れんサンタの贈り物無限列車の戦いの後ここに来た。
生前と同じ町並みで、いつも暖かく皆穏やかに過ごしている。
傷を負った体も綺麗になり、今は自由に走り回る事も出来る。
この世界にずっと居ると、嫌な思いがだんだんと薄れていき、楽しかった事や幸せと感じていた本来の姿へと戻っていく不思議な世界。
屋敷では母上と2人一緒に過ごしている。
幼くして残してきた千寿郎や父上の事を、母上はいつも心配をしていた。
しばらくして胡蝶や時透、甘露寺は伊黒と手を繋ぎかわるかわる会いに来てくれた。
最後の戦いの話を聞いた。
その話を聞いた住民達は、時透達を歓迎し昼夜問わず何日も宴が続いた。
目の錯覚なのか、時透が二人いるようにみえた。
父上の事を聞き、母上は安堵した表情を浮かべていた。
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