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    【冬彰】R18/ウサモコットカーディガン冬弥×オシャタイガースタイル彰人(会話文)

    未完成の作品。
    完成するまでは全体公開ですが、完成後はフォロワー限定公開に切り替えます。
    未フォローの方が最後まで読める形で投稿することはありません。

    #冬彰
    touaki

    ❏設定❏

    ・プロセカの衣装を元にしたネタ
    ・兎×虎の擬人化(?)パロディ
    ・彰人→オシャタイガースタイル
    ・冬弥→ウサモコットカーディガン
    ・彰人が冬弥を食べようとする→なぜか彰人のほうが怪我をする(そうなった経緯はとくに考えてない)→冬弥に助けられ怪我が治るまで介抱されることになる→今は雨風をしのぐことができる洞穴で療養中
    ・冬弥を食べたいけど受けた恩を仇で返すことはできないと葛藤する虎さん彰人が情にほだされてしまい、性欲旺盛な兎さん冬弥に別の意味で食べられてしまうという下剋上的なお話

    ❏本文❏

    彰人「なあ、冬弥……お前、仲間のところには戻らなくていいのか」
    冬弥「――……? なぜ、そんなことを聞くんだ」
    彰人「なぜって……ここ何日か、ずっと側にいてくれてるからな……お前の仲間が心配してるんじゃないかって、ふと思っただけだ」
    冬弥「そうか……やはり、彰人は優しいな……」
    彰人「な!?」
    冬弥「彰人以外の虎は、俺達兎を食べるために追いかけまわしてくる……そんなふうに対等に接してくれる虎は、彰人だけだ……」
    彰人「――――…………っ!」

    彰人:つい数日前には冬弥を食べようとしていたことに罪悪感を覚えるも、冬弥の匂いが鼻腔をくすぐると同時に再び食欲が沸き起こってしまい、ごくりと喉を鳴らした直後にハッと目を見開くと、邪念を振り払おうとするように頭を左右に振ってから力なく首を垂れる

    彰人「オレは、お前が言うような虎じゃねえ……」
    冬弥「……え?」
    彰人「オレは……本当は、お前を……」
    冬弥「――――…………」

    彰人:どうしても冬弥を食べようとしていたことを口にすることができず、地面に視線を落とした状態のまま押し黙る
    冬弥:段々と怪我が回復してきて元気を取り戻しかけていた彰人が久しぶりに見せた弱々しい姿に、なぜかメス兎との交尾の直前に沸き起こる興奮に似た感覚を覚えていることに気がつくと、ごくりと喉を鳴らす

    冬弥「彰人」
    彰人「――……? なんだ、冬……」

    冬弥:彰人が顔を上げる瞬間を見計らい、彰人の唇にキスをする

    彰人「――――…………っ!? な、何すんだ、てめえ……!!」
    冬弥「――――――――……………………っ!?」

    彰人:突然の出来事に驚くと同時にカッと頭に血が上り、冬弥の胸ぐらを掴みながらお互いの体を力任せに引き剥がす
    冬弥:虎と兎では力の差が歴然なため簡単に引き剥がされてしまい、すっかりと怯えたような視線を彰人に向ける

    彰人「――――…………! あ……っ、わ、悪い……!」

    彰人:正気を取り戻すと同時にハッと大きく目を見開くと、慌てた様子で冬弥の胸ぐらを掴んでいた手を離す

    冬弥「俺のほうこそ、突然すまない……」
    彰人「……」
    冬弥「だが、暫く群れから離れていたせいで、ここ数日一度も交尾をしていないことに気がついてしまったんだ」
    彰人「は? こ、交尾?」
    冬弥「ああ……彰人とこうなる前は、毎日のようにメス兎と交尾をしていた……」
    彰人「ま、毎日!?」
    彰人(す、すげえ……)

    彰人:思わず叫んでしまった毎日という言葉に対し、そうだと肯定するように小さく頷いた冬弥を見つめながらごくりと喉を鳴らすと、大型の肉食獣である自分からしてみればちっぽけな小動物であるはずの冬弥が、一匹のオスとしては自分より格段に上位の存在であることが確定したことにより、尊敬と羨望の眼差しを向けている

    彰人「う、兎は性欲が旺盛だって話は、本当だったんだな……」
    冬弥「ああ」
    彰人「じゃ、じゃあ……お前が元いた群れは、さぞかし子沢山な群れなんだろうな……」
    冬弥「ああ」
    彰人「……」
    冬弥「……」

    彰人・冬弥:どこか気まずい空気に包まれながら、シーンと静まりかえる

    彰人「……」
    冬弥「……」

    冬弥:気まずさに耐えられないといった様子で俯いている彰人の顔をじっと見つめながら、沈黙を破るように口を開く

    冬弥「彰人さえよければ、今から交尾をさせてもらえないだろうか」
    彰人「……?」
    冬弥「……?」

    冬弥:彰人が不思議そうな表情を浮かべたため、その反応につられるように同様の表情を浮かべる

    彰人「いや、お前が不思議そうな表情を浮かべてんじゃねえよ……」
    冬弥「え?」
    彰人「冬弥、お前……今、サラッと、とんでもないことを言わなかったか」
    冬弥「とんでもないこと?」
    彰人「……」
    彰人(兎の冬弥にとっては、交尾をするのは当たり前のことすぎて、オレの言いたいことが伝わってないってことか……?)
    冬弥「よく分からないが……一つだけ言えるのは、ここ最近は彰人の介抱に忙しく、交尾ができていなかったことが原因で溜まっているということだけだ」
    彰人「た、たまっ……!?」
    冬弥「もちろん、恩を着せるつもりはない……事実を話しているだけだ」
    彰人「……」
    彰人(冬弥は、命の恩人だ……だからこそ、ここ最近はどれだけ腹が減っていようが、冬弥を食うことだけは我慢してきたし、いつか、なんらかの形で恩を返したいと思ってた……で、でも……だ、だからってな……)
    彰人「なあ、冬弥……交尾って、普通はメスとするものだよな……いや、例えメスだろうが、相手が虎だとできねえし……つまり、メス兎とするものだろ」
    冬弥「ああ……だが、状況が状況だからな……メス兎達は、彰人がここにいることを知っている……いくら手負いとはいえ、虎がいることが判明している以上、誰もここには近付いてこないだろう」
    彰人「……」
    冬弥「だからと言って、まだ動くことのできない彰人を置いて、ここから遠く離れた兎の群れまで戻って交尾をすることもできない」
    彰人「べ、別に、オレのことは気にしなくても……」

    彰人:手負いの状態で一人きりになるのは心細いと感じながらも、命の恩人である冬弥の負担にはなりたくないという思いが強いのか、心細さを押し殺しながらそう呟く
    冬弥:そんな彰人の心境を知ってか知らずか、ゆっくりとした動作で左右に首を振る

    冬弥「その気遣いは、とても嬉しいのだが……まず第一に距離的な問題がある上に、群れに戻るためには虎の生息地帯を通らなければならない……彰人のことがなかったとしても、気軽に行き来できる状況ではないんだ」
    彰人「……」

    彰人:だからと言って、交尾をさせるのは……と思いながらも、早々に他の解決方法を模索するのをやめると、なにかを悟ったような雰囲気をまといながら、ふっと柔らかい微笑みを浮かべる

    彰人「ようするに……交尾じゃなくて、性欲処理をさせてくれってことか……」
    冬弥「ああ……すまないが、そういうことだ」
    彰人「……」

    彰人:素直に認める冬弥に「おい」とツッコミを入れそうになるも、柔らかい微笑みを浮かべたままゆっくりと口を開く

    彰人「分かった」
    冬弥「――――…………!」
    彰人「お前は、命の恩人だからな」
    冬弥「彰人……さっきも言ったが、本当に恩を着せるつもりはない……嫌なら、断ってくれても……」
    彰人「うるせえ、クソ真面目バカ」
    冬弥「え?」
    彰人「ヤりてえんだろ」
    冬弥「ああ……」
    彰人「だったら、グダグダと言ってんじゃねえ」
    冬弥「……」
    彰人「お前が恩を着せるつもりはなかったとしても、だ……オレが、お前に恩を返したいんだよ」
    冬弥「――――…………」
    彰人「なんつーか、そうしなきゃいけねえような気がしてな……」
    冬弥「……」

    冬弥:彰人の言葉の端々に遠慮は不要だという意思を感じるも、頼んだ内容が内容なだけに申し訳なさそうな表情を浮かべる

    冬弥「分かった……」
    彰人「……」

    彰人:そんな冬弥の気持ちを敏感に察するも、とくに何も言うことはせずに冬弥の目をじっと見つめる

    彰人「……」
    冬弥「……」

    彰人・冬弥:二人の間に心地よい沈黙が流れるも、その空気を断ち切るように彰人がゆっくりと口を開く

    彰人「つっても……兎の交尾時間は、たったの三十秒なんだろ」
    冬弥「ああ」
    彰人「反対に、虎の交尾時間は約二日間だからな」
    冬弥「――……! そんなに、長いのか……」
    彰人「ああ、その上、交尾回数は約百回に及ぶ」
    冬弥「それは、とてつもなく凄いな……」
    彰人「いや、別に自慢じゃねえからな……それに、毎日メス兎と交尾をしてたお前に凄いって言われても、どこか釈然としねえっつーか……」

    彰人:一匹のオスとしては決して勝てないであろう冬弥の言葉は真に受けないほうがいいと思いつつ、なにか気がかりなことでもあるのかさりげなく顔を伏せる

    彰人「――――――――……………………」
    彰人(……よし、覚悟は決まった)

    彰人:冬弥には悪いと思いながらも、たったの三十秒であれば男に犯されることによる心へのダメージは掠り傷程度にしかならないだろうと心中で自分を慰めたかと思うと、相変わらず申し訳なさそうな表情を浮かべている冬弥の顔をじっと見つめ、やがて挑発するような態度でフッと口角を上げたかと思うと、怪我を負う前の自信に満ち溢れていた頃のような悪い顔をする

    彰人「ま、そういうわけだからな……いくら手負いとはいえ、虎のオレとヤるからにはそれなりの覚悟をしとけよ、冬弥――――」
    冬弥「――――――――……………………」

    ~数時間後~
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