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    wakako_sks

    なんとなく最近の落書きをアップしています

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    REHABILIむつきよ出来てないお話すでに夕暮れが近い。東の窓は桔梗色をしていて、開け放たれた南向きの窓からは斜めに橙がかった光が差し込んでいた。くっきりと窓の形に切り取られた橙色は、同じ着物の色をまるで黄金のように輝かせている。
    暑くないのかな。
    加州清光は強い西日の下で眠る男の妙にあどけない寝顔を見ながら思った。
    この本丸は――正確には拡張された二の丸にあたるが――二階建てで、一階には厨や風呂といった水回りがあり、二階にはいくつにも仕切られた部屋があった。以前、まだ本丸の規模がそこまで大きくなかった頃は刀剣男士たちがそこで寝起きしていた。今は空き部屋になっているが、こうして加州のように時々気の向いたものがうろうろとしていたりする。
    とはいえ今加州がここにいる理由はちょっと情けない。自室に口にするのも憚られるような虫が出たため、殺虫剤を焚いているので一時避難してきているのだった。
    すると先客がいた。があがあと大きないびきをかいて寝こけていたのは同じ刀剣男士のひとりである陸奥守吉行だった。別の部屋に移動してもよかったのだが、ひとりになるのはなんとなく心許なくて同じ部屋に留まることにしたのだ。
    加州は日の入ってこない部屋の 993

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    REHABILI以前にぷらいべったーに投下した五夏たとえるならウユニ塩湖。鏡面のように凪いだ海に白いテーブルクロスの掛かったテーブルセットが浮いていて、夏油はそこに腰掛けているのだった。どういう原理なのかはわからないが、そこではそれが自然なことだと理解している。
    周囲には何もなく、空と溶け合う水平線は夕焼けの赤に染まっている。少し上を見上げれば雲が折り重なり、淡く青に溶けてそこから藍。見事なグラデーションが描かれている。
    顔を正面に向けると、そこには五条のふぬけた笑顔があった。
    「何食べたい?」
    問われて、夏油はそうだ、ここはレストランなのだったと思い出す。
    「ラーメン半チャーハンセットと唐揚げ」
    「お前いつもそればっかだよな」
    半ば呆れた表情の五条がつぶやく。何食ってもいいのに。
    「俺はね、ステーキ丼とデザートにパフェ」
    五条がそう言った瞬間、影のようなものがあらわれ瞬く間にテーブルクロスの上に給仕がされていく。気づけばテーブルの上には馴染みの中華食堂のラーメンセットと、その三軒隣にあるステーキ屋のランチセットが並んでいた。
    「食べようぜ」
    いただきます、と手を合わせ箸を持つ。唐揚げを齧る。いつもに比べて味が薄いような気がして胡椒を 1193