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    やか(ヤカ)

    いろいろ詰め込む用
    一次も二次も健全もエロも。メギドが多いかも。
    X(旧Twitter):@mooncross215

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    やか(ヤカ)

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    アップし忘れた11月1日は何の日な話。
    トン→ソロっぽいようななにか。
    違いはよくわかってない。

    紅茶と犬の日(11/1)「うわっ」
    ソロモン一行がアジトに戻ると、広間のテーブルに多くの瓶が並べられていた。テーブルの周りにはニスロク、アリトン、サラ、フルフル、ダゴンがいた。
    「なにしてるんだ?」
    「アリトンさんがた〜くさん手に入ったそうで、お裾分けしてもらうところなんです」
    「紅茶ってこんなにいろんな種類があるんだな」
    それぞれの瓶にラベルが貼ってあり、名前が書かれていた。
    サラはアスモデウスに淹れるための茶葉を選び、ダゴンはお菓子作りに使うとはしゃぎ、フルフルとニスロクは料理への活用を考えていた。
    「ソロモン様、気になるものがあればいくつか味見されますか」
    「え、いいのか?」
    「勿論です」
    「でも名前だけだと違いがわからないからなあ。似た味だとわからないかもしれないし…飲み比べてわかるようなのを2つ淹れてもらっていいかな」
    「かしこまりました」
    アリトンは少し悩んだ後、2つの瓶を手に取り、見事な手さばきで紅茶を淹れた。味見用のためか普段よりも少なめにカップに注がれていた。
    「ありがとう。じゃあ…いただきます」
    1つ目は渋みの強さとコクを感じた。2つ目は花の香りが仄かに鼻をくすぐり、どこか蜜のような甘さを感じた。
    「すごい。紅茶なのに違いがハッキリしてる」
    「さすがです、ソロモン様」
    「アリトンが淹れてくれる紅茶が美味しいんだよ。ありがとう」
    ソロモンが満面の笑みを向けると、アリトンは目を細めて微笑んだ。
    「………犬だねえ」
    「犬ね。尻尾をぶんぶん振ってるのが見えるわ先生」

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