『どうです私の磨き上げた短剣は!』パラレル。数千年後とかではない。
ぐるっと一周まわって中世的世界。吸血鬼が貴族で人間を支配。かなり空気停滞してる。
2000年近くニートしてるド。公に出来る趣味もなく(オタだから)一族から心配されてる。
ある夜気まぐれで出た人間の貧民街/娼窟で、ロを見つけ、拾う。
良い素材ゲトしたとドは、気に入りの古い物語(ロナ戦)退治人を再現しようと、原石であるロを磨く。外見だけでなく銃の腕前とか口調までそっくり教え込む。
ロは自殺念慮持ち(借金とかで死ねない)。これが済んだら楽にしてやる約束をする。ロは殺してくれると思っている。ドはこれで引きこもって使い魔とかにしてイチャイチャできるぞーぐらいな感じですれ違い。
んで、久々の一族の集まりに顔をだして、どうです私の仕上げた作品は(滅ぼした筈の天敵たる退治人が今わたしの手で甦ったのですよホホホ)と見せびらかす。
銀髪と青い瞳は吸血鬼にとって忌み色で、十字架モチーフとか満載なのでまあいわゆる中二病。
これでドン引きイタイ扱いされて、社交関係スルー出来るつもりが、まさかのロがとんでもなく受けてしまう。
なんせ吸血鬼は根本的に綺麗なものが好き。そんで退屈してるとこに面白そうな玩具である。
引っ張りだこになって、うちの領地においでいやうちにと、あっという間にご予約が埋まってく。招かれたら退治ごっこやら何やらで大歓待。
(私100年ぐらい休みたかったのよーだからちょっと表向きと退治されたって事にして、ね?とか)
エーンお前お披露目したなら殺してくれるって言ったじゃないかー!
言ってないぞ取り合えず目先の雑魚を何とかしたまえー-!!
塵になってロと同化したド。なんでシリアス昏い話目指したのにポンチになるか。
そしてこれまんまD(ハンターの方)じゃね?って気づいて封印。
その後、畏怖畏怖クラブ読んで轟沈