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    遊亜(ゆあ)

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    遊亜(ゆあ)

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    ◆Distorted Love◆

    りんひR-18小説

    ※この小説は18禁かつ盗撮の描写があります。この先を読む場合はご理解の上お願いします。

    ※今回の小説を加筆修正し、盗撮りんひをテーマにした本を10月のりんひプチオンリーで販売予定です。

    #燐一
    only

    Distorted LoveDistorted Love



    最愛の弟である天城一彩のことを監視したいと思い始めたのはいつからだろうか。忌々しかった故郷を出る時に兄弟以上の関係性を願う想いは捨てたはずなのに。俺を故郷に連れ戻そうと追い掛けてきた一彩は、今ではアイドルとして活躍するようになった。MDMを終えて和解した俺達は少しずつ兄弟としての関係を再構築している。ユニットは別々であり、関係性を再構築しているが、まだ一彩と2人だけで過ごすにもどう振舞っていいかわからず、今でも時々冷たくあしらってしまう。酔ったフリをしでもした時だけは、あいつの前で素直な自分でいられるのに。
    4年以上も離れ離れになっている間に、あの頃はまだ小さくてかわいらしかった姿も、すっかり見目麗しくなっていた。雑誌の王子様系男子特集に抜擢されるくらい、眼はぱっちり大きく、王子様系に相応しい端正な顔付き。同じ緋色の髪は俺とは違ってふわふわのくせっ毛なのに上手い具合にパーマがかかってるように見える。兄弟以上に愛してるのを差し引いても、人を惹きつけるビジュアルだ。おまけに性格は素直で愛くるしい。こんなに愛すべき存在、放っておかれる訳がない。四六時中一緒にいられるはずもなく、かといってこちらからこまめに探りを入れる訳にもいかない。いっそ監視でも出来れば、好きな時に一彩の様子を把握出来るのに。さすがにそれを実行するには気が引ける。他に対応策も思い浮かばず、ため息を吐くしか出来なかった。



    転機は突然訪れる。ある日、フラリと入った居酒屋のテレビから流れる映像が俺の心で持て余し気味だった事を実行するキッカケをくれた。地下アイドルの女子高生が男性ファンから貰ったぬいぐるみの中に小型の監視カメラが仕込まれていたニュース。ライブやイベントに足げく通っていた男性ファンからのプレゼントだったから何も疑わず受け取り飾っていたという供述を聞いた瞬間、もしかしたら俺が一彩に同じ事をしたら何も疑われる事なく監視出来るのではないか。
    そこから、一彩に怪しまれずに設置出来る監視カメラを探し回った。さすがに監視カメラを仕込んだぬいぐるみを渡すのは躊躇し、男性の部屋にあっても違和感がないものを探す。適度な大きさと解像度、音声も収録出来るもの、バレずにカメラを充電出来るもの――全てを満たすものを見つけるのに手間取るが、3日ほどかけて俺の目に適うものがようやく見付かる。シンプルな見た目のデジタル時計に小型の監視カメラが設置されていて、コンセントを挿して使うタイプ。これならプレゼントとして渡し、設置してしまえばバレない限りこちらのもの。早速注文ボタンを押して購入した。これが届いてから行うことを想像すると、俺の背中がゾクリと粟立つ。少しばかりの罪悪感と、遥かに上回る期待と高揚感。あとは一彩が星奏館にいるタイミングでこれをプレゼントしてやればいい。早く実行するタイミングになればいいのにと心が沸き立つ。
    都会のサービスは便利だ。スマホから注文したものが翌日にはもう受け取れる。故郷とのオンライン会議の為に使っているタブレットに、監視カメラからの映像と音声を転送するように設定し、デジタル時計に擬態した監視カメラにSDカードを差し込み、あとは実行するのみ。一彩と同室のニキとひなたがいない時を見計らって、一彩と会う約束を押さえた。



    約束した日を迎え、カモフラージュを兼ねてパチンコ屋の景品で貰ったお菓子とデジタル時計に擬態した監視カメラを紙袋に入れて一彩の部屋を訪れる。軽くドアをノックすれば、何も知らない最愛の弟くんは勢いよくドアを開けて飛び付いてきた。兄さん!と無邪気に俺を呼んでくれる。嬉しそうに俺の手を取り、部屋の中に招き入れてくれた。後ろ手でドアを閉めれば、一彩が使っているベッドに座るように促される。
    「兄さんが僕の部屋に来てくれるなんて嬉しいよ!」
    「この前パチンコ行った時に結構当たったから、お前にお菓子とかやるよ」
    持ってきていた紙袋を渡せば、こいつの好きなレモンクリームのビスケットやレモン味のグミが出てきて目を輝かせている。この顔を見られるのは嬉しいが、今日の本題はこれじゃない。紙袋の底にあったデジタル時計を一彩が取り出し、不思議そうな顔をする。
    「お前、目覚ましはスマホのアラームしか使ってないっしょ。パチンコの景品で目覚まし時計があったからやるよ」
    「いいのかい、兄さん!僕の為に選んでくれたなんて嬉しいよ」
    「設置してやるからちょっと待ってろよォ」
    目覚まし時計兼監視カメラのコンセントを挿してから、この部屋で一彩がよくいる位置が映りやすいように一彩のベッドボードの上に載せる。時計の時間を設定しながら、監視カメラも起動させる。この瞬間からこの部屋での一彩の様子は常に撮影されるのだ。思わず喉がゴクリと鳴りそうになるのを抑えた。一彩に目覚ましの使い方を説明すれば、すぐに理解してくれる。
    「明日からこれを使って起きるよ!兄さんに起こして貰うみたい」
    「おいおい、これは俺じゃなくてただの目覚まし時計っしょ」
    ふわふわした髪をぐしゃりとかき回してからぽんぽんと優しく頭を叩けば、はにかんだ笑みを浮かべている。今この瞬間も監視カメラで撮影されてるなんて知る由もない一彩に少しだけごめんなと思いながら、監視カメラの映像を確認する為に今日はもう帰ることを告げた。
    またな、と告げて部屋を出て、自室に戻れば同居人は不在で思わず安堵の息を漏らす。監視カメラの映像を確認しようとタブレットを取り出してチェックしたら、今の一彩の部屋の様子も、先程のカメラを設置した後の様子も、鮮明に撮影されていた。机に向かって宿題を終わらせようとしてる姿をカメラ越しに眺めれば、これからは会えない時でもこうして確認出来るとジワジワと興奮が俺の頭と身体を蝕んでいく。



    しばらくの間は監視カメラに映る映像は何気ない日常の風景だらけ。ニキやひなたと楽しそうに過ごしている様子を見れば、その場に俺がいないことに寂しさと嫉妬を覚える。一彩が1人で過ごしている姿を見れば、離れている間の様子をいつまでも眺めたくなる。Crazy:Bの仕事も個人の仕事も、お払い箱になる寸前と比べれば有り難いくらいに増えている今、監視カメラ越しに一彩が何をしているか確認する事が俺にとって息抜きと密かな楽しみとなっていた。どんなにクタクタになっても、監視カメラの映像をチェックすれば愛しい一彩に会えるだけで疲れも和らぐ。
    監視カメラを設置して約1ヶ月。今日も一彩の何気ない日常の様子が映ってるはずと思い込んで映像をチェックすると、息が止まりそうになる。今日はニキもひなたも帰りが遅いとわかっているのか、ベッドの上でスマホを弄っていた一彩が突然穿いていたデニムとボクサーパンツをずり下ろしてまだふにゃりとした陰茎が外気に曝される。んっ、と小さく声を上げながら緩く陰茎を上下に扱き出す。だんだんと立ち上がるソレを気持ちよさそうに扱く姿に思わず唾を飲み込む。いつまでも小さくてかわいい一彩と思っていたが、現実の一彩はもう16歳の高校生だ。健全な男子高校生ならオナニーするのは普通であり、同室の奴らがいない時は性欲を発散出来る貴重な時間。そうわかっても目を逸らす事なんてできない、したくない。弟のオナニー映像に釘付けになれば、更に信じられない事が起きた。
    「••••••あっ••••••にい、さ••••••ん••••••っ」
    一段と熱を帯びた声で俺を呼ぶ。あいつは俺が兄弟以上に愛していることを知らないはず。それなのに、今流れている映像では俺のことを口にしながら気持ちよさそうにオナニーをしてる姿がよく映っている。こんなに刺激的な映像見続けているせいか、いつしか俺の股間もズグンと熱を帯び痛い程張り詰めている。画面の向こうのあいつは、俺の名前を呼び続けながら自分の陰茎を弄ることに夢中だ。
    「マジかよォ••••••」
    この映像がリアルタイムなら、今すぐ一彩の元に駆け付けて襲ってやりたいくらいだ。残念ながら6時間程前の映像であり、俺は仕事の都合で遠方のホテルに泊まっている。間違いを犯すリスクから切り離されてる環境に安堵と苛立ちを感じながら、昂っている俺自身の陰茎を取り出して激しく扱き出す。タブレットの画面内で喘いでいる一彩は、限界に達したようで勢いよく白濁した液を放ち、精液に塗れた掌と下腹部をそのままで横になり放心状態だ。普段のかわいくて天真爛漫な一彩とは違い、妖艶さをまとった姿を見せつけられ、弟の名を呼びながら俺も自分の掌に精を思い切り放った。



    恐らく一彩も俺の事を兄弟以上に見ているとわかったのに、2人の関係を縮めようとする勇気もキッカケもまだ持てないまま、月日が流れる。あの日のように時々一彩のオナニーの様子が撮影されれば、その姿に欲情して画面を見ながら一緒にオナニーをする。現実世界では少しずつ距離が縮まり、仲がいい兄弟という位置付け。一彩が俺の名を呼びながらオナニーしてる事なんて全く知らないフリをし続けていた。知らないフリが強制的に終わりを告げる出来事が起きてしまった。
    クリスマスを迎える数日前に、以前寮として宛てがわれていた旧星奏館のCrazy:Bの部屋で故郷とのオンライン会議を行った時に事件は起きた。退屈な会議を終え、タブレットのオンライントークアプリを終了させた時に消したつもりだった一彩を監視していた映像が表示されていた。俺の隣でオンライン会議に参加していた一彩が、自室での自分の姿がタブレットに映っている事に疑問を投げかけた。
    「ねえ、兄さん。どうして僕が部屋にいる時の映像があるんだい?」
    一彩の部屋に足を運んだ事はこれまでに何度かあるのに、一彩の目の前で動画を撮影した事なんて1度もない。せいぜいSNS用に2人で写真を撮ったくらいだ。言い訳を探したが、一彩を納得させられるような言い訳など見付からず、窮地に追い込まれた気分になる。なんで?と混乱しながら質問攻めされ続け、誤魔化しきれないと諦めざるを得ない。観念した俺は、一彩に監視カメラを設置していた事を打ち明け始めた。




    「う、そ••••••」
    信じていたはずの兄に許可なく監視カメラを設置されていた事実を突き付けられた一彩は、顔がどんどん青ざめてきた。こちらが気の毒になるくらい、カタカタと身体が震え始めている。
    「悪ィ、俺がいない時のお前が気になって魔が差した」
    最愛の弟にきっと嫌われる、愛想を尽かされる覚悟を抱えて謝罪の言葉を繰り返す。黙って盗撮され続けたなんて、気持ち悪がられても仕方ない。口汚く罵倒されても仕方ないと腹を括っていたのに、一彩の反応は思いもよらないものだった。
    「••••••僕の、気持ち悪いとこ••••••見てるよね?」
    「気持ち悪い?」
    監視カメラの映像の中の一彩に対して気持ち悪いと思うことなんて1度もない。何を指して気持ち悪いなんて言うんだ、と思った瞬間、1つの可能性が首をもたげる。きっと俺のことを呼びながらオナニーしていたことだろう。初めて観た時は想像もしておらず混乱したが、兄弟以上に愛しているこちらとしては喜ばしいだけだ。息をひとつ大きく吸い、かわいそうなくらいにカタカタと震えてる弟をそっと抱き締めた。
    「俺を想ってシてたお前の事をかわいい、嬉しいと思ったが、気持ち悪いなんて思った事ねェよ」
    優しく背中をトントンとさすりながらなだめれば、今にも涙が零れそうな大きな瞳がひときわ大きく開いた。自分が盗撮されていた事に憤りもせず、痴態を見られた事を怖がるなんて優しすぎるくらいだ。大丈夫だぞと声を掛け続けていれば、ようやく安心したのかゆっくりと俺の背中に一彩の腕が回されていく。
    「大丈夫だからな、一彩。でもその代わり約束して欲しい事があるンだがいいかァ?」
    「どんなことだい?」
    キョトンとして俺を見上げる一彩に、悪戯っぽく微笑む。
    「これから先、俺の前でオナニーする事。もちろん、俺を使ってなァ」
    「えぇ!?そんなのできないよ!恥ずかしいしすぎるよ!」
    また泣きそうになりながら、困ったように形のいい眉が下がる。
    「一彩、よく聞け。俺だってお前と同じなんだよ。ずっと前からお前の事が好きで、触れ合いたいと思ってた。なァ、一彩。これは俺からの頼みでもある。お前だけじゃない。俺も、一彩と一緒にしたいんだよ」
    一彩の目を見て真剣に伝える。一彩はというと顔を真っ赤にして口をパクパクさせている。
    「ほら、一彩。こっち来いよ」
    俺が使う二段ベッドの端に移動して手招きすると、恐る恐る近づいてきた。そのまま腕をグッ引いて抱きしめると、ビクッと肩を震わせる。
    「大丈夫。何も怖くないからなァ」
    耳元で囁けば小さく首を縦に振る。
    「よしよし。良い子だ。じゃあ脱がすぞ」
    オンライン会議の為に故郷の服を着ていた一彩の帯に手をかけ、ゆっくりと外していく。その間も一彩は何も言わずにされるがままになっている。全て外し終えて下着ごと取り払うと、緩く勃ち上がった陰茎が現れた。
    「一彩、触ってもいいか?」
    「うん」
    そっと握り込むと一彩から声にならない吐息が漏れる。ゆっくり上下に扱けば徐々に硬度が増していき、先端からは透明な液体が流れ出てきた。それを掬い取って全体に塗り広げるようにして扱いていくと一彩の腰が揺れ始めた。
    「あっ、兄さんっ••••••んぅ、ふぁ」
    快楽に身を任せている姿はとても艶やかで綺麗だと思った。もっと乱れさせたくて、鈴口に親指を押し当てぐりぐりと刺激すると、一際高い声で鳴く。
    「ひゃうっ、そこ、だめぇ••••••あぁ、あん」
    裏筋をなぞるように指を動かすと身体を跳ねさせる。もう限界が近いのか、扱き上げる度に白濁とした液が溢れてきた。
    「兄さん、にぃさん、もう出ちゃう••••••」
    「いいぜ、一彩。出せよ」
    「兄さん、好きっ、大好きぃ、ああぁー!!」
    勢い良く吐き出された精を掌で受け止めて、余韻に浸っている一彩に見せつけるように舐め取る。
    「苦ェな」
    「兄さん!?何やってるの!?汚いし不味いでしょ!」
    「まァ確かに美味くはねェけどさ、俺は好きだぜェ」
    慌てる様子が可愛らしくて思わず笑みを浮かべてしまう。ティッシュを渡してくれたのでありがたく拭う。一彩はというと、信じられないという表情をしている。何か変な事を言ったか? と首を傾げていると、突然抱きつかれた。訳がわからず戸惑っていたら、ちゅっ、と唇が合わさった。すぐに離れていったが、目の前には頬を赤く染め、瞳に涙を溜めながら微笑む一彩がいた。とてもかわいい。堪らずまたキスをする。今度は舌を差し入れて口内を犯していく。驚いた一彩が逃げようとするが、頭を固定して逃さない。上顎を撫で上げ、歯列をなぞり、逃げる舌を追いかけ絡める。しばらくそうしていると苦しくなったのだろう、ドンドン胸板を叩かれる。名残惜しかったが解放すると銀糸が伸び、プツリと切れた。はぁはぁと荒い呼吸を繰り返す一彩の目尻に浮かんだ雫を舐める。塩辛い筈なのに甘く感じるのだから不思議だ。
    「一彩、続きしても平気か?」
    一拍置いてコクリと頷いたので、こんな時が来てもいいように用意していたローションを取りに行く。固まっている一彩を二段ベッドのマットに押し倒し、脚を広げさせて間に割り入る。ローションを掌の上に垂らし、人肌程度になるまで温めてから後孔に触れると、そこはヒクついていた。後孔の周りもローションを塗りたくり刺激してから中指を沈めていく。思ったよりもスムーズに入っていったので続いて2本目も追加する。2本目も難なく飲み込み、3本目を挿れたところで一彩の顔を見ると眉を寄せていて、辛そうだ。
    「痛いか?」
    「ちょっとだけ。でも大丈夫だよ」
    強がりを言う一彩を愛おしく思う。少しでも気が紛れるよう萎えてしまっている陰茎に手を這わせて刺激を与えつつ、再び後ろを解していく。
    「あっ、んぅ••••••ふっ」
    しばらくしてある一点を掠めた時、明らかに一彩の反応が変わった。ここか、と思い執拗に責め立てると悲鳴のような喘ぎ声が上がった。
    「やあぁ、そこ、ダメぇ!おかし、くなる••••••あぁ!」
    「おかしくなっても大丈夫だから」
    安心させるように声をかけると、一彩がおずおずと首に腕を回してきた。
    「うん、にいさん、いっしょ、に••••••」
    「ああ、一緒に気持ちよくなろうぜ」
    指を引き抜いて自身のモノを取り出すと、一彩の後孔にあてがい一気に貫いた。
    「あぁー!!う、ぐっ••••••にい、さ、くるしいっ」
    「悪い、もう少し我慢してくれ」
    「だいじょ、うぶ、にい、さんなら、ぼく、なんでも受け入れられる••••••」
    健気にそんなことを言うものだから、さらに大きくしてしまう。一彩は繋がっているところの違和感と痛みに顔をしかめているが、ちゃんと受け入れてくれている。そのままゆっくりと腰を動かし始める。最初はキツくて動かすこともままならなかったが、段々と慣れてきて動きやすくなってきた。前立腺に当たるように角度を変えて突くと一際高い声で鳴いた。
    「ああ、あん••••••にいさ、兄さん••••••」
    「一彩••••••」
    名前を呼んでやればふわりと嬉しそうな顔になる。それが可愛くて何度も名前を呼んだ。次第にお互い余裕が無くなっていき、絶頂を迎えるために激しくなる抽送に一彩がついていけなくなる。
    「兄さん、もう、だめ••••••イっちゃう」
    「いいぜ、俺もそろそろ限界だァ。一緒にイこう」
    ラストスパートをかけて最奥までグッと突き上げる。その衝撃で一彩は達してしまった。同時に俺も一彩の中に欲を放つ。全て出し切るように何度か往復させ引き抜くと、一彩が切なげな声で鳴くのでもう一度押し入ってしまいそうになったが何とか耐えた。2人分の精液を掻き出すため部屋に備え付けのシャワールームに連れ込み、シャワーをかける。ついでに身体も洗ってやった。
    「ありがとう兄さん」
    「どう致しまして。これで少し楽になったか?」
    「ウム、大分良くなったよ。でも身体は痛いね」
    「そりゃ初めてヤッたんだから痛みも残るだろ。とりあえずちょっと寝とけ」
    タオルで優しく一彩の身体を拭いてやれば、うっとりと気持ちよさそうな顔を見せてくれる。
    「わかったよ。ねえ、兄さん」
    「なんだ?」
    「愛してるよ」
    とびきりの笑顔で愛を告げられれば、俺の心がドキリと高まり、頬が一気に熱くなった。
    「知ってる。俺の方が愛してるけどな」
    「フム、僕だって負けないよ」
    「キャハハ!じゃあ勝負すっかァ?」
    「望むところだよ」
    クスクスと笑い合いながら抱きしめ合ってどちらともなく眠りにつく。



    想いが通じあったから一彩の部屋に設置した監視カメラはなくてもいいと思ったのに、そのままでいいと制止されてしまった。一彩の様子を画面越しに確認出来れば俺が安心出来るだろうと。なんて出来ている弟なんだ。
    一彩の考えはそれだけに留まらなかった。Crazy:Bの全国ライブツアーが始まり、一彩と離れ離れで1週間程過ごす為に持参したタブレットで今日も一彩の様子をチェックする。既に撮影済みの動画を開けば、同室の奴らが誰もいないようで一彩が生まれたままの姿でベッドの上に座っている。監視カメラが搭載されているデジタル時計の角度を調整してから、、甘ったるい声でカメラに話しかけている。
    「兄さん、元気にしてるかな?僕、兄さんが帰ってくるの待ってるから••••••帰ってきたらいっぱいしようね」
    カメラに見せつけるように腰を揺らしながら映像の中の一彩は陰茎を擦りだす。すっかり淫らになった姿に口許が緩み、スマホを手に取れば「愛してる」とだけメッセージを送った。

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    遊亜(ゆあ)

    DONE◆Distorted Love◆

    りんひR-18小説

    ※この小説は18禁かつ盗撮の描写があります。この先を読む場合はご理解の上お願いします。

    ※今回の小説を加筆修正し、盗撮りんひをテーマにした本を10月のりんひプチオンリーで販売予定です。
    Distorted LoveDistorted Love



    最愛の弟である天城一彩のことを監視したいと思い始めたのはいつからだろうか。忌々しかった故郷を出る時に兄弟以上の関係性を願う想いは捨てたはずなのに。俺を故郷に連れ戻そうと追い掛けてきた一彩は、今ではアイドルとして活躍するようになった。MDMを終えて和解した俺達は少しずつ兄弟としての関係を再構築している。ユニットは別々であり、関係性を再構築しているが、まだ一彩と2人だけで過ごすにもどう振舞っていいかわからず、今でも時々冷たくあしらってしまう。酔ったフリをしでもした時だけは、あいつの前で素直な自分でいられるのに。
    4年以上も離れ離れになっている間に、あの頃はまだ小さくてかわいらしかった姿も、すっかり見目麗しくなっていた。雑誌の王子様系男子特集に抜擢されるくらい、眼はぱっちり大きく、王子様系に相応しい端正な顔付き。同じ緋色の髪は俺とは違ってふわふわのくせっ毛なのに上手い具合にパーマがかかってるように見える。兄弟以上に愛してるのを差し引いても、人を惹きつけるビジュアルだ。おまけに性格は素直で愛くるしい。こんなに愛すべき存在、放っておかれる訳がない。四六時中一緒にいられるはずもなく、かといってこちらからこまめに探りを入れる訳にもいかない。いっそ監視でも出来れば、好きな時に一彩の様子を把握出来るのに。さすがにそれを実行するには気が引ける。他に対応策も思い浮かばず、ため息を吐くしか出来なかった。
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