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    みなも

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    「水槽回顧」ログ。
    風猫の脆いところが引き出されたシナリオだったなぁ、と思いました
    なお例によって彼ピッピとお付き合いしてる時間軸の彼を召喚しています

    #水槽回顧
    sinkReview
    #ログ
    log

    【ネタバレ】水槽回顧ログどぷん。
    花の、柔らかな甘い香りが鼻をくすぐったかと思うと、ごわごわという耳鳴りがした。眩しさに耐え切れず、あなたは目を閉じる。




    ピピピピピピ。

    聞き慣れたアラームの音がする。ゆるゆると落ちていた意識が急浮上し、あなたは飛び起きる。朝だ。カーテンから朝日が差し込み、温かな光の筋があなたを照らしている。


    今日は、
    今日はいつ?取り留めのないいつもの日?仕事?それとも休日?お出かけ?何か約束がある?いつかのやり直したい日?繰り返したい日?記念日?思い出の日?どんな日でも良い。今日はどんな日?
    そして、あなたには大切な人がいるはずだ。今はいない?そんなことはない。あなたには大切な人がいたはずだ。
    その人は、
    その人は恋人?友人?親友?家族?妻?夫?婚約者?子ども?親?兄弟?姉妹?片思い?

    とにかく、あなたにとって大切な人だ。今日はその人と予定がある。

    同棲、同居しているならば顔を合わせるだろうし、どこかで待ち合わせをしているなら、あなたはせっせと準備をし、その時間となったらそこに向かうだろう。そんな朝だ。


    あなたはどんな朝を過ごす?

    柳追眠 : 「確か……昨日の夜確認したとき、龍が緑の宝玉、持ってたな。……ちょっと顔出してみるか」

    あなたが家を出ると、すいい、と目の前を小さい銀色の何かが横切った気がした。ごしごしと目を擦っても、今は何もいない。

    ふわふわとした足取りで、きらきらと降り注ぐ太陽の光の下を歩く。
    何して過ごそう?何が起こる?何をする?

    柳追眠 : 「あぁ……昨日遅かったのにえれェ早起きしちまったな……なんか見えた気がしたけど。疲れてんのかなァ……朝メシは……いいや。食べる気になったら、あいつにたかろう」

    柳追眠 : 「そういや……朝から行くってあんまりねェな。わんちゃん、昨日の仕事が遅かったんなら寝てるかな。さー、悪戯するか、引き返すか。ま、行ってから決めるか」

    水底から水面を見上げるような、乱反射した太陽の光が差し込む。


    「 」
    ゆるゆると落ちていきそうな意識が、大切な人の声で呼び戻される。いけない、少し微睡んでいた。大切な人が隣にいる日々が心地良いのだ。

    柳追眠 : 「眠い……水の底か。んなわけないか。あいつの声が……したか……? 分かんねえ……」

    時計を見ればお昼時を指している。今は昼だ。
    何をする?もう昼を過ごした?だったら別の日でも良い。何をしよう。隣には相も変わらず大切な人がいる。

    柳追眠 : 「あれっ、昼? いつの間に……よう玖朗。今日は休みだろ? なんの呼び出しだ? 依頼か? なに、何となく? まぁいいけど。なぁ、朝メシ食い損ねた。なんでもいいからなんかつくって」

    柳追眠 : 「休みだろ? 何する? へぇ、積ん読消費ねェ? 今日は、いや今日も? 家に籠る日か。いいよ、それでも。俺……昼食べたら、ちょっと寝る……な、眠い……」

    柳追眠 : 「あぁ、今日いい天気だったぜ、それ読み終わったら……ふらっと出てみようぜ、当てはねェけど、別に……気分転換」

    柳追眠 : CC<=79 目星 (1D100<=79) > 17 > 成功

    大切な人が何かを見つめていることに気がつく。
    そちらに顔を向けると、それは花だった。オレンジ、ピンク、紫、様々な色の花がある。そこが外なら花壇などに植わっているものかもしれないし、屋内なら花瓶にいけられているものだろう。

    ぶわりと、芳香が立ち込める。くらり、と頭が回るような甘い匂いだ。どこかで嗅いだことのあるような気がする、花の独特な甘い匂い。

    柳追眠 : 「なに、花なんてらしくないな。患者にでももらったのか? 窓閉めてるから、匂いがすごいなぁ……どうしたんだよ、そんなに見つめてさ」

    柳追眠 : CC<=20 知識 (1D100<=20) > 85 > 失敗

    柳追眠 : CC<=20 知識 (1D100<=20) > 97 > 失敗

    名前が思い出せそうで思い出せない。しかし、どれも匂いの強い花であることは分かるだろう。
     大切な人に尋ねてみても、思い出せないと答えるだろう。

    柳追眠 : 「何だよ、もらったときに訊かなかったのか? ていうか、博識なアンタなら知ってそうなもんだけど。……なんかきいたことある気がするんだよな、なんだったかな……」

    時間というものは、例え嫌でも、止まることなく流れていく。
    柳追眠 : CC<=70 聞き耳 (1D100<=70) > 53 > 成功

    「  」
    ゴボゴボと篭ったような耳鳴りがする。大切な人を見れば、何かを言った気がするが聞き取れなかった。大切な人は少し困ったように笑う。

    柳追眠 : 「なぁ……眠いだけだと思ってたけど、なんか変じゃね? 今日は、なんか……ずっとぼんやりして、まるで水の中にいるみたいだ」
    柳追眠 : 「玖朗、玖朗……なんて言ってるんだ? 聞こえねェよ……」

    あたりを見渡せば、だいぶ日が傾いており、オレンジ色が空を染めていた。

    日暮れだ。何をして過ごそう。家に帰る?どこかに出掛ける?スーパー?ホテル?レストラン?夜景の見える場所でも良い。その為に移動をする?もう夕暮れを過ごしたのなら、別の日でも良い。大切な人と何をしよう。

    柳追眠 : 「もう、夕方だ。ほら、外に出ようって話してただろ? 晩メシどうする? 食べに行く? 作る? 俺、金ちゃんと持ってきてるからさ。今日は作る? そっか、じゃあ散歩がてら、買い物だ」
    柳追眠 : 「でもなんか……なんか変なんだよな、ずっと……」

    思い思いの日を過ごし、もうすぐ夜がやってくる。

    柳追眠 : CC<=79 目星 (1D100<=79) > 92 > 失敗
    柳追眠 : CC<=79 目星 (1D100<=79) > 62 > 成功

    あなたは1冊の本に目がいく。
    それは本棚に入っているものかもしれないし、机の上に置いてあるものかもしれない。はたまた誰かの置き忘れであるかもしれない。それが気になり、あなたはページをめくってみる。

    「走馬灯」
     死の間際に、これまでの人生の様々な思い出が映像として見える体験は、日本では「走馬灯」と呼ばれています。
     大抵このような臨死体験はオカルトやスピリチュアルなものとされがちですが、実際には脳の防御機制「解離」と密接に関連した生物学的現象であるといわれています。そう言えるのは、死に瀕した人が誰でもこの現象を体験するわけではないからです。

    柳追眠 : 「そう、まとう……?生物学的現象……」

    調べによると、瀕死状態を体験し生還した人たちのうち、走馬灯を体験したのは、「故意ではない突然の死の危機」に晒された人に多く起こっているということが分かっています。また、走馬灯を見た人たちのほとんどは「もうすぐ死ぬ」という確信を抱いていました。

     また、走馬灯は、自分の過去の様子や、あるいは未来の様子までもが、次々に目の前に映し出されたと述べています。

    柳追眠 : 「もうすぐ死ぬ……過去や未来の様子……?」

    柳追眠 : 「変だ……やっぱり変だ……記憶が飛び飛びで……もしかして、俺……」

    あなたは違和感に気がつく。元よりたくさんの違和感があったのには気がついていた。

    それでも、大切な人との日々がこんなにも愛おしい。いつ非日常があなたに襲いかかるか分からない日常の中で、大切な人と過ごすこの日が苦しく、そして温かい。

    柳追眠 : 「いつ死ぬか、いつとんでもないことが起こるかって恐怖からは、確かに無縁なんだよな……ゆめ、みたいに」

    あなたは違和感の正体に気がついているのかもしれない。
    しかし、これに気がついてしまえば、大切な人との「日常」が終わってしまうかもしれない。今ならまだ戻れる。まだ続きが見られる。まだほんの少しの時間は残されている。

    柳追眠 : 「俺は……戻りたく、ないのか……? ゆめは、きもちいい……ここは、こわくない。でも……」

    甘い匂いが鼻腔をくすぐり、ごわごわとした耳鳴りが聞こえる。大切な人の顔は水を垂らしたように霞んで見えた。それを拭うと大切な人は愛おしげな表情であなたを見ている。

    柳追眠 : 「玖朗……俺……」

    日はとっぷりと沈み、生き物たちは息を潜め、夜の濃藍色がとろりと世界を満たす。銀色の月明かりを乗せる水のせせらぎだけが、時の流れを感じさせていた。

    柳追眠 : 「玖朗、メシ美味かったな。あれ、なんて料理? へェ……なんか最近凝ってるよな。俺もいろいろ覚えたいな」
    柳追眠 : 「なぁ、今日の街、妙に静かじゃねェ? すげー平和。ふっはは、めずらし」
    柳追眠 : 「ふふ、アンタはずーっと休みで、俺は隣で寝たりしてて、街は平和で、明日のことも街の誰かのことも心配しなくてよくってさ。
    ずーっとずーっと、ここで、二人で……」

    もうすぐ深夜だ。朝は来るのだろうか。果てしなく続く闇があなたを手招いている。
     あなたは何をして過ごす?隣には相も変わらず大切な人がいてくれている。
    柳追眠 : 「なぁ……する……? 来てよ。アンタのこと、俺にちょうだい……」


    柳追眠 : CC<=70 聞き耳 (1D100<=70) > 86 > 失敗
    柳追眠 : CC<=70 聞き耳 (1D100<=70) > 15 > 成功

    大切な人が酷く悲しそうに笑った。ぶわりと花の芳香が漂う。脳が蕩けるようだ。眠気のせいなのか、意識がふわりふわりと、宙を漂う。

    柳追眠 : 「眠い……なに、どうしたんだよ……あぁ、眠い……」

    「 」
    と、大切な人が言う。あなたはその声が聞こえただろうか。

    柳追眠 : 「玖朗……?」

    大切な人が何かを差し出した。その手は水に濡れたかのようにひんやりと冷たい。
    あなたは大切な人から目線を外し、手の中のそれを見る。それは羊皮紙のようだ。

    「ヴルトゥーム」
     火星の地下深くの洞窟に住んでいるとされており、千年の休眠期と千年の活動期の終わりなき循環を送る神。
     この神や、この神の故郷の化石化した花は、甘い香りのする催眠性の薬物を生成する。この芳香は対象に楽園のような光景の鮮明な幻覚を見せる。この神の声は信じられないほど感じが良く、明瞭と朗々としたもので、その本質を覆い隠している。

    この知識に触れたことによるSAN値チェック 1/1d5
    クトゥルフ神話技能+1

    柳追眠 : CC<=75 正気度ロール (1D100<=75) > 19 > 成功

    system : [ 柳追眠 ] SAN : 75 → 74

    柳追眠 : 「っ……! 甘い香りのする、催眠性の薬物……」
    柳追眠 : 「あぁ、そうだ……ここはたしかに、楽園だ……」
    柳追眠 : 「あぁ……堕ちたく、なってくる……」
    柳追眠 : 「……でも」

    あなたは違和感に気がつく。随分前に違和感があることは気がついていた。

    それでも、大切な人との日々を過ごすことを選んでいる。いつ非日常があなたに襲いかかるか分からない日常の中で、大切な人と過ごすこの日々がどうしようもなく愛おしいのだ。それは呼吸が出来ない水の中と同じだろう。大切な人の存在が唯一あなたを生かしてくれる酸素だ。

    「      」
    大切な人が何かを言うが、あなたには届かない。


    あなたがこの違和感に気がつけば、この大切な人との「日常」が終わってしまうかもしれない。今ならまだ続きが見られる。この違和感を無視して、夜を迎えれば、この続きが見られる。



     大切な人が手招きをし、あなたを眠りに誘う。

    柳追眠 : 「眠りたい……離れたくない、起きたくない、戻りたくない……でも、でも……」

     あなたは気がつく。
     この世界は、大切な人は、どこか違和感がある。

     頭がズキリと痛んだ。大切な人があなたを見るが、その顔は水中にいるかのようにぼやけている。目を覚ましたくないと、心のどこかで思うかもしれない。ごぼり、と口から気泡が漏れた。

    柳追眠 : CC<=50 アイデア (1D100<=50) > 22 > 成功

    柳追眠 : 「でも、あいつが生きてくれって、言ってくれたから」

     あなたは思い出す。
     
     どこからか漂ってきた甘い芳香に脳が犯され、あなたはふらふらと、とある植物園を訪れていた。
     最後に見たのは色とりどりの花と、そこを流れる川と池。視界が大きく揺れる。意識が動転し、冷たい感覚が皮膚を襲う。重くなった衣服が身体の自由を奪い、流れ込む液体が呼吸を止める。

    柳追眠 : 「あぁ……思い出した、思い出したぞ……! そうだ、あの花の匂い、水……俺、落ちて……」

     あなたの意識は、そのまま暗転する。

     はずだった。

     これは、ここは、どこなのだろうか。自分は何を見ているのだろうか。何を見ていたのだろうか。

     これは、

    柳追眠 : 「これは「確かにあった過去」だ」


    これは。確かにあった過去だ。
    あなたはこの日を過ごしたことがある。
    忘れられない日だ。
    あなたの目からは自然と涙が零れる。

    柳追眠 : 「そうだよ。あった、あったんだよ確かに……ただの、平和で、しあわせな、やすみのひ……」

    銀色の粒が闇に溶ける。

    人生最後の瞬間。脳裏に映るはこの光景。

    これは夢なのだろうか。
    こんなにも生々しいのに。

    はたまた自分の記憶なのだろうか。
    こんなにも鮮明なものなのか。


    しかし、これが現実ではないことだけは分かる。

    柳追眠 : 「現実じゃねェよ。ゆめみたいに幸せだけどさ。それは分かる……はは、俺、死ぬのか? これが最後の……走馬灯……?」
    柳追眠 : 「目を覚まさなきゃ……玖朗は生きてる。俺のこと、待ってるから」

     あなたの意識は夢から覚めるように急浮上を始める。

     遙か頭上に銀色の水面がたゆたっている。

     ごぼりと、口から気泡が零れ、水が呼吸を妨げる。とてつもない息苦しさを自覚し、懸命に手を伸ばす。衣服はふんだんに水を含み、重たくのしかかる。
     命の危機に瀕していることを自覚しSAN値チェック 1/1d4

    柳追眠 : CC<=74 正気度ロール (1D100<=74) > 66 > 成功
    system : [ 柳追眠 ] SAN : 74 → 73

    柳追眠 : 「うッ……ゴホッ……っ……!」

     水面に誰かの影が映った。

     あなたはそれに手を伸ばす。 

     あなたは伸ばされた手を掴んだ。
     ぐん、と身体が持ち上げられる感覚。

     視界が開ける。
     激しく咳き込み、空気を思い切り吸い込む。くらくらとする視界が少しずつ定まってくる。
     身体が震え、あと少し遅かったならば、とあなたは頭の隅で考えるかもしれない。

    柳追眠 : 「ゲホッ、ごほごほッ、っあ、あー、あぁ……俺、生きてるのか……あぁ、何が現実なんだか……」
    柳追眠 : 「まじで、今までで一番、死んだと思ったわ……」

     顔を上げれば、大切な人があなたを見つめている。
     それは、夢でも幻でもなく、温もりを持った、あなたの大切な人だろう。

    柳追眠 : 「ハハハ……本物の玖朗だ。……ただいま」

     偶然にもあなたがこの「植物園」に入っていくところを発見するが、様子がおかしかったため後を追ったらあなたが池に落ちてしまったところを見たのだと言う。
    パキリと、あなたの足下で何かが割れた音がした。そちらを見れば、化石化した花が砕けて落ちているのが分かる。その芳香があなたの鼻をかすめる。

    〈自身のPOWと「5」との抵抗判定〉
    柳追眠 : RES(70-5) (1d100<=375) > 自動成功

    何はともあれ、あなたは「不幸な事故」から逃れ、日常に還って来られた。その横には相も変わらず大切な人がいてくれるのだろう。

    柳追眠 : 「ゆめは幸せだけど。アンタが生きてる限り、隣にいるって決めたから。……帰ってくるさ、またおんなじ夢を見ても」

    柳追眠 : 「あはは、泣いてんじゃん。あとで俺の走馬灯の中身教えてやるよ。帰ろうぜ」

    END A「水槽回顧」生還
    ・生還 1d6
    ・「日常」を送った 1d3

    〈POW〉対抗
    成功:SAN値回復 1d3

    柳追眠 : 1d6 (1D6) > 3
    柳追眠 : 1d3 (1D3) > 3
    柳追眠 : 1d3 (1D3) > 1
    system : [ 柳追眠 ] SAN : 73 → 80
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    Replies from the creator

    みなも

    DONEとんでもない書き間違いとかなければ!これにて!完結!
    7か月もかかってしまった……!
    長らくお付き合いいただき、本当にありがとうございました!!
    ウルトラバカップルになってしまいましたが、今の私が書けるウルトラスーパーハッピーエンドにしたつもりです!
    ものすごく悩みながら書いた一連の3日間ですが、ラストは自分でも割かし納得いく形になりました
    2024.3.24 追記
    2024.4.30 最終稿
    玖朗さんお誕生日SS・2023【後編・3日目】 ゆっくりと瞼を開けたその瞬間から、身体が鉛のように重く、熱を持っていることが分かった。たまにある現象だ。体温計で測るまでもなく、発熱していることを悟る。
    「ん……」
     起き上がろうとした身体は上手く動かず、喉から出た唸り声で、声がガラガラになっていることに追眠は気づいた。そういえば、引き攣るように喉も痛む。ようやっとのことで寝返りを打って横向きに上半身を起こすと、びりりと走った腰の鈍痛に追眠は顔を顰めた。ベッドサイドテーブルには、この状況を予期していたかのように蓋の開いたミネラルウォーターのペットボトルが置かれている。空咳をしてから水を含むと、睡眠を経てもなお疲れ切った身体に、水分が染みていった。
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