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    おまめさん

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    おまめさん

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    付き合ってない💛💜(学パロイメージ)が遊園地デートした話
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    #lucashu
    #mafiyami

     パレードも終わって、お客さんたちは名残惜しそうに遊園地の出口へ歩いていく。オレたちはまだ歩き出す気になれなくて、ベンチに座って帰っていく人たちを眺めていた。
    「僕、遊園地でこんな耳つけたの初めてだよ」
     シュウが呟く。シュウの頭にはキャラクターのカチューシャがまだついていて、それは入園してすぐ、二人で選んだお揃いのものだった。
    「よく似合ってるよ」
    「んはは、ルカも似合ってるよ」
    「服、乾いてよかったね」
    「風邪ひくかと思ったけど、全然大丈夫だったね」
     一番最初に乗った急流滑りが思ったより激しくて、しかも運が悪いことにオレたちは最前列に座っていたから、それはもうビショビショに濡れてしまったのだ。
     オレが乗りたいって言って乗ってもらったから、びっくりしてめちゃくちゃ謝ったけど、シュウはすぐ乾くよってケラケラ笑うだけだった。実際、すぐ乾いたし、…これは本人にはとても言えないけど、髪が濡れたシュウはいつもよりちょっと色っぽくて、ドキッとした。
    「そこで食べたさ、肉のやつ、オレ好きだったな」
    「ああ!美味しかったね。ほとんどルカが食べちゃうんだもん」
    「あれは一個ずつ買うべきだったよ」
    「そうだね」
     いつも上品なシュウが、骨つき肉にかぶりついていた。そりゃあ、そういうこともあるだろうけど、オレはそんなワイルドなのは初めて見たから少し驚いた。
     一人一個じゃ多すぎるからってシュウに言われて、二人で一つを分け合って食べたけど、美味しすぎてオレはちょっといっぱい食べすぎちゃった。
    「僕あれも好きだったな、4Dの」
    「ああ、よかったね。オレあの、足元わしゃって出てくる…なに?毛虫だっけ?すごいびっくりしちゃった」
    「んはは、めっちゃビクッてしてたもんね。見てた」
    「あれはびっくりするでしょ…」
    「思い出したらまた面白くなってきちゃった。あははは」
     映画館のような場所で、飛び出す映像と、それに合わせて起こる匂いや振動を楽しむアトラクションだ。虫が出てくるシーンで、足の部分に何かが当たるという仕掛けがあったんだ。
     それにびっくりしすぎたってだけの話なんだけど、シュウは楽しそうにずっと笑ってて。涙まで流すもんだから、オレもびっくりしちゃった。
    「あー…、はぁ、あっという間だったね」
    「うん…楽しかったな」
    「んへへ、楽しかったね」
     笑い終えたシュウが、ぼそっと呟く。その声が少し寂しそうに聞こえて、シュウも名残惜しいと思ってくれてるのかな、なんて都合よく考えてしまう。
     今日シュウと合流するまでは、好きな人と二人で遊園地なんて、めちゃくちゃ緊張して自分らしくいられないと思っていた。でも、それは大きな間違いだった。
     シュウと過ごす時間はとても素晴らしくて、楽しくない瞬間なんて一度もなくって、オレはいつも通りの自分でいられたし、時間が過ぎるのもとっても早かった。
     シュウも同じように思ってくれていたら、嬉しい。
     イルミネーションに照らされるシュウの横顔を見て、素直に、美しいと思った。ずっと見ていたいと思った。同時に、オレを見てほしいと思った。キミの瞳に、オレを映してって。
    「………」
    「…なに、どうしたの?」
     オレの視線に気づいたシュウが、こっちを向いて目を細める。
     一日中、楽しかったね。また来たいね。話したいも、笑うネタも、ずっと尽きなかったね。一日中二人きりでいて、緊張するどころか、好きって気持ちがもっと大きくなっちゃったよ。
     シュウの手を取る。顔を傾ける。唇を近付ける。喧騒が遠のく。二人だけの世界だ。
     おねがいシュウ。オレと同じ気持ちでいて。
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    ☺☺☺☺☺☺☺🙏🙏🙏😍😍☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺💕☺💞☺💞💞☺☺☺💕☺☺☺☺😍☺😍💘☺☺☺☺💕💜💜
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    DOODLE娱乐圈paro,本来想展开认真写的但是我现在只想要甜甜蜜蜜的糖!!超快速度写完了!毫无逻辑!错误一堆!一切都为了吃糖!😌
    吃糖Luca终于赶上了那趟车,他抱着自己的背包松了一口气,坐在座位上有些庆幸还好自己的跑得快。他摇摇晃晃地跟着巴士前往目的地,手里紧紧攥着那张以爆料明星隐私出名的杂志里撕下来的小道消息:“据透露,这场综艺的拍摄会在XX大厦门口取景,这场出席的有:……,还有某当红明星作为神秘人物出场……”
    Luca想着三天前自己迷迷糊糊快睡着了的时候Shu好像也在电话里轻轻地跟他汇报过自己的行踪,有说要拍个综艺,当个特别嘉宾,具体是什么倒是没有透露,虽然luca想着可能自己的确太困了记不清楚,但是shu也的确很少跟他讲清楚自己的工作安排。
    他们真的太久没见了,Shu接了一个户外真人秀节目,正好这段时间是漫长的外景时间,Luca百无聊赖地掰着手指数了数,差不多也有三个多月。他自己本身并不涉及娱乐圈,纯粹一个大学建筑系在读的男大学生,读书时候还算可以用学业麻痹,放了长假之后对方不在自己身边这个事实反而像把钝刀每天切割着自己的大脑。虽然以前也不至于如胶似漆蜜里调油,但是shu在彻底步入娱乐圈之前他们的确是一天之中和对方相伴的时间最多。
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