📝役者パロ父水(仮)《ざっくり設定》
・あらすじ:
ゲゲ郎←(恋人役)→主演:岩子←(姉弟役)→水木という役どころで初共演して以来、年の離れた友人として仲良くなった三人。
結婚したゲゲ郎と岩子の間には子供が生まれ、水木を交えて更に交流を深める中で、病に冒された岩子は帰らぬ人となってしまう。
塞ぎ込むゲゲ郎を懸命に支え、子育てを手伝う水木は、彼の唯一無二の相棒的存在になっていく。
やがて無期限の芸能活動休止中だったゲゲ郎が復帰作に選んだのは、亡き妻がゲゲ郎と水木に当て書きしたブロマンスバディもので…!?
・時代設定:現代
《水木》
・十代→三十代
・十代の頃に街でスカウトされ、家計の足しになればと芸能界へ
・元は業界の片隅でモデル業を中心に活動していたが、縁あって岩子主演のドラマに出演したのを切っ掛けに芝居に目覚めた。まだまだ駆け出し
・友として、また後輩として、尊敬する夫婦に恥じない役者になるべく奮闘中
・ゲゲ郎とは本人の強い希望があって気の置けない友人として自然体でいるが、人前では節度を持って接する
・同じ男性俳優としてゲゲ郎に対して強い憧れを抱いており、どこか神聖視している節がある
・ゲゲ郎が人目を憚らず可愛がるため、ファンの間ではネタとして夫妻の長男的ポジションとして扱われていた(が、件の作品でゲゲ郎と主演を務めたのを切っ掛けに…)
《ゲゲ郎》
・年齢非公表
・妻の岩子とは遠い親戚
・長い間非公表で交際していた岩子と結婚してからは愛妻家として知られるようになり、妻と一緒に育休を取って暫く芸能活動を休止する
・彼女に引っ張られる形で自身も芸能界の仲間入り
・大体が岩子の「こんな役のあなたが見たいわ♡」という一言が決定打になるので、基本的には妻プロデュース
・本人は積極的に活動したい訳ではないこともあり、出演作は多くないが、出れば毎回話題を掻っ攫う
・アクションに定評があり、特技は殺陣
・バックについている家がでかいため、だいぶ好き勝手マイペースに活動している(本人無自覚)
・初共演時にド緊張していた水木が面白くて可愛かったので、以来大のお気に入り
・水木のことは年下の友人兼可愛い後輩兼お世話してあげたい弟分兼つい構いたくなるがきんちょエトセトラのように思っている(はずだった)
・水木の活躍は応援したいが、ラブシーンのある作品への出演は阻止したい。まだ早い!!といくつになっても言い続ける(ちなみにその手の作品に妻が出演するのも本当は反対したいが、束縛して嫌われたくないので泣く泣く我慢している)
・いつかのキスシーンのためと称して強引に練習台を買って出た挙げ句ファーストキスを奪ったり、二十歳の誕生日にスケジュールを抑えて初めての酒を呑ませたり(煙草はNG)、何かと水木の初めてを奪いがち
《岩子》
・年齢非公表
・マルチに活躍する超売れっ子俳優。男女問わず人気を集めるが、女性人気が強め
・芸歴では夫よりも先輩。姉御肌で好奇心旺盛、面白そうだと思ったことには何でも挑戦する
・監督や脚本の仕事にも興味があり、口癖は「いつか自分と夫で水木を取り合う作品を撮りたい」(水木は冗談だと思っているが本気)
・家業について、伝統に拘るばかりではいずれ廃れてしまうという危機感を持ち、間口を広げるために大衆芸能の世界に飛び込んだ
・自分はともかく家族と相手に迷惑を掛けたくないので、外では水木との距離感に気を配っているが、家族同然に思っている
・育休中に病を患い、帰らぬ人となるが…?
⇒岩子さんその後
・バイタリティに溢れまくり、やり残したことがめちゃくちゃ多いため、実は成仏せず現世に留まっている
・暫く夫婦で修行を積んだ結果、お互いに意思の疎通が可能になった(水木には内緒)
・夫が水木をやたらと気に入っており、年々拗らせていくのを、いつ自分の気持ちに気付くのかしら〜♡と温かく見守っていた
・女の自分と男の水木は全く別の生き物で比べようがない、という考えから浮気だとは思っていない。何なら自分だって水木が欲しい(…が、夫が両方に嫉妬しそうなので余計な手は出さないでおく)
《鬼太郎》
・ゲゲ郎夫妻の一人息子
・芸能活動には興味がない一般人
・赤ん坊の頃から家に入り浸っていた(正確には半ば強引に両親が招きまくっていた)水木のことを親戚だと思っていたが、大きくなってから実は赤の他人であったという事実に気付いてびっくり
・小学校に上がる前に母を亡くしてから、水木が自分と父を支えてくれたことを幼いながらによく覚えており、深く感謝している
・父たちの主演作は放送時間帯を理由に見せてもらえない
・少しずつ変化していく二人の関係に薄々気付いており、早く水木が本当の家族になればいいのにと思っている
《ゲゲ郎一家の家系》
・伝統芸能を継承してきた何代も続く由緒正しき家系
・元を辿れば神事芸能の担い手の一族であり、現代でも神通力や霊感のような不思議な力を宿した者が多くいる
・その中でもゲゲ郎と岩子は特に強い力を持つ
《三人の初共演作》
・主演:岩子
・配役:ゲゲ郎←(恋人役)→岩子←(姉弟役)→水木
・放送時間帯:ゴールデンタイム
・ラブあり、ロマンスありのお仕事ドラマ。視聴率・満足度共に好調で、右肩上がりのまま有終の美を飾る
・ドラマ初出演の水木はチョイ役ながらに光る演技をして、SNSでも話題になったため最終回までに少し出番が増えた
・クランクアップ時に我慢できず号泣し、ゲゲ郎と岩子に慰められる姿が公式アカウントにアップされてバズる
・円盤には三人によるオーディオコメンタリーが特典として収録され、こちらも売れに売れた
《ゲゲ郎の復帰作》
・主演:ゲゲ郎/水木(ダブル主演)
・原案・脚本:岩子
・放送時間帯:深夜帯
・育休兼療養中だった岩子が執筆していた作品のひとつ
・長い間芸能活動を休止していたゲゲ郎の復帰作であり、水木の初主演作となる
・怪奇現象を解き明かしていくバディもの深夜ドラマで、独特の世界観と濃密なブロマンス描写が話題を呼んで大当たりする。のちにシリーズ化、映画化も果たす(二次創作界隈では巨大ジャンルに)