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    platast_0

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    世間一般的には失敗かもしれないアロルク幸せいっぱいの初夜
    からの、だんだんセックスで気持ちよくなっていくアロルク🔞を書きたいなという気持ちがあります……ルークくん、初めは感じにくいタイプだと私が喜ぶ。

    #アロルク
    allRounder

     アーロンと初めて抱き合った夜のことは忘れられない。
     それはセックスというよりはスポーツ。スポーツというよりは格闘。審判がいたら「引き分け」判定を食らっていただろう壮絶な様相を呈した夜は長期戦で、いつもなら清々しく浴びるはずの朝日があまりにも眩しかった。満身創痍、というのがふさわしい一夜。自分なりに鍛えているとはいえ常人の域から出ない僕ならまだしも、息を荒げることも肩をぜえぜえと上下させることもめったにないフィジカルお化けのアーロンでさえそんな様子だったのだから、その凄まじさを感じてもらえるんじゃないかと思う。
     時間をかけて時間をかけて、やっとわずかに緩んだ中にどうにか入れて、というか押し込んで、互いに快感とは程遠く、額に滲む脂汗を交わらせながら、それでも僕らは幸せだった。失敗だなんてとんでもない。深く繋がって、言葉もなくぎゅうぎゅうに抱きしめあった僕たちの間には確かな想いがあった。アーロンに言ったらまた「クサい」って呆れられるかもしれないけれど、僕たちはここに「愛」を見つけたんだ。「愛」は互いに僕たちのかたちをしていた。僕のはアーロンの。アーロンのは僕の。抱きしめてそのかたちをなぞるたび、歓びが心のなかを駆け巡った。アーロンも同じだって聞かなくとも分かる。僕より大きな手のひらが、あまりに優しく僕に触れるから。
     僕の相棒。世界でたった一人、同じ光を分けあった大切な人。愛しい獣。
     素晴らしい夜だった。


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    mari_zoh

    DONEアロルクワンライ お題「事故チュー」
    BONDの4人がわちゃわちゃしてるのが好きなのでチェズレイとモクマさんもいます
    こいするゆうき

     オフィス・ナデシコ、ある日の昼下がり。捜査が一通り終了し、ナデシコからの指示を待つばかりとなったチームBONDの面々は俄かに生まれた空き時間、オフィスのリビングで和やかにお喋りに興じていた。今日の話題は、男子ならどうにも気になる筋肉事情である。
    「モクマさんは、体操選手みたいですよね。すごくしなやかで、無駄のない筋肉というか…ニンジャの方はみんなそうなんですか?」
     ホットチョコレートの入ったマグカップを大事そうに抱えたルークが、モクマの緩く開いた襟元から覗く胸筋に熱い眼差しを送る。
    「まぁ多数派ではあるかねぇ。けど中にはゴンゾウみたいないかついのもいるよ」
    「なるほど…」
     モクマの隣では、まるで名画を思わせるような雰囲気を醸し出しながら、チェズレイがつやつやと光る青磁のカップに注がれたコーヒーを飲んでいる。チェズレイにしか着こなせないオーダーメイドのスーツに隠された肢体は、ただ細いだけでないことは皆が知るところである。
    「チェズレイはファッションモデルみたいな体つきなのにどっからその力でてるの?ってとこあるよね」
    「ですよね!」
     感嘆の声をあげるモクマとルーク 2120