kntr_g☆quiet followDOODLE🐟のこと実質母として慕ってる🐶が、なんかおかしなことになってしまった…な🐶🐟🔞※疑似近親相姦みたいになってる注意※ Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow kntr_gDOODLEAC6いつかの犬(621ではない)✕ウォルターおもいっきりしぬ注意てをにぎる やっとの思いで回収したACは、それはもう酷い有り様だった。 胸部に作られた最悪を絵に書いたような空洞が、ウォルターに否が応でも覚悟を迫る。奇跡的に発火こそしてはいないが、今朝方見た姿とは程遠いコアの姿の前ではなんの足しにもならぬ奇跡であった。 ともかく、パイロットを助け出さなくては。 グラグラと揺れる視界を無視し、ガレージ内のアームを操作した。平時は機体を組み上げるために使用するそれで、外装をメリメリと剥ぎ取る。幾度かの不快な金属音の奥から、無骨な取手がついた蓋が現れた。機体からの通常の脱出が不可能となった際、手動でこじ開けるための脱出口だ。 ウォルターはいつも以上に言う事を聞かない下肢を叱咤し、機体へ駆け寄る。 1560 kntr_gDOODLEAC6 21ウォルのつもり息するもの それはただ、息をしていた。 静かに息を吸う。吐く。吸う。吐く。薄暗い密室の中で、空気だけが波打ち、その隙間から聞こえる何かの駆動音。吸う。吐く。吸う。 人工物ばかりのコックピットの中で、唯一湿り気を帯びたそれは、しかし全くと言ってよいほど生物の気配を放ってはいなかった。 肉付きの悪い胴体から伸びる手足は、力なくだらりと垂れ下がっている。ぼんやりと宙を眺める瞳は眼球をピクリとも動かず、ただ時折、義務のように瞬きをする。全身の至る所から意思が抜け落ちたようにぼんやりと座席に鎮座する様は、ただ肉の塊が置かれているだけのようだった。 そして、息をしていた。 精気を見せぬそれの、胸だけが規則的に膨らみ、萎む。鼻腔が僅かに広がり、狭まる。わずかに開かれた口の隙間から、空気の行き来する音がする。 435 kntr_gDOODLEぶぼーん八周年おめでたいねぇポエム満月 夜の最後に、私は花と臓物と星々に彩られたベビーベッドで遠い母の声を聞いた。あるいは父の腕を見た。 脳髄が凍りつくほどの熱い抱擁。それは祝福であったかもしれないし、ただの接触でしかなかったかもしれない。真意すら掴みかねるほど幼い私はただ、泣きわめき貪る。満月よりも無表情な彼の、その全てを羽化の糧とするために。 そうして遂に、永い夜は食い破られた。 176 kntr_gDOODLE冬の日冬の日のポチデン 5 kntr_gPASTグェボ手直しはしていません海 ゾアホリックの不具合で、記憶の転送が出来ていない。アビスの記録は移せているから最低限の運用は可能だが、しかし良い状態とは言えない。 先刻体を変えてから妙に上の空な旦那の様子に念の為と検査を行った技師達はそう結論づけ「卿をたのみます」だなんて言うやいなや調整をするべく駆けていった。 たのむ、と言われてもどうすりゃいいのか。悩む俺とは対象的に、本人は実に呑気なものだ。 「グェイラ、海をさがしましょう」 すっかり記憶全部を忘れてしまった旦那が楽しそうに語りかけてくる。 アビスに関する記録は移っているから祈手の名前は知っている、ということなのだろう。事態に反して奇妙にいつも通りな彼の様子に、しかしその癖「海」なんて普段見向きもしないものへ興味を向ける可笑しさに俺は戸惑った。 2096 kntr_gPAST褪ヴァ初期に書いたやつ手直しはしていません初期にかいたやつ 天上で輝く大樹に、こりゃあ絶景だなぁ、以上の感情を抱いた事はない。この地ではどうだか知らないが、少なくとも他所から流れ着いた私にとってアレは神ではなく、ましてや支配者ですらない。巫女すら与えられなかった私はおそらく、そもそも此処へ流れ着くべきではなかったのだろう。此処へたどり着く運命のようなものを与えるばかりで歓迎すらしない神を崇拝するほど私の人生は穏やかではなかった。 代わりに私は、きっと何者にも成り得なかった私へと唯一差し伸べられた手を信じることにした。 その手は血の通った肉を持つ、豊かに燃える魂を持つ人間だった。 何時も布で丁寧に覆われ、顔すらもすっかり隠した不思議な人。体に染み付いているのであろう、滴る血の香りを纏う怪しい人。 1029