・柧紙弊(13)
・取り柄は声が大きいこと。
・何も出来ない。
・座学は苦手。記憶力がないから覚えられない。
・実技は好き。好きなだけでできる訳では無い。
・は組だけど実戦に強い訳でもない。
・走り回ってるけど足が早いわけでもないし体力がめちゃくちゃあるというわけでもない。
・本人は気にしていない。気にするとキリがないから。何も出来ないことはわかってる。
・周りに嘲笑われる時もあったけど、本人の反応がうっすいためだんだん消えていった。
・将来の事は考えていない。忍者になれなかったら粟でも作ろうかと考えている。なぜ粟なのかは分からない。何となく。
・何も出来ないからと言って頑張らないのは頑張ってる他の人に失礼だから頑張りはする。
・でも、基本的にやらなくていいならやりたくない。
・ただ、楽しいと判断したことには無条件で飛びつく。単純。
・これまでも、これからも紙弊くんが誰かに恋したり愛したりすることは絶対無い。
・自分の中での両親は本当は幻想なわけで、幻想の両親から受けた愛は本物の愛じゃないので紙弊くんは本物の愛を知らない。
・だから、誰かから愛を向けられても分からないし、誰かを愛するという行為も分からない。
・ただ、忍術学園で初めて友情を知ったから、「友達として、仲間として好き」はある。
・本人は幻想の中の入学前の記憶が本当の記憶だと確信してるけど、親の顔も何して過ごして何して遊んでたのかも友達がいたかどうかもぼんやりとしか覚えていない。本物の母親の幻術ではそこまで細かく作り込めなかったから。
・基本的に紙弊くんの中で「特別」「1番」はない。
・愛情恋情だけでなく、友情の中でも「この子が1番特別」だとか「親友」と言える子は作れない。
・紙弊くんの中で全ての人は「知らない人」「知ってる人」「先輩」「後輩」「同級生」「仲がいい先輩」「仲がいい後輩」「仲がいい同級生」「よく一緒にいる人」のまとまりにわかれてる。
・「仲がいい○○」「よく一緒にいる人」は極小数。
・特別がない理由としては「特別」な家系だった柧家の事を忘れるように幻術をかけられているからで、体が本能的に「特別」を避けている。
・好きな食べ物はあっても「特別好きな」食べ物はない。
・まとまりの中では全てへ同じ程度の感情を向ける。
・大体の人に同じ感情だから喧嘩はしない。吹っかけられたら相手はするけど、だからといって相手のことを心から嫌うことはない。
・ちなみに、好きな食べ物は食堂のおばちゃんが作る豚汁
・紙弊くんは自分のことを考える時は客観的に考えがち。そのため自分に対してもあんまり強い感情は持たない。
・自分を「よく一緒にいる人」のカテゴリーの中に入れている
・ただ、普段はすぐ感情を表に出す。いちいちオーバーリアクションなのでうるさい。
・何かをする時に物事を深く考えないから後で失敗したりすることもよくある。けど、気にしない。学習しない。同じことを繰り返す。記憶力がない。
・教師の中には紙弊くんの本当の親の事を知らないけど、紙弊くんが言ってる「親」は本当の親では無いんだろうと薄々感づいている人もいる。
・学園長だけは先払いされた時に本当の親を見たし、事情があって幻術を紙弊くんにかけたのも知ってる。
・紙弊くんに得意武器はない。苦無と手裏剣は入学したての頃からずっとやってるのでできるけど、他の武器はできない。苦無と手裏剣も上手な訳では無い。的には当たるけど真ん中には当たらない。
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多分また追加します
私の中で紙弊くんは「なにもできない」が基本なので「得意」とかそういうのは何も無いんだろうなぁと思いました。
あと、「特別」「1番」が無いのは私の中の性癖です。
本当の愛を受けてないから「愛」という感情を知らないし誰かを愛することが出来ないのも性癖です。