ふかふか毛布巽に抱きしめられながら藍良は絶賛大泣き
どんなに摩ったり、揺れたりしても泣き止むような兆しがない。
「藍良さん、どうしたんですか?」
「うぅうぅ…グスッ」
要も心配して藍良の好きなぬいぐるみやおもちゃを使って気を引こうとしても効果があまりない。
あまりこういうことがないため、2人は戸惑いを隠せない
「藍良、痛いところあるんですか?」
「うぅ…やぁああっ!!」
ただ泣いてイヤイヤと喚いてしまう
解決策をひたすら探すこともうすぐ1時間は経とうとしてる。熱もなければ怪我もないため余計に心配しかできない。
「…あ、もしかして」
要は寝室から一枚のタオルを持って、巽ごと包むようにすると藍良はタオルを掴んで口に寄せて咥え始める。
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