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    fuzixxw

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    fuzixxw

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    階段世界

    階段真ん中の階段話

    真ん中と階段

    真ん中「…起きたら長い階段の上にいた」

    降りますか?

    はい◀︎

    真ん中「まだ下が見えない…」

    真ん中「上には霧がかかってる」

    まだ下に降りる◀︎

    下に降りていくと末っ子のぬいぐるみがあった

    真ん中「なんだろう、離しちゃいけない気がする」

    真ん中はカーバンクルドール(小)を手に入れた!

    真ん中「まだ下がらないと…」

    下にひろがる階段が薄汚れてきた

    カーバン人形『ぴきぅ!ぴきぅ!』

    真ん中「警戒鳴き?なんだ…」

    誰かが階段を登ってくる

    登りますか?

    いいえ◀︎

    身構えますか?

    はい◀︎

    真ん中「誰だ…?」

    背の高い女性が現れた

    ??「おや、アンタもここに迷い込んだのかい。アタシはクライアク、見ての通りガンダルヴァだよ」
    真ん中「スタスク達と同じ?」
    クライアク「スタースクリームを知ってるのかい?懐かしい名前だね」
    真ん中「知ってるの?」
    ク「私はあの子のママだよ」
    真ん中「お母さん?」
    クライアク「と言っても養母なんだけど…」
    真ん中「え?でもスタースクリームは今メガじじが育ててるよ?」
    クラ「めがじじ?誰だい?それ」
    真ん中「知らないの?」
    ク「知らないねぇ、メガトロナス様なら知ってるけど」
    真ん中「あーソラス様と一緒にいるよ」
    ク「はぁ?!」
    クライアク「メガトロナスは封じられてたじゃないか」
    真ん中「まぁ色々あって…降りてくうちに話すよ」
    クライアク「降りる?登るんじゃないのかい?下は霧が掛かって何も見えないよ」
    真ん中「上も霧が掛かってるよ?」

    2人「…」

    カーバン人形『ぷっきぅ!ぷきぅ!』

    真ん中「また泣き始めた!」

    何かが上から降りてくる

    クライアク「…来たか」
    真ん中「何が?」
    クライアク「こっちにきな」

    クライアクに天井のあたりまで運んで貰った

    何かが降りてくる

    『ぐるるるる…』

    真ん中「!」
    クライアク「シッ」

    巨大なアメーバ状の何かが階段を登っていった

    真ん中「助かったの?」
    クライアク「時々でてくるんだ、アタシは匂いでわかるけどアンタはそのぬいぐるみで分かるようだね。それで…どうする?」

    うえ
    した◀︎

    真ん中「やっぱり下がりたい」
    クライアク「…じゃあここでお別れだ、気をつけなよ。大体きりのいい段数でアイツらは現れるからね」

    真ん中は更に階段を下った。

    階段に枯葉が増えていく

    真ん中「なんで葉っぱなんか。ここ室内なのに」

    葉っぱが更に増えていく

    真ん中「くるぶしくらいまで積まれてる…うわ!」

    真ん中は階段から落ちた!

    真ん中「うぅ…痛…あれ?」

    カーバンクルドール(小)が山盛りの落ち葉の中、どこかへいってしまった!

    カーバンクルドール(小)を無くした

    真ん中「うそだろ、どこに…!」ガサゴソ

    真ん中「どんどん深くなってく…クライアクさんは飛んで登ってきたのかな…僕もドラゴンに…ん?」

    真ん中は落ち葉の奥を探った

    何か出てきた

    真ん中「ヒッ…!」

    『大柄な鳥女のミイラ』

    真ん中「な、なんだよ!これ!ひぃ…、…?これクライアクさん…?」

    真ん中「でも何で…さっき上に登っていった筈…」

    逃げますか?

    もう少し調べる◀︎

    真ん中「…生きてはいないよね?ミイラなんだから。よく似た人?でもこの顔は間違いなくクライアクさんだよね…?なんなんだよ…もう…」

    ガシッ

    真ん中「えっ」

    『ようやく代わりが来てくれたね、カーバンクル…』

    真ん中「ひっ!!」

    ミイラ『私はクライアク、この永久の階段に精神を繋がれた囚人。化け物の蠢くこの理解不能な世界で…何十年も…!だがようやく…!ここから抜け出せる…!』

    真ん中「や、やめ…!!」

    ミイラ『哀れなスパークをここに閉じ込めたまえ…』



    真ん中「あれ?」

    真ん中は長い階段に横たわっていた

    真ん中「なんでこんな所に…」

    上には霧が掛かってる

    真ん中「降りるしか無さそうだな…」



    真ん中が降りていくとカーバンクルドール(小)があった

    真ん中「なんだろう、これを離しちゃいけない気がする」

    真ん中「…」

    真ん中「あれ、これ前も持っていて…その時は…」

    カーバンクルドール『ぷきゅう!ぷきゅう!!』

    真ん中「警戒鳴き?」

    びちゃ…どろ…べしゃっ…

    アメーバ「ぉ…ご…」

    真ん中「ひっ…!!」

    アメーバ「びしゃぁ…」

    真ん中「く、くるな!!」

    アメーバ「ごばぁ」

    真ん中「あ」

    真ん中はアメーバに飲まれた




    真ん中は長い階段に横たわっていた

    真「え?…」

    上には霧が掛かってる

    真「降りるしか無さそうだな」

    真ん中が降りていくとカーバンクルドール(小)があった

    真「これを離しちゃいけない気がする、あれ?これ前も持っていてその時は…」

    人形『ぷきゅう!ぷきゅう!!』

    真「警戒鳴き?」

    びちゃ…どろ…べしゃっ…

    アメーバ「ぉ…ご…」

    真ん中「ひっ…!!…あ」

    真ん中はドラゴンモードで天井に張り付いた

    真ん中「良かった、居なくなった…でも前もこんな事あったような…」

    真ん中「……」

    真ん中「あ…」

    真ん中「クライアク!あの女…!…でもあの女は代わりがどうとかって言ってたな…という事は…」

    真ん中は落ち葉の山にたどり着いた

    真ん中「確かここら辺に!」ガサゴソ

    真ん中「あった!」

    『クライアクのミイラ』

    真ん中「うげぇ…何度見てもキミ悪いな」

    現実の世界

    真ん中?「…この世界も随分代わったな。前より子綺麗になったか?さてこれからどうしようか、この子の家族に会いにいくと厄介そうだから早く遠くに行ってしまおうか…だがまずはあの子に会いたいね…」

    メガトロンの家

    スタ「あのジジイこの俺に水やりなんてやらせて」

    ?「スター」

    スター「なんだよ、お前か。ちょうどいいや、水やり変わってくれ…」
    真ん中?「私が誰かわかるかい」
    スター「はぁ?」
    真ん中?「ヘアパーツの右、小さな傷は疫鬼に噛まれたのだったね。赤く小さな、何ともない疫鬼だ。雪のように白い香が好きなのは私が『高い』と愚痴ったからだ、高級志向な子だ」

    スター「…まさかクライアクか…だがアンタは何十年も前に『正しい空間』を探しに行ったきり…!」
    ク「ああ、そうだよ。でもこの子の体を使って戻ってこれたんだ。スター、ただいま」
    ス「…冗談じゃねぇ!!そのカーバンクルの身体の持ち主はどこへやった!?」
    ク「尊い犠牲になってもらった」

    階段の世界

    真ん中「あいつはきっと僕の体を使って元の世界に戻ったんだ…この身体がもう使えないから。でもそれはミイラ化したからじゃない…と思う…。あいつはこの世界と繋がれたって言ってた…。なんで?」

    カーバンクルドール(小)「ぷきゅう!ぷきゅう!」

    真ん中「また警戒鳴き…!」

    真ん中「…今度は何…?」

    ずるる…ズモモ…

    真ん中「ぅぇ…!」

    肉塊が蛇のように連なった何か

    真ん中「…キモッ。ってキモがってる場合じゃない!…なんとかしなきゃ!クライアクはぼくの身体をどうにかして乗っ取ったんだ…そのどうにかを何とかしなきゃ…!えーと…」

    真ん中「確か…」

    ーーガブリ…

    真ん中「噛みつかれたんだ!」

    真ん中「ならこのミイラに噛み付いて…!」

    ガブリ

    真ん中「……何ともならない!?何で!?え!?もしかして既にこの階段と一体となった身体は意味が無いの!?でも…他に何が…」

    真ん中「…まさか」

    肉塊蛇「ぐぁ…ぎぃ」

    真ん中「…もし、このキモいのが階段が作った生き物では無くて迷い込んだ生き物だったら?…だとしたらやるしか無い」

    肉塊蛇「おろろぉ…」

    真ん中「ゔぉぉぉお!!」

    ガブリ!!

    ……

    現実の世界

    真ん中?「この身体の持ち主がそんなに大切か?」
    スター「んな訳あるか!」
    真ん中?「なら何故怒る?」
    ス「アンタがすっかりイカれてるからだよ!気持ち悪い!前のアンタはこんなじゃ無かった!」
    真ん中?「環境は人を変える、そういうモノだよ。…スター」

    『ゔっぎゅい!』

    ドサッ

    スター「な、なんだ!?この化け物」
    肉塊『ぐぎゅぐぎゅぅ』
    クライアク(真ん中)「…階段の化け物か。私を追ってきた凶暴な獣だよ、スター」
    肉塊『ぶっぎゅう💢』体を横に振る
    スター「…?なんか様子がおかしいぞ」
    クライアク「暴れようとしてるだけにしか見えないが」
    ス「いや違う」

    肉塊『ぶ!』ざりざり
    スタ「地面に文字を…』

    『クソ雑魚ガンダルヴァ』

    スタ「この野郎!!!」飛び蹴り
    肉『ぶぎゅあぁあ!!??』ドサッ
    ス「おまえ確実に真ん中のカーバンクルだな!?俺様の事をそんな貶すのはテメーしかいねぇだろうがよ!」
    肉『ぶぎゅう゛💢ぶぎう💢』
    ス「文句言うな!」

    スター「全く人が理解してやったのに」
    真ん中『カンだけはいいのにね』ざりざり
    スタ「マジで焼肉にするぞ肉ミミズ…そんな事してるうちにクライアクがいねぇ!」
    真ん中『ぶ!』
    スタ「あいつお前の兄弟が追えないくらい遠くに行くみてぇな事言ってたぞ、早くさがさねぇと…!」
    真ん中『…』

    クライアク「悪いねスター、私はまだやる事がある。正しい世界を探し出して、私達の今あるこの世界が何なのか、それを知らなければならない…そしてあらゆる世界を一つにすれば…もう誰も道を外す事は無くなる…永遠の階段を歩まずに済む…」

    ズガンッ…

    クライアク「っ…!?」

    「命中だ」

    肉塊『僕の体を返してもらうよ』ざりざり
    クライアク「や、やめろ!そんな事したら私の計画が…全て無に返ってしまう…それがどれ程の損失か分からないのか!」
    肉『知らないよ』ざり
    クロへ「よし、やっちまえ」

    ガブリ

    肉『…?…!?』
    クライアク「もど、らない?」

    スター「まさか、戻るのは階段とかいうその世界だけだとか?」
    肉『ぶぎ!?!?』
    クライアク「ははは…やった!やったぞ!ははは!!」
    クロへ「まぁそうだよな、もしこの世界で戻るようだったら俺は100回くらいこのカーバンクルと入れ替わってるぞ」
    スタ「…もうこれは神に頼むしかないな」

    ラン先生の診察所

    ラ「成る程、大体わかりました」
    ク「主神辞めてください!お願いです!私には使命があるのです!」
    ラ「でもこの方は困ってるんですよ」
    肉塊『!』コクコク
    ラ「でもこのまま肉塊にしておくのも色々手にあまりそうですし…あ、そうだ。こうしましょう」

    ラングは魔法をつかった!

    肉塊はクライアクの姿に変化した!

    ラン先生「流石にガンダルヴァの姿までは性質上戻せませんが、『トウビョウ』という種族の姿にする事はできました。これでいいですね」
    クラ「……わかりました」
    スタ「羽が無くなるのは嫌だろうけど、今は他に飛べる方法は幾らでもあるって」
    ラン「いきますよ」

    真ん中「…ん…戻った…戻ってる!?やった!」
    クロへ「やっぱこっちのクソ生意気な顔の方が良いな」
    真ん中「ぶぎゅう💢」ガブッ
    クロへ「いてぇ!!」

    スタ「どうだ新しい体は」
    クラ「慣れるまで時間がかかりそうだ」
    ラン「…クライアク、あなたが並行世界の謎を研究してたのは知ってます」

    ク「夢を見たのです、大きな髪の毛があるタイプの子供が私やスターのトイを持って『デストロン』『サイバトロン』という世界に分かれてごっこ遊びをしてるのを。私にはそれが『本当の』私達に思えて仕方なかった…それが並行世界のどこかでは無いかと研究をしていたが…間違いで私はあの世界についた」

    ラン「貴方が真実を知りたいのは分かります、けれど…一線を超えると私達の凡ゆる概念が壊され消える可能性があるから私は並行世界の行き来を禁じているのです。…他の世界では異世界からの侵入者に手痛い目に合わせられましたしね」
    ク「主神…」

    ラン「それに貴方が間違いでついた場所は私の目の届かない全く別の世界。ここに迷い込めば何が起こるか貴方も十分分かるでしょう」
    クライアク「…神の助けさえ届かない…のですね」
    ラン「そう、だから…もうこのような事はしないで。あの子の為にも。…おかえりなさい、クライアク」

    スター「…おかえり」
    クライアク「スター…ただいま」
    ラ「…それにしても、あの肉塊はこの世界の生き物では無いのにどうしてここに戻ってこれたのでしょう…」
    真ん中「これのおかげじゃない?」

    『カーバンクルドール(小)』

    クロ「またぬいぐるみが増えた」
    真「元々あったの!」
    クロ「は?」

    真ん中「思い出したんだけどぷきゅ毛で🐱🐧のお姉ちゃんがぬいぐるみ作ってくれるっていうから、毛を渡して作って貰ってたんだよね。その帰りで変な階段の世界に入っちゃって…よく分からないけど奇跡が起きたんじゃ無いの」
    ラン「…ガバシナリオ過ぎません?」
    クロへ「無粋な事いうなよ」

    真ん中「兎に角あの世界にはもう行きたくないから!それだけ!あ!おばさんは後でお詫びに奢って!じゃ、ぬいぐるみを弟にあげなきゃだから!」
    クロへ「おい待てや」
    ラン「お気をつけて。さて…言われたからには塞いで置かないと…」
    クラ「おばさん…」
    スター「間違ってはいねぇだろ」

    本家

    末っ子「ぷきぃうーーー!!」カーバンぬい抱っこしてワタワタ
    真ん中「喜びすぎだし」
    うえにいちゃ「📷💥」
    真ん中「こっちは撮りすぎ!」
    クロへ「おい、お前ら当主が海老チャーハンお昼に作ってくれたぞ」
    真ん中「お昼?…あの世界には結構いたのにまだそんな時間なのか…」

    デ家

    スタ「帰ったぜぇ」
    サンクラ「お帰りー…あれ?!」
    クライアク「…やぁ覚えているか」
    スカワ「あんた…スクリーマーの…」
    ク「色々あってな、戻ってきた。今までスターをありがとう…」
    ス「別にそんなの俺らにいう事じゃ…」

    メガじじ「スタースクリーム!花の水やりが終わっとらんぞ!」

    スタ「ちょっと野暮用があったんだよ!」
    メガ「またゲームのイベントとか言うのではあるまいな…おや?」
    クラ「どうも…」
    メガ「あぁ、これは見苦しいところを見せてすまない、ご婦人。…どちら様で?」
    スタ「あー…俺の母さん?」
    クラ「母さ…!?」
    メガ「ほう…」

    ガッシャーーーーン!

    レザウェ「」ワナワナ
    サンクラ「…あー…レーザーウェーブ?トマト冷麺落としたぞ?」
    レザウェ「母さんとはなんだ!?どこの泥棒猫だ!?メガトロン様の何なんだ!?お前は!」
    クラ「え?は?」
    メガ「落ち着けレーザーウェーブ!」
    レザ「スタースクリームのママはこの私だ!」
    スタ「ちげえ!」

    真ん中「…そのあと隣の家が少し騒がしかったけど1時間くらいしたらレザウェおじさんとおばさんがお互いぺこぺこしあってた。何あったんだろ。
    で、おばさんはというと、今の身体に慣れるのと贖罪の為に天界で預かりの身になるんだってさ。まぁいいんじゃない?…という訳でこのお話は終わり、じゃ!」








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