年中松と学校の怪談女子高生が学校の怪談の話題で盛り上がっている。
JK「私の小学校にはね『チョロ松くん』っていう怪談があったの」
チョロ松くんは6つ子でいつも皆で遊んでた。
この日も学校で放課後にかくれんぼをしてたんだけど、チョロ松くんと1人の弟がたまたまその日にケンカしちゃってかくれんぼ中も雰囲気悪いままだったんだ。
鬼になった弟はチョロ松くんを怖がらせてやろうと他の兄弟に嘘をついてチョロ松くんだけを残して先に帰ってしまったの。
チョロ松くんも隠れたまま居眠りをしていて気が付いたら真っ暗な学校に一人きり。
「皆どこいったの!?僕を置いていくなんてひどいよ!・・・・あ」
パニックになったチョロ松くんは階段で足を踏み外して、帰らぬ人になっちゃった。
それから遅くまで学校に残っているとチョロ松くんが現れて聞いてくるの
『僕を迎えにきてくれたの?君は…………何松?』
そこで名前を間違えちゃうとチョロ松くんに殺されちゃうんだって!
キャーキャー騒いでいると一人の男子生徒が急に割り込んでくる
「・・・うるさいよ。そんな子供の作り話で金切声あげないでくれる・・・?」
JK「はぁ~?何よ松野!あんたには関係ないじゃーん!」
あいつって名前”一松”だよね。チョロ松くんと何か関係あったりして
「行くのか・・・?一松」
「何かで読んだんだけど、幽霊ってのは怪談話によってこの世界に縛られて成仏できなくなるって・・・今でもあの話を知っている人を見かけると、それでずっとチョロ松兄さんがあそこに」
「ごめん・・・俺がずっと決断できないでいて・・・・・」
チョロ松をあそこに縛り付けているのは俺だ。
仲直りがしたい。けれどそれをしたら今度こそチョロ松とはお別れになってしまうのが恐くて・・・今日までずっと、それがチョロ松を苦しませていると分かっていながら・・・
「俺たちは大丈夫だ。それにちゃんとチョロ松に伝えないとな」
『きみは・・・何松・・・?』
「俺だよ・・・一松だよ。チョロ松兄さん」
「迎えに来たよ」
「ごめん・・・ごめんね」
NGシーン
謝ったが許さないとぶん殴られる一松。一松もブチ切れて幽霊と人間の殴り合いに発展する