダーステージ)で4人仲良くショーをやってハッピーエンドじゃない。
予定調和の未来を壊して、終わりを超えなきゃいけない。
小屋(ワンダーステージ)を飛び出した先にどんな困難なことが待ち受けているかわからないけれど、ブレーメン(想い)に向かってどこまでも行かなきゃいけない。
結末はそれこそ地獄の底でハッピーエンドかもしれないけれど。
だから、第2部でワンダショのメンバーがそれぞれの想いに進むことに少し寂しさも覚えたけれど、温かく見守りたいなと思いました!!