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    calmdestorm2

    @calmdestorm2

    二次創作ファンアート置き場 ↑20
    イラスト、マンガ、小説ごっちゃごちゃ
    基本アナログシャーペンで落描き、たまにペン入れしたりデジタルだったり

    メインジャンル:フーファン・ダメプリ・94・ロマサガ
    他にも気になったものはなんでもモグモグします

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    calmdestorm2

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    【腐】ノエクジ
    すけぇべぇに至るまでの話。
    思っていたより甘ーーーーーい!!な感じになった。

    #ノエクジ

    風呂上がり、バスタオルで髪の毛をわしわし拭きながら部屋に入るクジンシー。
    椅子に座っていたノエルは振り向き、目を細める。
    ノエルの服を借りた姿だったのだ。(いわゆる彼シャツ状態)

    「自分の服はどうしたんだ?」
    「出すの面倒くさかったから借りた」

    悪びれる様子もなく、クジンシーはそのまま寝台へダイブする。

    「こら、髪がまだぬれているぞ」
    「ちょっとくらい、へーきへーき。
    どうせまたすぐ入るんだしさ」

    クジンシーはごろんと横になり、ニヤニヤしながらノエルを見つめる。

    ぬれた艶やかな髪、湯上がりでほんのり色づいた頬、服の裾からの素足をわざとらしく見せつけて。

    「ノエル」

    早く。と甘い声で呼びかけてくる恋人に、ノエルはため息をつき立ち上がり寝台へ行き……
    そのままクジンシーに背を向け横に寝転がり布団をかぶった。
    あり?と疑問詞を頭に浮かべ、「いやなんで!?」と勢い良く起き上がり文句をたれるクジンシー。

    「その気が無くなった。
    今日はこのまま眠らせてもらう」
    「なんで!?俺なんかした?!」
    「悪いが、だらしのない奴は好きではない」
    「そんなー!!」

    ノエルに飛びつき、やだやだと駄々を捏ねるクジンシー。
    布団を引っ剥がし上に乗っかるクジンシーに、わざと覚めた視線を向けるノエル。
    うっ……とクジンシーが押し黙った隙を見て、ノエルは相手の肩を掴みグルッと回り、身体の位置を逆転させる。
    押し倒された状態になり、やる気になった?と期待するクジンシーだが、ノエルはそのまま身体を起こしてしまう。

    「ノエルー!!」
    「どうすれば良いか……わかるだろう?」
    「………………」

    ノエルにジッと見つめられ諭されて、ブーイングをやめクジンシーはしぶしぶ上体を起こした。

    「……髪、乾かしてくる」
    「あぁ、待っている」
    「服もちゃんと来てくる」
    「いや……それは構わない」
    「…………………………興奮してんじゃん!!」
    「それはそれだ」

    バツが悪そうに顔を背けるノエルに、なんだよそれー!!と怒りながらも笑い抱きつくクジンシー。
    そのままキスをしようとするが、手のひらを押し当てられ阻止された。

    「こら、まだ乾かしてないだろう」
    「良いじゃんこれくらい」
    「ダメだ、けじめはつけなければ」
    「ノエルの頑固ー」

    「まぁそこが良いんだけれどな」と言い残し、クジンシーはバスタオルを手にして立ち上がるのだった。
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    calmdestorm2

    DONE【腐】ロマサガ2 ノエクジ
    10年以上くらい前に、人間時代のクジンシーが仮面をつけている理由を考えていた時に思いついていたノエクジネタ
    急に続きをしっかり思いついてしまったのでメモ……と思って書いてたら良い感じにまとまったのでふせったーにさらしてました
    肉付けしようかと思ったけど、このままの方が良さそうだから変更無しでここに載せます。
    (ちょっとグロいので、ダメな人はバックしてね)
    骨まで愛して※Attention※

    一部グロい表現があります
    どんな感じのグロさかは、第二形態で彼が持っている盾(で良いのかな?)のお姉さんの傷痕をイメージして大丈夫なら大丈夫なぐらい

    姿はエンサガで登場した紀元スタイル






    手に、首筋に、頬に、額に、唇に。
    この身体の至るところに余すことなく口づけを落とす恋人に、マメだなぁとクジンシーは少しズレて感想を胸に抱いた。

    「ノエル、キス好きだね」
    「君に触れていると、安らぎを感じるんだ」
    「ふーん」

    気の抜けた返事をするクジンシーだったが、仮面に触れられ「そこはダメ」と相手を制止する。

    「やめときなよ。
    知ってるだろ、この下がどうなっているか」
    「ああ、だからこそ見たい」
    「……どうしても?不気味だよ?」
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